2014年9月26日(金)
D3パブリッシャーは、PS4用ソフト『地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR』を2015年に発売する。価格は未定。
『地球防衛軍』シリーズは、巨大な昆虫やロボットなど大群をなして襲ってくる異星生命体・フォーリナーの兵器に、EDF(地球防衛軍)の歩兵となって立ち向かっていくTPSだ。『地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR』は、2013年7月に発売された『地球防衛軍4』にグラフィックの強化や新要素の追加などを施した内容となっている。協力プレイは、ローカルで最大2人、オンラインで最大4人まで参加可能。
深海より出現した謎の生命体。フォーリナーが宇宙から持ち込んだ生命体という説が有力ではあるが、地球の生物が持つ特徴も見られることから、正確な正体はわかっていない。凄まじい生命力を持っており、これまで種々の攻撃が試みられたものの、傷つけることはできなかった。
歩行要塞バラムは、EDFが誇る“移動要塞X4”のスモールタイプ。小型とはいえ、全高は50メートルを超える。人型となったことで、あらゆる地形での戦闘が可能となった。巨大生物殲滅作戦において、移動拠点として運用されるはずだったが、諸々の問題から計画は中断。武装の搭載がおこなわれないまま放置されていた。しかし怪生物エルギヌスの侵攻を阻止するため、未完成ながら急遽作戦投入が決定。あわただしく武装が搭載され、戦地へと送られることとなった。
▲巨大怪獣と巨大ロボが大激突! バラムの巨体ならエルギヌスとも互角に戦える!? |
▲“東京ゲームショウ2014”のディースリー・パブリッシャーブースには、1/10スケールのバラムが登場した。1/10とは言っても、その巨大さは圧巻! |
多種多様な武器の扱いに長けている戦闘のエキスパート。あらゆる局面に対応でき、陸戦歩兵部隊の中核をなす存在である。
4兵科の中で最も扱いやすく、初入隊に最適なのがレンジャー。初心者向けの兵科ではあるが、オールマイティなアサルトライフルをはじめとして多彩な武器を扱えるレンジャーは、使いこなせばどんな局面にも対応する上に想像以上に奥深い戦術を発揮できる。新兵からベテラン隊員まで納得の兵科、それがレンジャーだ。
飛行用ウイングを装備した女性だけの特殊部隊。巨大生物を殲滅するための切り札として、フォーリナー再来に備えて結成された。地球外テクノロジーによって生み出された超兵器を操る。
飛行能力の代償として、極限まで軽量化したウイングダイバーの防御力は4兵科の中で最も低い。敵の攻撃に注意しつつ、一撃離脱型の戦法が身上だ。そんな彼女たちの装備は、“蝶のように舞い、蜂のように刺す”という言葉が似合う強力な武器が多い。
地上からの航空部隊誘導が任務の兵科。攻撃目標を指示し、空爆を要請して敵を壊滅させる。迫撃砲、巡航ミサイルなどの発射指示、さらにビークルの輸送要請も可能。
戦場の司令塔と言える存在で、戦術を大きく左右する装備やサポート装置が充実している。他の兵科と協力することで攻撃が可能となる装備や強力な搭乗型兵器の輸送要請ができるのは、エアレイダーだけとなっている。
パワーフレームとアーマーに身を固めた重装備の兵士。パワーフレームの恩恵により巨大な武器を装備できる上に、左右の手に持った別種の武器を同時に扱える。
パワーフレームにより大型兵器の武装が可能なフェンサー。厚い装甲と盾で被弾に耐えつつ接近戦を仕掛けることも、火力に優れた重火器で遠距離戦を仕掛けることも可能だ。一部の装備は、エアレイダーとの協力によって真価を発揮する。装備する武器によってスラスターによる高速移動の挙動が異なる点も特徴的だ。
~これまでの物語~
『地球防衛軍3』
2017年、太陽系外から宇宙船団が飛来。人類は始めて異星生命体と接触した。対話を呼びかける人類に対し、しかし彼らは激しい攻撃によって応える。EDFはこの異星生命体を“フォーリナー”と呼称。反撃を開始した。
フォーリナーは地球のいたるところに巨大生物を投下。巨大生物は人類を襲い、そして繁殖していった。地底に巣穴を掘り、数を増していく巨大生物。さらにフォーリナーによって、未知の兵器が次々と投下された。テクノロジーで劣る人類の劣勢は明らかであり、世界は滅びゆこうとしている。悪化してゆく戦況をもはや覆すことができない……と、誰もが悟らざるをえなかった。
だが、EDFは最後の勝負にうってでる。敵マザーシップに対する決死の攻撃である。成功するはずのない無謀な作戦。だがその日、人類は史上最大の勝利を手にした。精鋭部隊ストームは砲火をかいくぐり、死地を越え、友軍の屍を踏み越えてまでも戦い続け……ついにマザーシップの急所へ致命的な一撃を放つことに成功したのだ。
マザーシップはゆっくりと大地に落ち、爆散する。母船を失ったフォーリナーは地球を去るしかなかった。フォーリナー撤退の報は世界中を駆け巡り、勝利の歌がこの星を包んだ。……これがEDFが地球に刻んだ歴史である。
『地球防衛軍4』
その後1年の戦いを経て、EDFはすべての巨大生物を駆逐。アリゾナで最後の1体が倒された時、世界中の人々が歓声をあげた。文明の再建という大仕事も始まった。戦いの傷跡はあまりにも大きい。しかし、皮肉にもフォーリナーがもたらしたテクノロジーが文明の復興を助ける結果となったのである。宇宙からもたらされた英知を吸収しながら、人類は平和を謳歌した。
マザーシップ撃沈から8年が経過。人類がかつての繁栄を取り戻しつつあった頃……。そして、悪夢再び――2025年6月28日、非常事態発生。地の底深くで異変は進行していたのだ。
(C)SANDLOT (C)D3 PUBLISHER
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