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2014年10月12日(日)

『大逆転裁判』ステージが“マチ★アソビ vol.13”で開催! 江城Pが“異議あり”のキャラごとの違いを熱演

文:イトヤン

 徳島県・徳島市にて開催されている“マチ★アソビ vol.13”。10月11日に新町橋東公園ステージで行われた『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』開発者トークステージの模様をお届けする。

『大逆転裁判』
▲『大逆転裁判』の小嶋慎太郎プロデューサー(左)と、『逆転裁判』シリーズの江城元秀プロデューサー(右)。

 カプコンから2015年に発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』は、『逆転裁判』シリーズの新プロジェクト。19世紀末の日本とロンドンを舞台にして、成歩堂龍一の先祖である成歩堂龍ノ介(なるほどう りゅうのすけ)と、元祖名探偵のシャーロック・ホームズが出会うストーリーが語られる。

 “マチ★アソビ”のステージには、『大逆転裁判』の小嶋慎太郎プロデューサーと、『逆転裁判』シリーズの江城元秀プロデューサーが登壇。まずは9月の東京ゲームショウ2014で発表された最新映像をビデオ上映した後、2人の軽妙なトークで、本作の世界観やキャラクターが紹介された。

『大逆転裁判』
▲『大逆転裁判』に登場するキャラクターを、自作のフリップで紹介するお2人。こうした手作り感のある雰囲気は、“マチ★アソビ”ならではだ。

 壇上ではさらに、本作の重要なシステムである“共同推理”についても紹介された。名探偵シャーロック・ホームズは、その天才的な推理力ゆえに、“真実の向こう側へ行ってしまう”とのこと。それに対して主人公の龍ノ介がツッコミを入れることで推理の矛盾点を洗い出し、事件解決へと導いていくのだという。

 2人のプロデューサーによるトークでは、キャラクターのディテールについても語られた。最新映像では、主人公の龍ノ介が法廷で発言する際に、『逆転裁判』シリーズでおなじみのセリフではなく「はいッ!」と叫んでいる場面が登場するが、これは龍ノ介がまだ学生のため、本物の弁護士のように自信に満ちた態度で発言できないからだという。

『大逆転裁判』
▲『逆転裁判』シリーズでも特に有名な“異議あり!“のポーズは、成歩堂以外にも御剣検事などが行うが、キャラによってそれぞれ微妙な違いがあるのだという。壇上で江城プロデューサーが実演してくれたが、その違いは微妙すぎてほとんどわからない気も……。

 トークステージの後半では、集まった観客からの質問に答えるコーナーも用意されていた。この日は『逆転裁判』シリーズのコアなファンが多く詰めかけていたようで、“或真敷一座のような過去作のキャラクター(とつながりのある人物)は『大逆転裁判』に登場するのか?”、“キャタツとハシゴのような小ネタは『大逆転裁判』にもあるのか?”といった、濃い質問が投げかけられていた。

 それに対して小嶋プロデューサーは、まだ開発中でこれから変更になる可能性もあるので……と言葉を濁しつつも、これまでの『逆転裁判』シリーズを遊んでいる人が楽しめるような要素はきっとあるので期待してほしい、と回答していた。

 “マチ★アソビ Vol.13”では、10月12日の12時~13時にも、東新町アーケード・コルネの泉で『大逆転裁判』の開発者トークステージが開催される他、しんまちボードウォークのカプコンブースでは、本作の最新映像や“特別法廷”の上映が行われている。なお台風19号による影響で、12日のステージは時間や会場が、事前の発表から変更されているので注意してほしい。

『大逆転裁判』
▲しんまちボードウォークのカプコンブースでは、『大逆転裁判』の最新映像を見ることができる。また、プロデューサーのお2人がブース内にいる場合もあるとのことだ。

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