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2014年10月21日(火)

『鉄拳7』や『タイムクライシス5』などに触れられたバンダイナムコゲームスのAM新商品体験会をレポ!

文:皐月誠

 10月20日、バンダイナムコゲームスによるアミューズメント施設向け新商品のプレス向け体験会が実施された。

 ここでは、『鉄拳7』と『タイムクライシス5』を中心として、ハンズオンの感想をお届けする。

■『鉄拳7』

 『鉄拳タッグトーナメント2』をはさみ、純粋なナンバリングタイトルの新作としては7年ぶりとなる『鉄拳7』。本作において最も特徴的なのが、店舗間のオンライン対戦が可能になったということだろう。従来はラグの問題から難しかったのだが、ラグを低減させる技術の開発により実現可能になったとのこと。対戦相手とのマッチングは、腕前が同程度のプレイヤーに対し自動で行われる。また、“リベンジ機能”によって敗北した場合でも再戦が可能だ。もちろん、従来通りの店舗内対戦も行える。

『鉄拳7』

 プレイにおける新要素としてまず挙げられるのは、レイジ状態(体力が一定値以下になると発動。攻撃力強化)になると使用できる“レイジアーツ”だ。レイジアーツは最低で2ボタンの同時押しにて発動できる(コマンドはキャラクターによる)ので、熟練者にとっては使用タイミングのシビアさを味わえる要素として、初心者にとっては豪快な必殺技を簡単に発動できる要素として楽しめるだろう。体力を消耗した水際での攻防が、従来以上に熱くなることも予想される。

『鉄拳7』
▲レイジ状態ではキャラクターの身体が赤く発光。
『鉄拳7』
▲新キャラクター・クラウディオのレイジアーツは、光の矢を飛ばすという派手なもの。

 もう1つの大きな新要素が、モーション中に相手から攻撃を受けても中断されない“パワークラッシュ”技だ。使用回数や受け止める攻撃に制限はないので、使いこなせば相手を圧倒するような戦い方を演じられるだろう。ただし、攻撃を受け止めてもダメージが入ることに変わりはないので、残り体力への注意が必要だ。

『鉄拳7』 『鉄拳7』

 現在確認できる新キャラクターは、カタリーナとクラウディオ。カタリーナは足技が主体の、長いリーチと素早い攻撃が魅力のキャラクターだ。割と素直な打撃系キャラクターだと感じられたので、初心者でもなじみやすいだろう。一方のクラウディオはテクニカルなキャラクター。相手に特定の技を当てると“スターバースト”状態になり、そこからのみ発動できる技がいくつかある。スターバーストの絡んだコンボをうまく扱えるかが、クラウディオのキモだ。

『鉄拳7』 『鉄拳7』

 基板は新しい物が使用されるとのことで、『鉄拳タッグトーナメント2』に用いられたPS3互換の“SYSTEM 369”や、同社製体感ゲームに多く用いられたPCベースの“SYSTEM ES”シリーズとは異なるようだが、詳細は未公開だ。なお、新基板はフルHD出力に対応しており、非常に高精細な画面を楽しめる。

 基板の発売は3月ごろを目指しており、若干先行して基板と特別仕様“ノアール筐体”のセットが発売されるとのこと。台数限定の特別仕様ノアール筐体は、『鉄拳』20周年のイメージカラーである黒&金で彩られている。

『鉄拳7』
▲特別仕様バージョンのノアール筐体。

●スクリーンショット

『鉄拳7』 『鉄拳7』
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『鉄拳7』 『鉄拳7』
『鉄拳7』 『鉄拳7』

■タイムクライシス5

 『鉄拳』シリーズ以上に間が空き、ナンバリングタイトル新作としては8年ぶりとなる『タイムクライシス5』。家庭用移植の際に『タイムクライシス』シリーズとして改題された『レイジングストーム』から数えても5年ぶりと、バンダイナムコゲームスによる“足元にペダルがある”タイプのガンシューティングは実に久々だ。

『タイムクライシス5』
▲モニタは55インチ。『タイムクライシス4』などの際は大型の“DX筐体”と若干コンパクトな“SD筐体”がリリースされたが、今回アナウンスされているのは大型筐体のみとなっている。

 従来作からの変更点としてまず上げられるのは、“フットペダルが2枚になった”ということだ。シリーズファンには言わずもがなだが、タイムクライシスの大きな特徴は“フットペダルを踏むとプレイヤーキャラクターが障害物から身を乗り出す”というシステム。『タイムクライシス5』では身を隠す障害物が2カ所にあり、プレイヤーはペダル操作で位置を移動できる。これについて、配布の資料では“守るタイクラから攻めるタイクラへ”と紹介されている。

