2014年11月20日(木)
『ポケモン』の愛称で老若男女から絶大な人気を誇る『ポケットモンスター』。その最新作3DS『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』が11月21日に発売されます。
『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』は今から12年前の2002年に発売されたGBA『ポケットモンスター ルビー・サファイア』をベースにしながら、数々の新要素を加えて生まれ変わりました。初めて遊ぶ人が新作として楽しめることはもちろん、当時GBAで遊んだ人も新鮮な気持ちで遊べるゲームになっています。
ここでは、そんな本作の総まとめ記事を掲載。本作のストーリーをはじめ、初登場となるメガシンカポケモン、新要素などをまとめてお届けします。
既存のシステムのパワーアップを含め、本作から追加された多数の新要素を紹介します。
フィールドで“ひみつのポイント”を見つけ、その場所でポケモンのわざ“ひみつのちから”を使うことで“ひみつきち”へ入れるようになります。そこで楽しめるさまざまな遊びは、“スーパーひみつきち”と呼ばれます。このひみつきちは模様替えが可能で、それぞれ自分好みの基地に彩ることができます。
さらに通信機能を使うことで、他プレイヤーのひみつきちが出現し、その中でポケモンバトルなども行えます。グッズによる仕掛けも可能で、ポケモンジムのように見せることも。
本作では“おきがえ”によって、これまでに見たことのないピカチュウの姿を楽しむこともできます。バトルでもその違いは反映され、おきがえピカチュウは通常のピカチュウでは覚えられないわざを使用することが可能です。
▲ハードロック・ピカチュウ。 |
▲マダム・ピカチュウ。 |
▲アイドル・ピカチュウ。 |
▲ドクター・ピカチュウ。 |
▲マスクド・ピカチュウ。 |
ポケモンマルチナビは、主人公の冒険をサポートしてくれる道具のこと。バトルやイベントなど特定のシーンとを除けば、いつでも3DSの下画面に表示されて、主に以下の4つの機能があります。
【1】ずかんナビ
自分のいるエリアに出現するポケモンの情報を表示する機能。草むらなどにいるポケモンをサーチすることが可能です。
【2】マップナビ
マップ上にある施設やポケモンの分布、トレーナー、ひみつきち、きのみの位置情報や状況がその場でわかる機能です。
【3】テレビナビ
ホウエン地方のニュースや、すれちがったプレイヤーのニュースを見られる機能。たくさんの人とすれちがったら、情報をチェックしてみましょう。
【4】プレイナビ
通信を使ってポケモンの交換・対戦が楽しめる“PSS”(プレイヤーサーチシステム)、ポケモンを鍛える“スパトレ”、ポケモンをかわいがる“ポケパルレ”の機能が利用できます。
ポケモンの魅力には、“かっこよさ”、“うつくしさ”、“かわいさ”、“かしこさ”、“たくましさ”という5項目の指標(コンディション)があります。コンテストでは、ポケモンの長所を意識したタイトルを狙うことが重要になっていきます。さらに、コンテストは通信機能にも対応していますので、友だちや家族と競ってみるのもおもしろいです!
主人公は、冒険の途中で絶大な人気を誇るコンテストアイドル・ルチアと出会います。彼女は主人公をスカウトし、コンテストライブへ導いてくれます。
ルチア |
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パートナーポケモン・チルタリスとのユニットで活躍するホウエン地方No.1コンテストアイドル。天才肌ながら、努力を惜しまないところも彼女の魅力の1つです。
▲まずはコンテストに参加するポケモンを選びましょう。 |
▲コンテストに参加するポケモンが決まったら、次は出場するタイトルを決めましょう。 |
ちなみに、各タイトルには4つのランクが存在しています。下から順に、ノーマルランク、スーパーランク、ハイパーランク、マスターランクがあり、コンテストで優勝していくと上のランクに挑戦できるようになります。もちろん、はじめはノーマルランクからのスタートになります。
▲コンテストでは主人公もステージ衣装にドレスアップ! イカします! |
コンテストに参加するポケモンを選んだら、早速審査開始です! 最初はポケモンの見た目を競う審査“おひろめ”になります。ポケモンのコンディションを高めておくと、人気が高まります。コンディションは、ポケモンにポロックをあげることで上昇します。
ポロックとは、2~4つの“きのみ”を材料に作り上げるポケモン用のお菓子。ルチアからもらう“ポロックキット”を使って作成できます。所持している“きのみ”やポロックの確認から、ポロックの作成、ポケモンにポロックを食べさせることまで、すべて“ポロックキット”で行えます。
▲ルチアからもらえるポロックキット。 |
▲与えたポロックの種類に応じて、コンディションを高めることができます。 |
