2014年10月8日(水)
アークシステムワークスは、12月4日に発売するPS4/PS3用ソフト『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-(ギルティギア イグザード サイン)』について、ストーリーモードの続報やネットワーク対戦モード内の各種便利機能、早期購入特典の詳細などを公開した。
▲パッケージビジュアルも公開に。左からPS3通常版、PS4通常版のパッケージ。そして、一番右はPS4限定版のBOX。 |
本作は、稼働中のアーケード版『ギルティギア イグザード サイン』をPS4/PS3へ移植した対戦格闘ゲーム。アーケード版のシナリオから続きを描くストーリーモードや、ネットワーク対戦モード、1人プレイ用の各種やり込みモードなど、新要素が多数搭載される。
アーケード版で描かれた物語の続編を収録した本作のストーリーモードは、アドベンチャーゲーム形式で読み進める物語に映像表現を融合させた、新たなスタイルになっている。このストーリーモードもバトル同様、3Dによって制作されており、キャラの表情や世界観が、より細やかに、そして美しく表現されている。物語を読み進めていくと、随所に美麗なアニメーション演出が挿入されるので、その映像にも注目だ。
なお、本モードは物語を見るための専用モードになっており、バトルを介さない。そのため、対戦格闘ゲームの経験がないプレイヤーでも最後まで物語を楽しめる内容になっている。
■あらすじ・背景■
ラムレザル=ヴァレンタインの世界への宣戦布告。
その真相を探るべく行動に出たソル=バッドガイたちは、ラムレザルの姉妹を名乗るエルフェルト=ヴァレンタインの協力により、ラムレザルの捕獲に成功する。
しかし、時を同じくしてバビロン上空に現れた超巨大物体“ゆりかご”によって、バビロンは壊滅的な状況に陥る。ラムレザルの行動は、ひとつの陽動作戦に過ぎなかった。
甚大な被害に動揺する世界。
その騒乱の中で、己の野望を果たさんとするものたちが動き出す。
欲望と意志、それぞれの歯車【GEAR】は惹かれ合い、動き出す。
熱を帯び、そして火花を散らしながら――
●スクリーショットと合わせて新ストーリーを紹介
ラムレザルの捕獲に成功したソルたち。ここで一件落着と思われたが、時を同じくして新たな惨劇が発生。そしてその事件を契機とし、背後にうごめいていた邪悪な意思がついにその姿を現す。
裏で事件の糸を引くと思われる“元老院”。“ヴァレンタイン”と手を組んで行動を起こした彼らの真の目的とは一体……?
“物騒な寝言”を叫ぶエルフェルト=ヴァレンタイン。彼女はラムレザルと同じ“ヴァレンタイン”シリーズの1人であるが、不思議なことにソルたちに協力している。そのうえ、豊かな感情を持ち合わせているようだ。
深い知識と洞察力を持つ“竜”の学者“パラダイム”も登場。新たに勃発(ぼっぱつ)する事件に対し、その卓越した頭脳でカイやソルたちを援護する。
疾走するソル。人を超えた彼の“GEAR”の力は、今回も世界を揺るがす大きな力の一端を担っていく。彼は世界を救う救世主となるのか、それとも……?
イリュリアを束ねる数人の王の1人である“レオ”も物語に絡んでくる。カイの理解者であると同時に、ライバルであるともいえるレオが、新たな動乱へ立ち向かう。
ソルたちに捕獲され、囚われの身となったラムレザル。彼女は自身を、“用済み”の身だと語るが……?