『タイムクライシス5』
▲従来1つだった足元のペダルが2つに。

 敵との戦い方も基本的には位置移動の駆使を求められるものとなっていて、“防弾盾を装備した敵に対し側面から攻撃する”や“スモークグレネードの煙幕を避けて視界がクリアなポイントから攻撃する”などのアクションを求められる。初プレイの際は多少戸惑うかも知れないが、『タイムクライシス4』における“マルチスクリーンバトル”の画面移動を、銃の向きでなくペダルで操作すると捉えればそれほど難しくはないだろう。

 他の変更点は、『タイムクライシス3』から登場した“武器切り替え”のアクションが、“ハンドガンコントローラのボタンを押す”というものに改められたことだ。身を乗り出したまま武器を切り替えることができるようになったため、従来よりもアクティブなプレイが可能となっている。

『タイムクライシス5』
▲ハンドガンコントローラの中央にあるオレンジ色の部分が武器切り替えボタン。銃の左右にあるので、左右どちらの手でも問題なく扱える。

 ガンコントローラと言えば、忘れてはならない『タイムクライシス』シリーズの特徴が“反動機構”。スライドがダイナミックに稼働する(個人的には好みだった……)『タイムクライシス4』ほどの反動はないと感じたが、照準のブレや物理的な堅牢性を考えると、むしろ適切な設計だろう。配布された資料には“低故障率を実現”した旨が謳われており、経年に対する耐久力にも期待できそうだ。

 敵も“赤い兵士は危険”という要素を始め、『タイムクライシス』シリーズ“らしさ”を多分に含んでおり、9年ぶりとは言え従来のプレイヤーならばすんなりとなじめると思われる。敵には『タイムクライシス4』におけるテラーバイトのようなドローン軍団や、『レイジングストーム』におけるH.A.C.Sのようなパワードスーツ兵など、過去作の要素も感じられる。個人的には1面ボスとして登場した多脚戦車が、初代『タイムクライシス』のアントリオンや『クライシスゾーン』の重武装主力戦車を思い出させてくれて嬉しかった。

 主人公はVSSEのルーク・オニール(1P)とマーク・ゴダート(2P)。ストーリーは、おなじみの殺し屋ワイルド・ドッグを彼らが追うという形で進行する。ステージは全3面構成で、1面がリゾートでの銃撃戦、2面が戦闘ヘリからの対地戦、3面がバイクに乗っての高速移動戦となる(今回のプレイでは2面まで体験可能だった)。従来作からすると少ないように感じられるが、ステージを倍増させる追加ROMキット『タイムクライシス5 真の黒幕編』も制作されており、こちらは2015年のリリースだという。

『タイムクライシス5』
▲オニール(左)とマーク(右)。イメージカラーの赤/青もシリーズ伝統。
『タイムクライシス5』 『タイムクライシス5』
▲機械の身体になっても白髪になっても悪事を働いてVSSEと真っ向勝負するワイルド・ドッグ。シリーズファンとしては、彼の外見の変遷が若干愉快だ。▲1面ボスの多脚戦車。ミサイルやビームなどで攻撃してくる。
『タイムクライシス5』
▲バナパスポートカードに対応しており、アチーブメントを集められる。
『タイムクライシス5』 『タイムクライシス5』
▲『真の黒幕編』のワンシーン。トランクを握ったまま切断されたワイルド・ドッグの義手が、ジャングルへと落ちたようだ。
『タイムクライシス5』
▲『真の黒幕編』のキーパーソンになると思われる人物。何者なのだろうか……?

●スクリーンショット

『タイムクライシス5』 『タイムクライシス5』
『タイムクライシス5』 『タイムクライシス5』
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■その他

●『ロストランド アドベンチャー』

 球状スクリーンへの大画面投影が特徴的な、シアター型のガンシューティングゲーム。『機動戦士ガンダム 戦場の絆』他に用いられたPOD筐体よりも大型で、2人プレイが可能だ。

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●『ポケットモンスター バトルナイン』

 『ポケットモンスター』を題材としたメダルゲーム。ポケモンをつかまえると“ゲットボーナス”としてメダルを獲得できる他、つかまえたポケモンでビンゴのラインが成立すれば“ラインコンボ”としてさらにメダルをもらえる。すべてのラインを揃えると、“パーフェクトコンボ”として大量のメダルが払い出される。

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●『ワンピース ガンガントレジャー』

 『ワンピース』を題材としたガンタイプのメダルゲーム。画面上のメダルが手前に落ちると実際にメダルが払い出される。3つのエリアをクリアした際に出現するボスキャラクターを倒すと、大量のメダルを獲得できる。

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●『海物語in沖縄 ウキウキバケーション』

 SANYOのパチンコ『海物語』を題材としたメダルゲーム。基本的にはシンプルなプッシャータイプの筐体だが、『海物語』らしい熱いスロットの要素を搭載している。なお、バナパスポートカードに対応しているとのこと。

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●『クレナ2 ジャック』

 比較的小型なクレーンタイプのプライズゲーム。フィールドやアームなどのカスタマイズ性の高さや、大型マシン『クレナ2 クイーン』とのパーツ共用が特徴。

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(C)BANDAI NAMCO Games Inc.
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