2014年10月6日(月)
バンダイナムコゲームスは、12月11日に発売するPS3用ソフト『はじめの一歩』の新情報を公開した。
本作は、大人気ボクシング漫画『はじめの一歩』の生誕25周年を記念して制作されたドラマチックボクシングアクションゲーム。原作の主要なドラマはフルボイスのムービーで再現され、ゲームの進行によっては、原作で描かれないIF展開も体験できるという。
この記事では、ゲームシステム、7名の新たなプレイアブルキャラクター、ベストマッチモードについて紹介しよう。
“コンビネーションブロー”や“ジャストガード”など、試合中の攻防で重要となるシステムをお届けする。
○・×・□・△ボタンの組み合わせで、ボクサーごとに異なる複数パターンの“コンビネーションブロー”を放てる。決められたボタンルートをたどれば、切り札となる必殺技“サンデーパンチ”に派生させることも可能だ。
▲フック3発からのボディの後、“サンデーパンチ”として強烈な“リバーブロー”をを打ち込む5連コンビネーション。非常に強力だが、相応のスタミナを消費する。 |
ガード時のテクニックとして、相手の攻撃タイミングに合わせてガードをする“ジャストガード”というのがある。自分のガードゲージを減らすことなく、反撃することができる。
▲基本となる通常のガード。 |
▲相手の攻撃にタイミングを合わせて、ジャストガードを成功させよう。 |
▲自分の攻撃を一定以上相手にガードさせ続けると、“ガードクラッシュ”が発生して一時的に相手は無防備な状態に。 |
ガードと同様に回避アクションにも、タイミングよく行うと発生する“カウンターセンス”がある。ジャストガードとカウンターセンスを使いこなして試合を有利に進めよう。
▲基本となる通常の回避。 |
▲相手の攻撃タイミングに合わせて回避すると“カウンターセンス”が発動! |
▲カウンターセンスからのカウンター攻撃で反撃の糸口をつかもう。 |
試合中、ボクサーごとに“とある条件”を満たすことで“バーニングハート”のゲージが上昇する。これがMAXになるとパワーアップした状態を維持できるが、このバーニングハートを消費して一撃必殺の“フィニッシュブロー”を放つことも可能だ。
▲パワーアップした状態を維持して戦うか、フィニッシュブローを狙うかは、プレイヤー次第。 |
ダメージが蓄積すると“肉体破壊状態”になり、ステータスがダウンしてしまう。ただし、中にはこうしたピンチの状態を迎えることでバーニングハートのゲージが上昇するボクサーも。
試合中、一歩たちが心の声で掛け合うシーンも収録されている。原作の再現はもちろん、本作ならではの夢の掛け合いも盛りだくさん。
「ぼ、ボクのパンチで倒れたっ!?」 |
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「……ふん、どうやら甘く見すぎたようだ」 |
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「この人、本当に強い……!」 |
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「ク、ククク……、ずいぶんと、いい音がしたじゃねえか」 |
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主人公の一歩と同じ鴨川ボクシングジムに所属する青木勝や木村達也をはじめ、クセ者ぞろいのプレイアブルキャラクターを新たに7人紹介しよう。
現・日本ジュニアライト級チャンピオンだが、元々はフェザー級でデビュー。得意のフリッカージャブで東日本新人王戦を勝ち進み、決勝で一歩と対決するが敗北してしまう。その後、ジュニアライト級に転向してチャンピオンになり、今もなおチャンピオンの座を防衛し続ける。
▲切れ味の鋭い“フリッカージャブ”のリーチは、“死神の鎌”と呼ばれるほど。相手の間合い外からの遠距離攻撃を得意としている。 |
▲リーチの長いフリッカージャブで翻弄し、打ち下ろし右ストレートのチョッピングライトでとどめを狙う。ボクサーとしての性格は極めて残忍・冷酷。“死神”の異名を持つ。 |
