2014年10月20日(月)
スクウェア・エニックスの新作PCオンラインゲーム『LORD of VERMILION ARENA』のアルファテストが、10月17日~19日の3日間にわたって行われた。本作は、シリーズ6年目を迎えたアーケード版『LORD of VERMILION』をベースに、新たなゲーム性を実現したマルチ対戦アクションだ。このアルファテストの模様をスクリーンショットを中心にお届けしよう。
本作の公式サイトには、テスター専用サイトが設けられており、ゲームシステムや操作方法といった基本的な情報はここで手に入れることができる。クライアントソフトをダウンロードしてゲームを立ち上げると、荘厳な音楽が印象的なスタート画面が登場。プレイヤーは自分の名前を入力し、まずはキャラクターエディットを行う。男性・女性のどちらかを選らんで、髪型、目のタイプとメイク、口のタイプとメイクをそれぞれ6種類から選択できた。
作成したキャラクターは、使い魔たちを引き連れて戦場へと赴くことになる。スタート画面の“装備”から“装備変更”を選択すれば、武器の他に頭、胴、腰、腕、他の防具を変更して、自分のステータスと外見をチェンジできる。アルファテストでは武器が3種類、防具がそれぞれ4種類ずつ用意されていたが、正式サービスではさらに多くのアイテムが手に入ることになるだろう。
バトル開始前の準備として、ともに戦う使い魔を“デッキ編集”でカスタマイズすることができる。デフォルトで用意されているデッキは3つで、自分が所持している使い魔を自由に入れ替え、異なるタイプのデッキを用意することが可能だ。アルファテストでは40種類の使い魔が用意されていたが、正式サービスでは150種類以上が登場する予定。またサイドボードに2つの使い魔をセットしておけば、戦闘前に入れ替えることもできる。
▲デッキ編集ではさらに2つのデッキがロックされており、何らかの条件をクリアすることで最大5つのデッキを所持できるようだ。 |
▲使い魔はそれぞれアクティブスキルを1種類と、パッシブスキルを1種類持っている。ここで自分の使い魔の特徴を把握しておこう。また使い魔は、種族や射程、召喚のためのコストなど、いくつかの条件でソートして検索することができる。 |
アルファテストでは、他のプレイヤーと対戦を行う“闘技場”モードから、7人対7人の対戦が可能となっていた。
闘技場はアーケード版『LORD of VERMILION III』の見下ろし画面とは異なり、キャラクターの背後視点からの3Dマップで表現されているため、さらなる臨場感を味わうことができる。また参加人数も最大14人(7人対7人)となっているので、より大規模なバトルであることが体感できるだろう。
プレイヤーはマナと呼ばれるエネルギーをためて使い魔を召喚し、ミニオンアークという施設を奪い合って、敵のガードタワーとゲートキーパーを排除していく。そして、敵陣にいるアルカナコアを破壊した陣営が勝利となる。1回の対戦時間は15分だ。たまったマナをどのように活用し、1度しか使用できない2つのアルティメットスペルをどのタイミングで発動するかなどの戦略が、勝敗を分けることになるだろう。
使い魔は、自陣営のホームでのみ召喚可能。それぞれアクティブスキルとパッシブスキルを1つずつ持っていて、アクティブスキルはAPゲージを使って発動できる。また、任意の場所に“設置”して、そのエリアの守備に当たらせることも可能だ。さらに、召喚コストと同じ量のマナを消費して“真化”および“超真化”をさせ、スキル能力をパワーアップさせることもできる。なお序盤に低コストで召喚した使い魔は、“生贄”に捧げてマナに還元してより強力な使い魔の召喚に役立てられる。
実際にプレイしてみて、戦略の組み立てと臨機応変な行動が重要なゲームであると感じた。今回のアルファテストで得られた意見や要望をもとに、今後さらにブーム内容がブラッシュアップされていく。従来の『LORD of VERMILION III』のファンだけでなく、新機軸のマルチプレイ対戦アクションに興味があるというPCゲームファンは、ぜひ『LORD of VERMILION ARENA』の展開に注目しておこう。
(C) 2014 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
データ