そしておひろめの後には、“ポケモンコンテストライブ!”のメインイベントといえる、アピール審査が待っています。ここでは、ポケモンのわざを審査してもらいます。上記で説明した、かっこよさなどに対応したポケモンのわざを出して、高評価を狙いましょう。
また、特定の2つのわざを決まった順に出すとコンボになり、より高い評価を得ることができます。アピール審査でいい結果を出すには、コンボが発生するわざの組み合わせを探すことも重要です。
わざによる戦略だけでなく、会場の盛り上がりを示す“エキサイト”ゲージもアピール審査に影響を与えます。エキサイトは、ポケモンのアピールによって、上がったり下がったりするので注意しましょう。同じわざを連続で出しても、ゲージが下がってしまうことがあります。
さらに、自分の番のタイミングでエキサイトがMAXになると、特別華やかなアピールができ、ボーナスが入ります。とはいえ、エキサイトは他のポケモンのアピールでも上下しますので、自分の思い通りにいかないことも。エキサイトが自分の番でMAXになるよう、考えをめぐらせながらわざを選んでいきましょう。
▲エキサイトゲージがMAXで、会場も大盛り上がりに。この状態でしか見られない、特別なパフォーマンスでアピールできます。 |
▲メガシンカできるポケモンが自分の番でエキサイトMAXになっていたら、メガシンカでさらなるボーナスを獲得することも可能です。メガシンカポケモンならではのスペシャルなアピールを披露してくれます! |
▲コンテストに参加すると、会場の出入り口で主人公を応援してくれるファンと出会えます。ファンは、ポロックを作るための材料“きのみ”をくれることもあります。 |
1匹で複数のポケモンとバトルする“群れバトル”が本作にも搭載されます。本作からは野生のポケモンとのバトルだけでなく、トレーナーとのバトルにおいても発生します。
▲従来の野生のポケモンとの群れバトル。経験値をたくさん稼げます。 |
▲本作からは、一度に5人のトレーナーとのバトルになることも! |
▲厳しいバトルになりますが、勝利すればそれだけ経験値を稼げます。 |
今までの『ポケットモンスター』シリーズでは草むらや森、洞窟、海、道路などが主な冒険の舞台となっていましたが、本作ではそれに“大空”が加わりました。これによって、空からしか行けない場所や大空でのみ出会えるポケモンが登場します。この大空からしか行けない“マボロシのばしょ”も存在します。
▲“むげんのふえ”を使うと、ラティオスかラティアスが迎えにきてくれます。 |
▲空からホウエン地方を一望できます! |
大空から行ける先には、“マボロシのばしょ”と呼ばれる特別な場所があります。ここでは伝説のポケモンなど珍しいポケモンが登場します。
▲“マボロシのばしょ”は雲の中や孤島など、さまざまな場所に存在します。 |
新たに“マボロシのばしょ”やさまざまな場所に登場することが明らかになった伝説のポケモンを紹介します。
▲ライコウ。 | ▲エンテイ。 |
▲スイクン。 | ▲ユクシー。 |
▲エムリット。 | ▲アグノム。 |
▲コバルオン。 | テラキオン。 |
▲ビリジオン。 | ▲トルネロス。 |
▲ボルトロス。 | ▲ランドロス。 |
▲クレセリア。 | ▲ヒードラン。 |
さらに“マボロシのばしょ”以外に登場する伝説のポケモンを紹介します。ホウエン地方の古代遺跡に残されたメッセージ。これを読み解くことで、伝説のポケモン、レジロック、レジアイス、レジスチルと出会うことができます。
▲レジロック。 |
▲砂漠にたたずむ古代遺跡。ここに残されたメッセージが意味することとは? |
▲レジアイス。 |
▲小島の横穴に入ると、ここにもメッセージが。中は冷気で凍りついています。 |
▲レジスチル。 |
▲古代塚に残されたメッセージ。 |
▲レジギガス。 |
レジロック、レジアイス、レジスチルの3匹を集めると、強力な伝説のポケモンが目覚めると言われています。しかし、出会うためには3匹を集める他にも条件があるようです。
GBA『ポケットモンスター ルビー・サファイア』では、グラードンとカイオーガが引き起こした異常気象を止めるため、大自然に恵まれたホウエン地方を舞台に、マグマ団やアクア団との戦いが描かれました。
3DS『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』ではその物語をベースにしながら、メガシンカの謎に迫る壮大な物語が描かれていきます。さらにグラードンとカイオーガについて、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』の続きとなる伝承が明らかになりました。
遥か昔。強大な力を有したポケモンがホウエンに現れた。
それは、のちにグラードン・カイオーガと呼ばれる2匹のポケモンだった。
グラードンが吠えると大地が盛り上がり、陸が広がった。太陽が照りつけ、辺りは灼熱に包まれた。
カイオーガが咆哮すると水があふれ出し、海が広がった。辺りに暗雲が立ち込め、豪雨が降り注いだ。
▲伝承について描かれた壁画が存在するようです。 |
