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2014年10月16日(木)

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』動画&レビュー:セルベリア&アリシア編 生足と瞬間移動で相手を翻弄!?

文:ophion

 いよいよ発売まで約1カ月となったPS3/PS Vita版『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』。これまでの記事で紹介した通り、家庭用では多数のプレイキャラクター&サポートキャラクターが追加されます。

 今回は『戦場のヴァルキュリア』シリーズからの参戦となるセルベリア・ブレスとアリシアを使ってみた感想をお届けします。各種アクションをまとめた紹介動画もお見逃しなく。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

●プレイヤーキャラクター:セルベリア・ブレス

 セルベリアは『戦場のヴァルキュリア』における中部ガリア侵攻部隊指揮官。古代ヴァルキュリア人の血をひいており、1人で一個中隊に匹敵するほどの能力と言われています。

 彼女が『電撃FC』に登場ということで、バリアス砂漠を思い出した人も多いことでしょう。ラジエーターの横に立ちはだかるセルベリア、自軍の志願兵がなぜ倒されたか一瞬理解できない人間離れした能力、リセットという禁断の手段に出た人も多いことでしょう。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

 ちなみにセルベリアはアキラと同様に、CPU戦でのボスキャラクターとして登場。特定の条件を満たすことでアキラの代わりに出現し、彼女を倒すことでプレイキャラクターとして使用可能になります。

 『電撃FC』ではヴァルキュリア化した時のような出で立ちで、多くのガリア兵を恐怖させたラグナイト製の槍による重い斬撃や射程無制限の光線は健在。通常技のリーチと高性能な飛び道具が相まって、中~遠距離戦では他のキャラクターを圧倒できそうですね。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
▲C攻撃をはじめとする槍を使った攻撃では、ラグナイト光を思わせる青白いエフェクトが発生します。

 さらに地上/空中を問わず前方への瞬間移動も可能と、人間離れした動きを存分に見せつけてくれます。この瞬間移動時には一瞬ですが、セルベリアの全身が蒼く発光している姿が見て取れます。また、TVアニメ『戦場のヴァルキュリア』をもとにしたアクションも用意されているため、“自分の手で動かせるセルベリアとしてはもっとも多彩な動きをする”と言っても過言ではありません!

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
▲こちらが、全身が発光した“蒼の魔女”セルベリアの姿。細かいカットにも手を抜かない描画に、原作再現へのこだわりが感じられます。

 さて、ここからは各アクションに詳しく触れていきますので、まずはこちらの動画をチェックしてください。

 いかにもボスキャラクターという風格のただようセルベリアのアクションですが、通常技で注目したいのがジャンプ攻撃。ジャンプAは対空、ジャンプBは飛び込み、ジャンプCは置き技にピッタリなモーションで、空中戦は得意そうです。立ちC(エクステンドアクション)もリーチが長いのにスキが少な目で使いやすそうです。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
▲ジャンプCはとにかく判定が広い! これで後ろにも攻撃判定があるから驚きです。

 そして必殺技では飛び道具の“連光線”が強そうです。A版でも3発、C版なら5発の弾を撃ち出すため、遠距離が得意なキャラクターの中でも一歩抜きん出ている気がします。アシストも簡単につぶせそうで素晴らしいですね。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
▲見た目の割にダメージが低めですが、この性能で威力も高かったらさすがにインチキかと思います(笑)。

 そうそう、飛び道具といえば切り札も外せません。画面の端と端に離れていても瞬時に届き、しかも高威力というまさに“Ruhm”の性能そのもの。状況を問わずに使える万能さがたまりません。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
▲射撃を終えると、“Ruhm”を受け取るために兵士が登場。もしかすると鉄人の異名を持つあの人?

 そして、忘れてはいけないのがグラフィックの出来映えです。ドット絵でも胸がきちんと(?)揺れ、細かな槍の蛇腹まで再現されているんですよ。カラーバリエーションも素晴らしく、特にソックス部分が肌色になっているカラーはまるで生足! 他のキャラクターはカワイイ系ばかりなので、こういう美人系キャラのサービスはうれしい限りです(笑)。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
▲一瞬、生足に見えました? だからこのカラーを選んだのですよ(笑)。

●サポートキャラクター:アリシア

 『戦場のヴァルキュリア』でパン屋に憧れながらもガリア国義勇軍の第7小隊に配属され、偵察兵として活躍したキャラクター。セルベリアと同様に古代ヴァルキュリア人の血を引いています。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』

 まずSボタンではプレイヤーキャラクターの側に出現後、手榴弾を投げます。手榴弾は距離を問わず相手の位置めがけて飛んでいくので、遠距離からのけん制にもコンボにも使えそうな性能です。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
▲着弾時に現れる“ドォン”の文字も『戦場のヴァルキュリア』を忠実に再現。こうした遊び心もファンにはうれしいですね。

 →+Sでの攻撃は、画面に現れてからヴァルキュリア人の力を解放。相手に向かって高速移動し、強烈な斬撃を繰り出します。暁 古城のSと同様に、起き上がりを攻める時に活躍しそう。それとティザーPV終盤での藍原延珠と同じように、智香の“RO-KYU-BU!”には一度並ばせたいですね。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
▲この力の解放中に聴ける「この力で守りたい……みんなを!」のボイス。“破壊に特化した力を、守るために使う”というのがアリシアらしさですね。
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
▲カラーバリエーションの中には、同じく『戦場のヴァルキュリア』のイーディにそっくりなものも。

(C)SEGA (C)2014 KADOKAWA アスキー・メディアワークス
イラスト / 本庄雷太

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