2014年10月9日（木）
LINEとグリーがゲーム開発のための新会社設立について基本合意書を締結
LINEとグリーは、共同出資による新会社・Epic Voyage（エピック・ボヤージュ）設立について、基本合意書を締結したと発表を行った。
エピック・ボヤージュでは、モバイルゲームの先駆として培ってきたグリーの開発力や、アジア地域を中心にLINEが保有するユーザー基盤など、両社の強みを組み合わせることで、グローバルに競争力を有するゲームコンテンツの開発を推進していくという。新会社で開発したゲームは、LINEのゲーム配信プラットフォーム“LINE GAME”を通じてグローバルに提供するとのこと。エピック・ボヤージュの開発するタイトルは、後日、改めて発表が行われる。
■新会社の概要
【社名】Epic Voyage株式会社
【設立】2014年10月31日（予定）
【資本金】1千万円
【代表取締役社長】荒木英士（グリー株式会社 取締役 執行役員）
【役員構成】
舛田淳（LINE株式会社 上級執行役員 CSMO）
福田智史（グリー株式会社 Japan Game事業本部）
【主な事業内容】LINEプラットフォーム向けゲームの企画開発
なお、今回の新会社設立における基本合意書の締結について、LINE上級執行役員 CSMOの舛田淳氏と、グリー取締役 執行役員常務の青柳直樹氏からコメントが出ているので以下に掲載する。
●LINE上級執行役員 CSMO 舛田淳のコメント
“LINE GAME”は、2012年11月より本格展開を開始して以来、自社および外部コンテンツプロバイダーと連携して開発したゲームコンテンツを、LINEのプラットフォームを通してユーザーに提供しており、ゲームプラットフォームとしての存在感を高めてまいりました。昨今では、国内のみならず良質なコンテンツを世界に提供すべく、グローバルにおける展開にも一層注力しております。
グリーは、国内最大のネイティブアプリ開発会社であり、その開発力やこれまで培われた実績は、まさに今、LINE GAMEが必要としているものであり、ともに新会社を設立できることを大変うれしく思います。LINEのプラットフォーム力を活かしながら、全世界のユーザーにより良いコンテンツを提供していきたいと思います。
●グリー取締役 執行役員常務 青柳直樹のコメント
今回のLINE社との事業提携を大変喜ばしく思います。グリーでは、日本、北米、韓国のスタジオでグローバルにモバイルゲームを開発していますが、新会社では、これまで培ってきた開発力を生かし、新たなゲームを生み出していくことを楽しみにしています。LINE社が持つグローバルなネットワークを通じて、より多くのお客さまに新しいゲーム体験と驚きをお届けしたいと思います。