2014年10月14日（火）
工画堂スタジオの傑作スペースオペラ『スーパーシュヴァルツシルト2』他、『バイブルマスター2』 『メルヘンヴェール』がPCで復刻
D4エンタープライズは、同社の運営するレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”において、本日10月14日より『スーパーシュヴァルツシルト2（PCエンジン版）』、『バイブルマスター2（PC-9801版）』、『メルヘンヴェール（PC-8801版・Windows8.1対応版・E.M.D対応版）』を配信している。
価格は900円＋税だが、現在はキャンペーン価格で500円＋税となる。
■『スーパーシュヴァルツシルト2（PCエンジン版）』
【ジャンル】シミュレーション 【メーカー】工画堂スタジオ
【配信日】10月14日 【価格】500円＋税 ※キャンペーン終了後は900円＋税
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●動画：『スーパーシュヴァルツシルト2』
●ストーリー
大銀河シュヴァルツシルト。その辺境に位置するソマリ星系は、十数の国々からなる、美しき星々の群れであった。
星暦3960年、軍事超大国エスパニアンの策謀からひき起こされた戦い、のちに云うソマリ大戦により、ソマリ全星域はかつてない戦乱の嵐に揺さぶられ、いくつもの星々がその運命を狂わされた。
それはソマリ星系の盟主イストラムーとて例外ではない。大戦により国王レムリア18世を失ったイストラムーは、深刻な滅亡の危機に直面した。亡き国王には嫡子がなく、王位は空白のまま、イストラムー統合提督ジェイムズ＝サンデッカーを中心とした臨時政権が帝国再建をはかったが、イストラムーの衰退の色は隠しようもなかった……。
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●作品紹介
本作は1992年にリリースされたターン制のシミュレーションゲーム。ゲームでは艦隊指令よる用兵、研究による平気の開発、小惑星探査による資源の調査、惑星の防衛強化などを行いながら富国強兵に勤しみ、敵国との戦いを演じることになる。
基本的にシステムは前作を踏襲しているが、射程距離の調整、艦隊における戦艦数の増加、フォーメーションの重要性の向上、空母やステルス機といった新兵器などを盛り込み、より壮大な戦いが楽しめるようになっている。シナリオによっては2時間近くもの長期戦になることもあり、一瞬たりとも気が抜けず、手に汗を握る展開となるはずだ。
また、本作ならではの魅力として、そのストーリー性にも注目したいところ。シナリオとシナリオの間にはビジュアルシーンも用意されており、ゲームを盛り上げる演出が満載。PCエンジンならではのボイス演出も採用されている。
なお、本作はPCからの移植版ではなくオリジナル版となっており、壮大なスペースオペラ楽しめる。PC版の『シュヴァルツシルト』ファンもぜひ注目してほしい。
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■『バイブルマスター2（PC-9801版）』
【ジャンル】シミュレーション 【メーカー】グローディア
【配信日】10月14日 【価格】500円＋税 ※キャンペーン終了後は900円＋税
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●動画：『バイブルマスター2』
●ストーリー
ブレオルーツの大戦から一年余りが過ぎ、大陸全土が復興に向かっていた。そんなブレオルーツの5倍の面積を持ち、西から北に広がる大陸アグライア。その中の一刻エル＝ヴェドは邪神を呼び起こすことに成功する。邪悪な力を武器に大陸の支配へと向かうエル＝ヴェド。そしてアクライアは、かつてない戦火に包まれていく……。
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●作品紹介
本作は1994年にリリースされたシミュレーションゲーム。フィールド上でキャラクタが接触すると戦闘シーンに切り替わり、戦況を見ながら任意で魔法や道具を 使用して味方を勝利に導くことに。
そういった前作のスタンスを踏襲しつつ、今回はユニット同士の相性や、地形効果の強化、射程距離の設定などが追加され、より戦術的な戦いが楽しめるようになった。
なお、戦闘に入ったユニットはリアルタイムで告知されるようになり、知らないうちに大打撃といった不足の事態を回避できるようになった。他にも今回はブレオルーツの5倍の面積を誇るアグライアが舞台となっているため、マップ面積も大幅にアップして遊び応えも十分。さらにプロフィールからキャラの特性をつかむバイブルモードもパワーアップし、前作以上に楽しめる内容となった。前作も含めて、骨太なリアルタイムシミュレーションを求める人には、ぜひとも遊んで欲しい作品となっている。
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| 『バイブルマスター2（PC-9801版）』 |
■『メルヘンヴェール（PC-8801版・Windows8.1対応版・E.M.D対応版）』
【ジャンル】アクションRPG 【メーカー】システムサコム
【配信日】10月14日 【価格】500円＋税 ※キャンペーン終了後は900円＋税
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●動画：『メルヘンヴェール』
●ストーリー
フェリクスの森の国の王は、愛する娘、王女の花婿としてふさわしい若者を見つけ出そうと、フェリクス中におふれを出しました、それを見て集まった多くの若者にさまざまな試練が与えられますが、最後に2人が残ります。
1人は、フェリクスの湖の国の王子、もう1人は美しい若者に姿を変えた魔法使いでした、王女は、湖の国の王子に心を奪われ、2人は愛を誓い合います、しかし、それを知った魔法使いは、自分が王子になりすまして王女を我が物にしようと企てます。そして……魔法使いの呪いによって、王子はフェリクスのはるか彼方、世界の果てへと飛ばされてしまいます。
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●作品紹介
本作は1985年にリリースされたアクションRPG。プレイヤーは世界の果てへと飛ばされてしまったばかりか、その姿を怪物にされてしまったしまった湖の王子となって、愛する姫が待つフェリクスへと旅を続けることになる。
ゲームはトップビューのステージ制となっており、各地でモンスターと戦いながら話を進めることに。王子の武器は剣から放つ魔力のみで、これを駆使して敵を倒して進むことになる。なお、魔力は前方のみに発射できるので、攻撃時は位置をよく考えて使うことがポイントとなる。
また、崖に落ちそうになった場合は、すばやくキーを連打することで復活できます。ボーッとしていると落下してしまうので注意！
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なお、3タイトルとも“EGGチャンネル”で公式の動画が公開されているが、音楽を聴くだけでも懐かしい気持ちになれるはず。ワンフレーズを聞くだけで当時の思い出がよみがえってくる人も多いと思うので、ぜひ動画もチェックしてみてほしい。
余談だが、筆者は『スーパーシュヴァルツシルト2（PCエンジン版）』の動画を見て、美人秘書風のパトリシア（声優：江森浩子）の声を聞いた瞬間に約20年前の思い出がよみがえってきた。PCエンジン版の前作の他、PC版『時空の花嫁』や『パワードール』といった工画堂スタジオの往年の名作も多数配信されているので、興味がある方は“プロジェクトEGG”を見てみよう。
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