鴨川ボクシングジムに所属しているフェザー級プロボクサー。一歩のことをとても尊敬している後輩でもある。生まれ持ったスピードを武器としたボクシングを得意としている。ちなみに甘いマスクとは裏腹に、家族揃って大のダジャレ好きという一面も。
▲常人の域を遥かに超えたスピードと、非常に優れたボクシングセンスの持ち主。“集中”することで、とてつもない反応と速度を見せつける。 |
▲速さを活かした怒涛のラッシュをしかけては、距離を離して戦うヒットアンドアウェイを得意とする。本作でもその爽快感あふれる戦いが体験できるとのこと。 |
元・アマチュア世界チャピオンで、ロシア出身のフェザー級プロボクサー。普段は紳士的で優しい性格だが、リングの上では狼のような獰猛さを発揮する。ホワイト・ファングと呼ばれるフィニッシュブローで相手を仕留める。
▲普段とは一変して、リング上では“野生”と形容されるほどの荒々しさを見せる。高度な戦略を駆使する優れた頭脳と、それを的確に実行する精確さを持ち合わせた万能型のボクサーだ。 |
▲フィニッシュブローは、アッパーと打ち下ろしによって構成される高速コンビネーションの“白い牙(ホワイト・ファング)”。 |
元・日本フェザー級チャンピオン。チャンピオン当時、国内最後の防衛戦で一歩の挑戦を退けた経緯をもつ。そして、日本チャンピオンの座を返上し、世界王者のリカルド・マルチネスに挑むが……。
▲相手の心臓にコークスクリューブローを打ち込むことで、動きを数秒停止させる必殺技“ハートブレイク・ショット”が伊達のフィニッシュブローだ。 |
▲知識・経験とも豊富なボクサーで、日本屈指のテクニックを有している。必殺の“ハートブレイク・ショット”を打ち込んだ後は、動けない相手に対して強烈な左フックを食らわせる。 |
“尾張の竜”の異名を持つ、日本フェザー級プロボクサー。ボクサーとして天性の才を持つ一方、ハイレベルな攻撃、防御技術などカウンターパンチを成立させる戦略にも長けている。しかし、相手のことを好物のステーキに準えて“肉”と呼び、嬲るなど極めて凶悪な性格の持ち主でもある。
▲宮田一郎と並び、国内最高のカウンターパンチャーと称される。 |
▲宮田とは違い残忍で凄惨な試合運びを好む。得意技は貫通力のあるジャブ“弾丸(バレット)”。 |
一歩の先輩で、鴨川ボクシングジムに所属するジュニアライト級プロボクサー。得意なファイトスタイルはアウトボクシング。子どものころからの腐れ縁である青木とは違って、鷹村のイタズラを要領良くかわす。
▲ボクサーとして飛び抜けた才能は持っていないが、冷静に相手を見極めることができる。 |
▲フィニッシュブローは“ドラゴンフィッシュ・ブロー”。左ボディを連打して意識を下に向かせたところに、相手の視角外から右パンチを放つ高速コンビネーションだ。 |
鴨川ボクシングジム所属のライト級プロボクサー。ジムのムードメーカーで、一歩の先輩でもある。木村とは子どものころからの腐れ縁であり、鷹村のイタズラの1番の被害者。カエルパンチなど相手の意表をついた攻撃を得意とする変則的なスタイルのボクサーだ。
▲変幻自在なファイトを得意としている青木。相手の“よそ見”を誘うことで……。 |
▲隙が大きいオープンガードの状態から、両手を使って突き出す変則的な技“ダブルパンチ”。本作でもトリッキーな動きなどで相手を翻弄する。 |
登場キャラクター11人の視点で、原作やIFの展開が楽しめるモード。IFのオリジナルストーリーは、原作者・週刊少年マガジン編集部が監修している。独特な世界観・フルボイスで再現されるストーリーの数々に注目だ。
▲主人公・一歩を含めた11人のボクサー視点で物語が展開していく。 |
▲一歩の場合、伊達とのタイトルマッチが物語の分岐点に。 |
▲伊達に敗北することで原作ルートへ。 | ▲伊達に勝利した場合は原作とは、違うIFルートへと進んでいく。 |
▲何度もチャレンジして、全ルートの開放を目指そう! |
※画面は開発中のもの。
(C)森川ジョージ/講談社
(C)BANDAI NAMCO Games Inc.
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