2014年9月25日(木)
こんにちは! TCG担当のファイです。アニメ『selector spread WIXOSS』も話題のトレーディングカードゲーム『WIXOSS』。まもなく発売となる構築済みデッキ『ブルーリクエスト』を前回ご紹介しました。
今回はいよいよ新しいルリグのイオナがメインとなる構築済みデッキ第7弾『ブラッククレイヴ』を紹介します。白と黒の2色による混合デッキとなる本デッキの見所を存分にお届けします!
アニメ『selector infected WIXOS』の終盤でも見せてくれたとおり、イオナこと浦添伊緒奈はまさに戦闘凶でしたね。イオナの能力はそんな彼女を象徴する“攻撃の強要”です。
レベル1から4までのイオナには一貫して“対戦相手のシグニは可能ならばアタックしなければならない”という能力があります。これまでのように、盤面が整うまでは攻撃せずに……という戦略は彼女のまでは通用しません。相手を弱体化させる黒のカードに、相手ターン時のパワーが高い白のカードが組み合わさることでより凶暴になります。
レベル4の《フル/メイデン イオナ》は、条件を満たすと相手のパワー2000以下のシグニは登場と同時にバニッシュされてしまいます。相手は手札を任意にエナにできるという側面もありますが、盤面にシグニがいないと展開は厳しいものになるでしょう。起動能力のコストは重いですが、バニッシュではなくトラッシュに送るため強力な除去能力と言えるのではないでしょうか。
混色デッキを象徴するようにアーツやスペルのコストも黒と白を要求されるものがあります。トラッシュを参照する黒と、デッキからサーチする白のそれぞれの効果を併せ持っている能力が多くあります。コストさえしっかり払えれば強力な効果を発揮してくれるでしょう。
白のシグニ《コードメイズ 金字塔》をはじめとする白のシグニには共通して、“対戦相手がシグニを配置する場合、可能ならばこのシグニの正面に配置しなければならない”という効果を持っています。ルリグのイオナは可能なら攻撃をしなければならないという能力を持っていますが、これらと強力なコンボを持つシグニがこちらです。
黒の《コードアンチ ヴィマナ》は、相手がアタックしてきたときに、そのユニットよりも正面のユニットの方がパワーがある場合、アタックしてきたユニットをバニッシュします。しかもそれぞれ白と黒のユニットなので、イオナのパワーを-2000する効果の条件も満たします。
ユニットを出すと攻撃をしなくてはならず、しかも負けたらバニッシュされるという状況に追い詰められてしまいます。《コードアンチ ヴィマナ》は1体いれば全体に有効なので最優先で狙いたいところですが、《コードメイズ 金字塔》の正面にしかシグニを配置できず……。ということになってしまいます。直接除去する手段が必要になってきそうですね。
起動能力のレベルの異なるシグニ4枚という条件も《グレイブ・ナイト》を使えば満たすことも難しくないでしょう。ただ、黒はトラッシュが増えやすいので、デッキの残り枚数をしっかりと管理しておく必要があります。
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さて、アニメ2期『selector spread WIXOSS』もまもなく放送開始となります。アニメ第1期では、アニメの物語との連動したブースターも話題となりましたが、今回はどのように展開していくのでしょうか。ブースター第4弾はどのようなカードが入っているのか今から楽しみですよね。それではまた!
(C)TOMY (C)LRIG/Project Selector
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