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2014年9月25日(木)

『LoV3』初の公式全国大会直前! 大会出場チームの印象を、たつをさんなど4人の出場者に聞いてみました!

文:電撃ARCADE編集部

 スクウェア・エニックスが贈るオンラインマルチ対戦型トレーディングカードゲーム『ロード オブ ヴァーミリオン III』(以下『LoV3』)。電撃ARCADEゲーム編集部がお送りするコラム記事第44回では、9月27日に行われる『LoV3』初の公式全国大会“OVER the LORD ~第6章 創醒の四皇~”の決勝大会出場チームについて、実際に出場するランカーさんたちに語っていただきました! 週末の決勝大会を、さらに楽しく見るための注目ポイントなども聞いていますので、これを読めば決勝大会がさらに楽しくなるかも!? 会場に行けない方は、ニコニコ生放送での生配信をチェックしましょう!

■決勝大会出場16チームそれぞれの印象とは!?

ハチ:まずは皆さんの自己紹介をお願いします!

たつを:はい、東京4エリアで勝ち上がりました、DATZチームのたつをです。予選大会では毘沙門天ラグナロクデッキを使っていました。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲DEFの高さと2つのリジェネで堅さNo.1のラグナロク!

※画像はエラッタ前のものです。現在は召喚時アビリティにリジェネが追加されています。

飛鳥☆:たつをさんと同じDATZチームの飛鳥☆です。予選大会のデッキはソエル超魔でした!

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲スロウヒールのデメリットはありますが、スペックはとても優秀なソエル!

ゆと@25:東京1エリア代表、断腸の裕太郎チームのゆと@25です。予選大会の使用デッキは毘沙門天ラグナロクデッキです。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲30コストで揃えるデッキが強力な毘沙門天!

※画像はエラッタ前のものです。現在はコスト30、ATK30、DEF30に変更されています。

おもち:神奈川1エリア代表の勝ちたがりチーム、おもちです。デッキは海皇でした。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲ムーを筆頭にダゴンとポセイドンが活躍する海皇たち!

ハチ:それではさっそく決勝出場チームそれぞれについて、みなさんの印象をお聞きしたいと思います! まずは北海道エリア代表、罪深きものどもチームから。

たつを:北海道エリアは、北海道有力プレイヤー筆頭の栄斗さんのチームが勝ち上がってくると思っていたのですが、そのチームを倒しての出場には驚きましたね。新しい人たちが入ってくるのはいいことだと思います。

飛鳥☆:俺は君のマイスリーさんは、普段からラグナロクを使っているイメージがありますね。よくマッチもしますし。他の方もオリハルコン上位~ヴァーミリオンリーグに常駐していて、自分のデッキをやり込んでいる方が多い印象です。

たつを:そうだね。俺は君のマイスリーさんのラグナロクには特に注目かも。

ハチ:では次に東北エリア代表の†杜の都の四天皇†チーム!

たつを:このチームは普段使っているデッキではなく、大会用としてマナタワー戦に特化したデッキを使っている人もいるみたいですね。

ゆと@25:♪黒猫♪さんとJandjrさんはヴァーミリオンリーグ上位のプレイヤーなので、この2人の動きには注目ですね。

飛鳥☆:予選大会ではデッドマナ全凸とビルヒーゲルで、開幕から一気に相手マナタワーに攻め込んで行く作戦だったみたいだね。この組み合わせは対策しないといけないなぁ。

ハチ:埼玉1エリア代表、超絶最強アスパラ軍団チームはいかがでしょう。

ゆと@25:このチームはあすぱらさんダヨーZさんが、決勝でもオーディンを使ってくるのか気になりますね。

たつを:予選大会では、埼玉1エリアの優勝候補と言われていた、Zeroの所属チームに勝利しての決勝大会進出ですからね。チーム全員がかなりの実力の持ち主なのは間違いないです。

ハチ:では埼玉2エリア代表、バリエンテスチーム!!

飛鳥☆:ここは正直、当たりたくないです(笑)。予選大会のデッキって、荒らしに特化したデッキと、完成形が強いデッキに分かれていると思うのですが、このチームは荒らしに特化したデッキに偏っていて、さらにそのデッキごとのスペシャリストが集まっているんです。

ゆと@25:特に、がんぶろ子さんが1番注目かな。とにかくデッキのやり込み度がすごい。

たつを:そうだね。普段も荒らしから入るデッキを使っていて、さらにそのデッキを使いこなしているメンバーをよく集めてきたなぁって印象です。埼玉2エリアの有力チームと言われていた、KAZさんたちのチームも倒して勝ち上がってますし。

ハチ:千葉エリア代表の骸ノ軍兵達チームはいかがですか?