暗躍する“ベッドマン”。驚異的な戦闘能力で、彼の邪魔者に対し襲撃をかける。彼の戦いの目的、背後に潜む謎の存在が、今回の動乱に深く関係している。
ネットワーク対戦モードのうち、対戦結果がランキングに反映されない“プレイヤーマッチ”について、さまざまな便利機能を紹介する。ネットワーク対戦モード全体の概要については、8月7日の記事を参照してほしい。
●オンライントレーニング
2人のプレイヤーがオンラインでトレーニングを行う機能。フレンドと一緒に練習し、苦手なところを克服しよう。
●対戦画面コメント機能
対戦中でも観戦中でも、その試合に対して、リアルタイムなコメントを流すことができる。試合は、みんなでワイワイしゃべりながら盛り上がろう。
●なりきりボイスチャット
プレイヤーマッチロビーでは、キャラクターのボイスが付いたテキストチャット(定型文)を使用できる。
●BGM変更
ゲーム内通貨でシリーズ楽曲を購入し、対戦時のBGMとして使用できる機能。過去タイトルの人気曲も多数登場する。
また、本作は、試合の動画を保存できる“リプレイシアター”機能に対応している。これにより、プレイヤー同士の対戦データを、本体ストレージやオンラインサーバ上に保存可能だ。リプレイデータはコマ送り再生や一言コメントを追加することもでき、自分のプレイヤーデータである“R-CODE”上に、最大3本まで登録を行える。自分でセレクトした試合を紹介したり、他のプレイヤーのリプレイをみてバトルを研究したり、コミュニケーションや練習に役立てよう。
PS4/PS3版で共通の早期購入特典として、サウンドトラックCD“GUILTY GEAR Vocal Collection”と新キャラクター“エルフェルト=ヴァレンタイン”のダウンロードコードが用意されている。“エルフェルト”のダウンロードコードを使えば、ソフトを購入後すぐに彼女を使用できるようになる。また、サウンドトラックCDのセットリストが公開されたので以下に掲載する。
▲エルフェルト=ヴァレンタイン |
■“GUILTY GEAR Vocal Collection”セットリスト
#1 GUILTY GEAR Xrd -SIGN- AC版OPテーマ(HEAVY DAY)
#2 GUILTY GEAR Vastedge ステージテーマ1
#3 GUILTY GEAR Vastedge OPテーマ
#4 GUILTY GEAR Xrd -SIGN- AC版EDテーマ(Lily)
#5 GUILTY GEAR Xrd -SIGN- ドラゴンインストールテーマ(Ride the Fire!)
#6 GUILTY GEAR Xrd -SIGN- CS版挿入歌
#7 GUILTY GEAR Xrd -SIGN- CS版OPテーマ(Big Blast Sonic)
#8 GUILTY GEAR Vastedge Premium Bonus
#9 GUILTY GEAR Vastedge ステージテーマ2
#10 GUILTY GEAR Xrd -SIGN- CS版EDテーマ(Icarus)
本作のPS4用体験版が、PlayStation Plus会員向けに10月15日~28日の期間限定で配信される。体験版では、製品版と同等のチュートリアルモードをプレイでき、ソル=バッドガイかカイ=キスクを使用してアーケードモードを遊ぶことも可能だ。なお、体験版のアーケードモードはシングルプレイのみ対応し、ラウンド数やラウンドタイムの変更は行えない。また、COMの強さはビギナーに固定される。本作が気になっている人は、まず体験版でゲームのおもしろさに触れてみよう。なお、体験版をダウンロードした後のプレイ可能期間は10月15日~29日となる。
10月11日~13日に徳島で開催されるイベント“マチ★アソビ Vol.13”に、アークシステムワークスが出展を行う。ブース内でPS4版『ギルティギア イグザード サイン』を試遊できる他、アーケード版『ブレイブルー クロノファンタズマ(Ver2.0)』、PS3『アンダーナイト インヴァース エクセレイト』の2作もプレイできる。その他、同社タイトルの関連グッズを販売する物販コーナーも用意されている。
▲物販コーナーで取り扱われるアイテムのサンプル画像。タペストリーやiPhoneケース、他にもさまざまなグッズが用意されている。 |
また、10月12日には新町橋東公園ステージで『ブレイブルー』のスペシャルトークショーが実施される。同ステージイベントには、森利道シリーズプロデューサーとジン=キサラギの声を演じる柿原徹也さんが出演予定だ。“マチ★アソビ Vol.13”へ参加予定の人は、特設サイトで同社の出展情報をチェックしておこう。
京都府のゲームセンター“a-cho”で、“GG関西ランバト12周年&300回突破記念大会”が10月11日~13日にかけて開催される。『ギルティギア イグザード サイン』の大同キャラ戦や3on3、過去作『ギルティギア イグゼクス アクセントコア プラスアール』『ギルティギア イグゼクス シャープリロード』『ギルティギア ゼクス』の1on1が予定されており、会場には石渡太輔ゼネラレルディレクターが駆けつけるかもしれないとのこと。
なお、同大会に参加すると、『ギルティギア イグザード サイン』オリジナルデザインのショッパーをもらえるという。大会の詳細については、“a-cho”のイベントスケジュールページで確かめよう。
(C) ARC SYSTEM WORKS
※ゲーム画面は開発中のもの。
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