2014年9月21日（日）

『新生FFXIV』パッチ2.4の新しいインスタンスダンジョンや蛮神“シヴァ”などの詳細が公開!!【TGS2014】

　東京ゲームショウ2014のスクウェア・エニックスブースで、『ファイナルファンタジーXIV：新生エオルゼア』のステージイベント“FFXIV 出張プロデューサーレター LIVE in 幕張”が行われた。今回はパッチ2.4で実装される最新コンテンツについて触れた内容となっている。

　本題に入るまえに、先日に行われたパッチ2.38後のゲーム内容についていくつかの質問に答える時間が設けられた。その中でも一番反響のあったハウジングエリアにおいて、土地が足りずに家を買えないプレイヤーが多い現状について吉田氏は「パッチ2.4で土地の数を倍にしたうえで、今後もひたすら土地を足し続けていく」とコメントした。

■パッチ2.4のタイトルは“DREAMS OF ICE 氷結の幻想”に決定!!

　放送中に流れたトレーラーで、パッチ2.4のタイトルが“DREAMS OF ICE 氷結の幻想”に決定したことが明かされた。気になる新規コンテンツの情報は、インスタンスダンジョンから触れられ、新たに“氷結潜窟スノークローク大氷壁”、“逆襲要害サスタシャ浸食洞”、“遺跡救援カルン埋没寺院”の3つが追加されるとのことだ。


“氷結潜窟　スノークローク大氷壁”


“逆襲要害　サスタシャ浸食洞”


“遺跡救援　カルン埋没寺院”

■新たな蛮神“シヴァ”が登場！　従来の蛮神とは毛色が違った存在に？

　次に触れられたのは“シヴァ討伐戦”。最初に実機映像でバトルフィールドが公開され、氷に覆われた闘技場で冒険者を待ち受けるシヴァの姿を確認できた。高低差のあるマップのためか「まさか落ちるのでは？」と視聴者は不安な様子だった。しかし、その後の場面でバトルフィールドに戻れるような階段が確認できたことから、落下したら戦闘不能となってしまうタイタン戦などとはひと味違ったギミックが盛り込まれているかもしれない。

　シヴァとの戦いは、パッチ2.4で追加されるメインシナリオの中に盛り込まれており、物語においても重要な存在となっているので注目してほしいとのことだ。

　報酬面での質問に対しては、ラムウと同じく武器とアクセサリを用意しているとコメント。パッチ後はアイテムレベルの上限が現状より引き上げられるので、武器は極端に強いものにしないが、アクセサリに関してはしばらく主力装備になるものが手に入るとのこと。

　また、イフリート、ガルーダ、タイタンのように3種類の“極蛮神戦”を攻略することで1週間に1回報酬を得られるクエストに追加はないのかという質問には、やるとしてももう少し先になると返答していた。

■新クラス＆ジョブ“双剣士”と“忍者”が使うアクションの動画が公開！

　多くのプレイヤーから期待されている“双剣士”と“忍者”に関しても、ついに新たな情報が公開。アクションのモーションを確認できる動画が流された後に、細かい部分について寄せられた質問への回答が行われた。

　双剣士の使う“毒”は、召喚士が得意としている“DoT（Damage over Timeの略称で、時間経過ごとにダメージを与えていくもの）とはまったく別のシステムになるようだ。忍者は“印”という新しいシステムを使った“忍術”による攻撃がメインとなり、極一部のアビリティ以外に方向指定がされることはないとのこと。

　忍者は沈黙などさまざまな役割をこなせるようにもしてあると明かされたが、高いDPS値を維持しながらそれらを行えるかどうかは明言されなかった。また、アイテムを投げてダメージを与えるアクションはあるのかという質問に対しては、「コンテンツ攻略中にアイテムが尽きてしまうとダメージを出せなくなってしまうジョブになるので、そういったアビリティはない」とコメントした。


“双剣士”


“忍者”

　ジョブ取得には特に厳しい条件を設けることはなく、キャラクタークリエイト時の初期クラスに選べないので、まずはレベル10まで上げてクラスチェンジを開放してほしいとのことだ。

■第七霊災ストーリーのラストを飾る“大迷宮バハムート・真成編”！

　吉田氏はエオルゼアが新生する発端となった“第七霊災”のストーリーを締めくくる“大迷宮バハムート・真成編”にも触れた。「第七霊災ストーリーの物語部分のみを体験できる仕組みを実装する予定はないのか？」という質問に対しては「いつかやらなければいけない要素だと考えている」とコメント。

　さらに“大迷宮バハムート零式：侵攻編”と同じような高難易度モードについても「やるとしたらパッチ2.5で行い、クリアフラグも別にして多くのプレイヤーが挑戦しやすくするようにする」と回答した。

■結婚システムの正式名称は“エターナルバンド”!!

　“他のプレイヤーと固い絆を結ぶ”として、実装を控えている“結婚システム”について、正式な名称が“エターナルバンド”に決定した。細かい部分の調整を行っている最中なので、実装時期はパッチ2.45になる見込みとのこと。

■その他、既存コンテンツの調整案が明らかに!!

　はじめに“クリスタルタワー：古代の民の迷宮”が人数不足で挑戦しづらいという声に対して「トラッシュ（ボス戦の前に用意されている敵とのバトル）を撤廃し、もう少し少人数で挑戦できるように調整していこうか考えている」と回答。また、“極リヴァイアサン討滅戦”で得られる“水神の魔鏡”のドロップ率も入手しやすいよう調整されるようだ。

　PvPコンテンツについてもいくつか要望があり、「“フロントライン”でのマッチング後、人数差による有利不利をなくすために3つの陣営で人数が同じになってから試合開始にしてほしい」との声には「仕組みを大きく変えなければならないため、仕様を変更する予定はない。あまり厳密に人数を管理するより、とにかく回転をよくしていきたい」と吉田氏は語った。

　“ウルヴズジェイル”のマッチング精度の改善を求める声にも「まずはフロントラインに新しいマップとルールを追加してPvPの人口を増やし、将来的にウルヴズジェイルにもランキングボードのようなものを用意したい」と回答した。そして、パッチ2.4ではPvPランクの上限解放が予定されている。

　また、ジョブ調整として「竜騎士が使う“ジャンプ”のリキャストを……」といった具合にほんの僅かにだけ触れられた。

■“ファンフェスティバル”のチケット先行販売受付が本日9 月21日よりスタート！

　10月18日よりアメリカ・ラスベガスを皮切りに開催される『新生FFXIV』初の“ファンフェスティバル”。日本では12月20～21日の2日間、東京ビッグサイトで行われ、チケットの先行販売が本日9月21日より特設サイトで開始。販売形式は現在ゲームをプレイしている人のみを対象とした抽選販売となっており、9月29日23時59分までの受け付けられている。

■公式アートワークやアレンジBDMの発売など、2年目の展開も目が離せない！

　番組の終わりには、今後発売を控えている公式アートワークやアレンジBDMが紹介された。アートワークには1,000枚以上のアートが盛り込まれているとのこで、非常に厚いボリュームになっているようだ。他にも“Full Active Time Event in FUKUOKA”の詳細や幻想薬をはじめとするオプションアイテムを購入できるようになるなど、今後の展望について発表された。

　最後に吉田氏から「サービス開始2年目もパッチ2.4や“ファンフェスティバル”3連発と全力で走っていくので、これからも引き続きよろしくお願いします」と締めの言葉がおくられたのち、放送は終了となった。

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