ゆと@25:ヴァーミリオンリーグ上位のプレイヤーが集まっている印象を受けましたね。

飛鳥☆:このチームはどちらかというと、完成を目指すタイプのデッキが多いですね。予選大会では、毘沙門天ラグナロクデッキ、超魔デッキ、屍皇デッキ、海皇デッキという、完成後に真価を発揮する構成になっていました。

ハチ:東京1エリア代表、断腸の裕太郎チーム! ゆと@25さんのチームですね。

たつを:どんなコンセプトでチーム全体のデッキを決めたの?

ゆと@25:本当は海皇デッキを入れたかったんですが、うちのチームは海皇デッキを使えるメンバーが居なかったんです。なので、完成を目指すデッキに偏ると、相手に海皇デッキがいた場合にその火力について行けない場面が必ず来ると思ったんです。そこで、完成形が強い相手に対しては荒らしもできるようにして、攻めてくる相手には最低限の防衛もできてこちらのデッキを完成させて逆転を狙えるように、というのを考えましたね。

飛鳥☆:本当は海皇デッキも入れたかったの?

ゆと@25:そうですね。でも他の予選大会で、海皇デッキを組み込んだ構成の有力チームが結構負けてしまっていて。海皇デッキは試合の序盤が弱いので、本当に上手い人が使わないと勝てないんじゃないか、という話をチームでしていたので、ムリヤリ使うくらいならやめようかと。

たつを:なるほど考えてるね! 海皇デッキを入れるかどうかっていうのは、どのチームも話し合ったんじゃないかな。

飛鳥☆:入れるか、潰すかどっちかだよね。

ゆと@25:そうですね。マナタワー毎で考えると、本当は毘沙門天デッキと超魔デッキのマナタワーを作りたかったんですけど、どうしても白虎が被ってしまってダメだったんですよね。

※大会のレギュレーションで、同一マナタワーでのカード被りは禁止されています。

飛鳥☆:そうそう! 白虎が被ってしまう問題には、うちのチームも悩まされたな。

ハチ:続いて、東京2エリア代表のゆあろぶ推進委員会チーム。

おもち:このチームも海皇デッキがいないチームですね。

飛鳥☆:予選大会決勝の動画を見たのですが、どちらかというと、荒らしに力を入れている構成でしたね。どちらのマナタワーも、デッドマナ全凸デッキ+ソエル超魔デッキで、超魔側がUSをキュアオールにして、序盤で押し切る試合展開が多かったようです。

たつを:デッドマナ全凸デッキの横に超魔デッキを入れることで、完成後でも他のデッキに対してそこまで戦力的に戦えないって訳でもなさそう。ギガスビルヒーゲル型の魔種を相方にする場合は、仮に相手に完成されてしまったら、戦力的には敵わないという弱点がありますから。

ハチ:東京3エリア代表、脳内ヴァミACEチーム!

たつを:ここのチームはバランスがいいですね。

飛鳥☆:全員普段から使っているデッキを組み合わせたチーム構成みたいですね。予選大会では唯一ガレアードが入っていたチームで、しかもTankManさんのガレアードは、いやらしい動きをしてくるんです(笑)。なので、このガレアードにはぜひ注目してほしいですね!!

ハチ:次は東京4エリアのDATZチームです! たつをさんと、飛鳥☆さんのいるチームですね。

おもち:全員、要注意ですね!

飛鳥☆:いやでもうちは、予選の1回戦で負けたかと思いましたね(汗)。

たつを:本番に弱いメンバーばかりなんです(笑)。

飛鳥☆:最初はうちのチームも、海皇デッキを使っている人がいなかったんですよ。

たつを:だから最初に僕が大会に向けて使い始めたんですけど、あまりにも下手過ぎて……。見かねた仁義なき青井さんが海皇デッキを使ってくれることになったんです。

飛鳥☆:青井さんが海皇デッキを使ってくれてから、かなりチームが安定しましたね。

おもち:青井さんは本当に上手い! すごく注目しています。

ハチ:次は神奈川1エリア代表、勝ちたがりチーム。おもちさんのチームですね!!

たつを:ここのメンツは豪華ですね。おもちさん、ダメダメさんといった、『LoV3』のトップランカーが集結したチームです。優勝候補筆頭と言っても誰もが納得するかと思います。

飛鳥☆:予選では唯一、YOMIさんが使っている、いわゆる“3ジョブデッキ”が入っていたチームですね。ダメダメさんの毘沙門天デッキを絶対に完成させるため、隣に3ジョブデッキを持ってきて、どんな状況にも対応できるようにしたのだろうと思います。

たつを:おもちさん、本番で事故ってくれないかなぁ。

おもち:いやですよ(笑)!!

