2014年9月25日(木)
“TGS 2014 ゲームの電撃アワード”の各部門受賞タイトルを発表。出展タイトルのなかから最優秀賞に選ばれたのは?【TGS 2014】
9月18日(木)から21日(日)の期間、千葉県・幕張メッセで開催された“東京ゲームショウ 2014”。会期中に実施した“TGS 2014 ゲームの電撃アワード”の各部門受賞タイトルを発表する。
▲“東京ゲームショウ 2014”には今年も数多くの話題作が出展され、大いに盛り上がった。 |
このアワードは、新たなメディアアワードとして今年から創設されたもの。ゲームの電撃のほかに、ファミ通、4Gamerも連動して行っているものだ。東京ゲームショウの出展タイトルのなかから、ルーキー部門、インディーズ部門の注目タイトルを各メディアがそれぞれの視点で選出する。
⇒“TGS 2014 ゲームの電撃アワード”のノミネートタイトルはこちら
“TGS 2014 ゲームの電撃アワード”では、ルーキー部門、インディーズ部門に各13タイトルをノミネートした。そのなかから“ゲームの完成度”“出展の話題性”などを考慮して、最優秀賞&優秀賞を以下の通り選出した。
■ルーキー部門
●最優秀賞
Bloodborne(PS4/SCE)
●優秀賞
The Order: 1886(PS4/SCE)
サイコブレイク(PS4、PS3、Xbox One、Xbox 360/ベセスダ・ソフトワークス)
EVOLVE(PS4、Xbox One、PC/2K)
Sunset Overdrive(Xbox One/日本マイクロソフト)
禁忌のマグナ(3DS/マーベラス)
●TGS会期中にひときわ輝いた『Bloodborne』が最優秀賞に!
優れたアイデアが光るタイトルや、完成度が高いタイトルがそろったルーキー部門。“モンスターになってハンターを屠る”こともできる、モンスター対プレイヤーの協力プレイが熱い『EVOLVE』、三上真司氏が久々に手がけるサバイバルホラーである『サイコブレイク』など、日本だけでなく世界が注目するタイトルも多く顔をそろえた。
そのなかで最優秀賞に輝いたのは、SCEとフロム・ソフトウェアのタッグが贈る『Bloodborne』。アクションとしての完成度の高さもさることながら、TGS会期中に行われた最新発表やニコニコ生放送などのイベント、前面に押し出されたプレイステーションブースのレイアウトなど、来場者や全国のゲームファンに多くの話題を提供したことが受賞の決め手になった。
■インディーズ部門
●最優秀賞
剣無生(iOS/YuShi Games(Shanghai))
●優秀賞
TorqueL(PS4、PS Vita、PC/PLAYISM)
Mark of the Old Ones(PS4、PC/Hit the Sticks,LLC)
Relativity(PC/Willy Chyr)
6180 the moon(PC/Turtle Cream)
Gangs of Space(PC/Gangs of Space)
●世界観、アクションともに練り込まれた『剣無王』
国内外から100本を超えるタイトルが出展され、SCEが“インディーゲームコーナー”をスポンサードしたことでも話題を呼んだ今回のTGS。インディーズ系イベントで早くから注目されているタイトルも多く、ワンアイデアを突き詰めたユニークなタイトルから、フルプライスとそん色のない完成度を誇るタイトルまで、じつに多彩なタイトルが出展された。
最優秀賞の『剣無生』は、上海のYuShi Gamesが開発したiOS用タイトル。『Devil May Cry』や『鬼武者』を彷彿とさせるスタイリッシュな和風剣戟アクションで、直感的な操作から数々の技を繰り出す爽快感がたまらない。9月18日から中国で配信が始まっており、日本語バージョンはAppstoreから10月に配信される予定だ。
以上が“TGS 2014 ゲームの電撃アワード”の最終結果。上記タイトルにはとくに大きな期待をもって、発売(配信)まで注目してみてほしい。
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(C)2014 Yushi Games