ハチ:神奈川2エリア代表、初対面チーム!

たつを:ここのチームが一番最初に、両マナタワーどちらにもデッドマナ全凸とビルヒーゲル全凸という構成で予選を抜けて話題になりましたね。ハデスの強さを見せつけられました。

飛鳥☆:全員が最速で荒らしにいくデッキで、荒らせたら勝ち、荒らせなかったら負け、という分かりやすい構成になっていますね。

ゆと@25:Madlaxさんと舞人さんは前作の大会にも出ているので、大会慣れもしていますよね。特にMadlaxさんは大会に強いので、実力以上のものを発揮してくるんじゃないかな。

ハチ:次は、東海エリア代表の、みんみん戦法安定チーム。

たつを:東海地区のトップランカーが集結したチームで、メンツがすごく濃いので、要注意ですね。

ゆと@25:予選大会のデッキ構成がDATZチームと似ていますよね。

たつを:そうだね。

飛鳥☆:でも予選が終わったあと最近マッチングしたときは、違うデッキを使っているのを見たので、決勝大会はどのデッキで来るのか気になりますね。

ゆと@25:このチームは不死使いとして有名なみんみんさんがいます。プルートーワントップデッキの使い手で、タワーから急に出てきてスマッシュを出して相手を捕まえる、いわゆる“ビックリ箱戦法”が上手いので、そこにも注目してほしいですね。

ハチ:関西1エリア代表のS4チームはいかがでしょうか。

たつを:ここは関西のヴァーミリオンリーグの人たちが集まっていますね。

おもち:あんまり知られていないかもしれませんが、Synchさんは海皇デッキ使いの中でトップクラスの上手さです! 海皇デッキでの安定した動きに注目してもらいたいです。

ハチ:次は関西2エリア代表、ご注文はカヲルですか? チームです。

おもち:ここはもう、関西で強いプレイヤーを上から4人集めました、みたいなチームですよね(笑)。

飛鳥☆:たしかチーム登録の時、リーグが全員ヴァーミリオンリーグSだったんですよね。

たつを:そうそう、このチームと、あとうちのチームもだね!

飛鳥☆:ちょっと! あまり言わないようにしていたのに(笑)。

一同:(笑)。

おもち:チームのデッキ構成も、それぞれが割とやり込んでるデッキですもんね。

飛鳥☆:予選時のHEROさんとSilver皿さんのタワーなんて、デッキの相性を考えているというよりは、お互い普段から使っているデッキを使いました! という感じですよね。

たつを:マジシャンがいないですからね!

飛鳥☆:普通、組まないよね。でも本当に強いから怖いなぁ。

ハチ:次に、四国エリア代表のフタバの闇チーム。

たつを:ここは予選大会時にマジシャンがいないチームだったので、決勝大会ではどうなるか気になりますね。超魔デッキとラグナロクデッキを軸に構成されていて、ラグナロクを絶対完成させるぞ! という意志が伝わってきました。

ゆと@25:普段使っていないマジシャンをムリに使うより、普段のデッキで……という感じなのかなと思います。

ハチ:最後に九州エリア代表の楹橙「交通費お願いします(真顔)」チーム!

たつを:このチームも個性的な構成で、通常なら隣に負担をかけてしまうことが多い、海皇デッキを2人も組み込んだチームです。完成したときの火力はかなりのものだと思います。

飛鳥☆:普段から海皇デッキを使っている人が2人いて、その2人を活かそう! というコンセプトじゃないかなと思いますね。決勝大会でもこの構成で来るのか注目です。

■荒らし型VS荒らし型や、完成型VS完成型は注目の試合に!?

ハチ:全チームのことを伺ったところで、改めて皆さんが一番注目しているチームを教えてください。

たつを:僕は、ご注文はカヲルですか? チームですかね。部隊の完成速度が早いチームなのですが、僕らのチームはちょっと完成が遅いので潰されてしまうのではないかと心配です。

飛鳥☆:ラグナロクが組み込まれていないチームは珍しいですよね。でも、予選とは違うデッキを使ってくる可能性もありますからね。HEROさんが最近ラグナロクを使っているのも見かけましたし、決勝大会のデッキが楽しみです。

たつを:ですね。それにカヲルとHEROが本番に強いんですよね。

飛鳥☆:うちとは真逆ですね。

ハチ:DATZチームの皆さんは本番に弱いんですか? たつをさんは「LoV☆すた」で毎回生対戦していますけど。

たつを:弱いんですよ……。

ゆと@25:うちは、バリエンテスチームと、初対面チームに注目しています。ギガス、ハデスみたいな荒らしがメインのチームですね。ギガスがとても強いカードなので、その辺りを絡めた荒らしから始まり、片方のマナタワーに全員で攻め込む戦法です。これをやられて負けてしまうと、精神的ダメージが大きいので、できれば当たりたくないチームですね。

飛鳥☆:僕も、バリエンテスチームに注目してます。荒らしのスペシャリストが揃っていて、僕の中では、ご注文はカヲルですか? チームよりも当たりたくないですね。全国大会ならではの試合が見られると思うので、見ている方はおもしろいと思います。

ハチ:最後におもちさんはどうでしょうか?

おもち:純粋に強いチームとしては、DATZチームが一番脅威かなと。3人とも荒らしてくる速攻型のチームとは当たりたくないみたいなのですが、うちのチームはYOMIさんの3ジョブデッキで速攻型のチームに対策をしています。でもその分、完成系が強いチームと対戦すると一歩遅れを取ってしまうので、DATAチームは脅威だなぁと。

たつを:うちは完成したら強いよね。

飛鳥☆:完成して、あとは時間さえ残っていれば、後半でまくります。っていうデッキなので(笑)。

ゆと@25:D.C.さんのデッキには、死を喰らう男のスタンウィンドもありましたからね。

飛鳥☆:予選では、アルカナストーン差が2つ分くらいつけられてから逆転する試合が多かったです。

ハチ:では次の質問です。自分以外のチームで、どのチームとどのチームの対戦が見たいですか?

おもち:お互い完成形の強い、DATZチームと、ご注文はカヲルですか? チーム、勝ちたがりチームの対戦を見たいですね。

ゆと@25:その辺の組み合わせになると、両チームとも動きが完成していてレベルの高い駆け引きが見られると思うので、見ていておもしろいと思います。

たつを:僕は、バリエンテスチームと、初対面チームの対戦が見たいですね。

飛鳥☆:大会用の荒らしデッキ対決なので、どういう試合になるのか、想像できないです!

ハチ:普段は全員荒らしデッキ! ということはないですもんね。

おもち:初対面チームが予選を抜けたときの衝撃は、本当にすごかったです。そのあとにも影響を及ぼしましたね。

飛鳥☆:普段の全国対戦の環境も変わりましたね。

おもち:それまでも少しはいましたよね?

たつを:いたんだけど、そんなに流行っていなかったんだよね。恐らく、どのチームも全員荒らしへの対策はかなり考えていると思うので、そんな状況でどれだけ動けるのか注目ですね。これでマナタワーをぶち折って優勝したら、とてもかっこいいと思います。「決勝大会でも通用するんだ!」みたいな。

飛鳥☆:逆に対戦する側としたら、それがプレッシャーになるので、そういう意味で当たりたくないんですよね(笑)。

おもち:予選と違って本戦ではヘッドホンをするせいで、チームメンバーと直接会話しながら戦うことができないので、その状況でどう動くのかも気になります。

ハチ:予選と同じようにはいかない可能性もあるということですね。

たつを:だから決勝大会では、参加チームがどんなチャットを送りあうのかに注目しているのもおもしろいかもしれません。限られたチャットの中で「このチャットはこういう意味」とか、いろいろ考えてくるんじゃないかなと。

ハチ:では最後に、決勝大会への意気込みをお願いします。

たつを:(小声で)負けたくないなー……。決勝で、勝ちたがりチームと当たりたいですね。準決勝で、ご注文はカヲルですか? チームと勝ちたがりチームに対戦してもらって。

一同:(笑)。

たつを:正直、ラクをして決勝にいって、勝ちたいです! ラクしたい! 

ゆと@25:出るからには、恥ずかしくない試合ができるように、がんばりたいです。これだけでも結構高いハードルなので、がんばります。

飛鳥☆:それはどのチームも思ってるんじゃないかな。大勢に見られるからね。

ハチ:ニコ生でも中継されますからね。

おもち:うちはメンタルが強いガンジー(Zingaさん)に任せるしかない。

飛鳥☆:僕個人としては、今は大会に向けてやり込んでいます。今週は200戦くらいやりました。1日少なくても20戦で、多い時は40戦くらい。だから普段どおりやって、いい試合ができたら十分かなと思ってます。

おもち:優勝して「LoV☆すた」にまた出たいです。

一同:(笑)。

おもち:それはあくまで本音としておいといて、表向きではさっきたつをさんが言ったように、楽してDATZチームに当たりたいです(笑)。あとはプレッシャーに負けずに、自分らしくプレイできて、楽しい対戦ができればいいかなと。

たつを:じゃー俺、優勝したいです。

一同:(笑)。


 以上、『LoV3』初の公式全国大会“OVER the LORD ~第6章 創醒の四皇~”の決勝大会出場チームについての座談会をお届けしました! 9月27日は、一緒に公式全国大会を楽しみましょう!!

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