ゲンシの時代――。
自然界にはエネルギーが満ちあふれ、そのエネルギーはグラードン、カイオーガに圧倒的な力をもたらした。
2匹は更なるエネルギーを求め、たびたびに衝突を繰り返し、ホウエンの人々やポケモンの暮らしを大いに脅かした。
自然のエネルギーによって圧倒的な力をみなぎらせた2匹の様は後世の人々をして“ゲンシカイキ”と言わしめ、それぞれの姿は“ゲンシグラードン”、“ゲンシカイオーガ”と呼ばれた。
伝承の続きからわかるように、熾烈を極めた戦いの末に“ゲンシグラードン”、“ゲンシカイオーガ”となった2匹。本作ではメガシンカの謎の他に、このゲンシの時代についても迫っていくことになるのでしょうか。
グラードン |
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雨雲を吹き払い光と熱で水を蒸発させ、大地を広げたといわれているポケモン。カイオーガとの死闘の末、地下のマグマの中で長い眠りについたといわれています。
カイオーガ |
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空一面を覆う雨雲を作り出し、大雨を降らせて海を広げたといわれているポケモン。グラードンとの死闘の末、海底の底で長い眠りについたといわれています。
ゲンシグラードン |
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グラードンがゲンシカイキしたポケモン。全身にみなぎるエネルギーがマグマと化してあふれ出し、超高温で放熱しているため、常に身体の周囲には陽炎が揺らめいています。
ゲンシカイオーガ |
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カイオーガがゲンシカイキしたポケモン。全身にみなぎるエネルギーが海水と化して身体から湧き出てきます。
これまでポケモンが進化できる回数は、ポケモンごとに限度が決まっていましたが、一部のポケモンにのみ、その限度を超えたさらなる進化“メガシンカ”という現象が起こることが確認されています。
ただし、このメガシンカは特定のポケモンと条件下でしか発現が確認されておらず、その起源や事象には、まだ多くの謎が残されています。本作ではこの謎に迫っていくことになります。
『ポケットモンスター』の冒険の中では、伝説のポケモンたちとの出会いや、野望を持った悪の組織との戦いが主人公を待っています。本作の舞台であるホウエン地方では、陸を広げたいと考える“マグマ団”と海を広げたいと考える“アクア団”が対立しており、この2大組織がストーリーに大きくかかわってきます。
▲みんなのために陸を広げたいというマグマ団。 | ▲ポケモンのために海を広げたいというアクア団。 |
そして、ソフトのバージョンによって主人公の前に立ちはだかる組織も変わってくるのが『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』の特徴です。『ポケットモンスター オメガルビー』なら“マグマ団”が、『ポケットモンスター アルファサファイア』なら“アクア団”が、それぞれの目的を果たすべく勢力を拡大し、主人公を巻き込んでいきます。
▲マグマ団のしたっぱ。 | ▲アクア団とは反発し合っていることがうかがえます。 |
▲アクア団のしたっぱ。 | ▲自分たちの野望のためなら他の組織の妨害だってします。 |
また、伝説のポケモン“グラードン”と“カイオーガ”は、この2大組織と密接なつながりを持つことになります。グラードンはマグマ団と関係し、カイオーガはアクア団とかかわっています。
どちらの組織も、リーダーの下に男女1名ずつの幹部が存在し、その下にしたっぱ団員たちが複数いる構成となっています。そのマグマ団とアクア団の主なキャラクターたちを紹介しましょう。
リーダー・マツブサが率いる組織。マツブサの下には、幹部のホムラ、カガリがおり、さらにしたっぱ団員たちが複数存在します。彼らは海の水を干上がらせ、陸地を増やすことを目的に活動しています。
▲マグマ団のリーダー・マツブサ。 |
▲マグマ団幹部・ホムラ。 | ▲マグマ団幹部・カガリ。 |
▲マグマ団のしたっぱ。 |
リーダー・アオギリが率いる組織。アオギリの下には、幹部のウシオ、イズミがおり、さらにしたっぱ団員が複数存在します。彼らは地上に大雨を降らし、海を増やすことを目的に活動しています。
▲アクア団のリーダー・アオギリ。 |
▲アクア団幹部・ウシオ。 | ▲アクア団幹部・イズミ。 |
▲アクア団したっぱ。 |
冒険の舞台となるホウエン地方は、横長の大きな本島と、その周辺に点在するいくつかの小島で構成されています。緑あふれる本島の中心には、もくもくと煙を噴き上げる活火山があり、青々と広がる海には数々の島が見られます。そんな大自然に恵まれたこのホウエン地方では、さまざまなポケモンと人々が、ともに認め助け合い、暮らしているのです。
▲のどかな風景は、どこか懐かしくもあり新しい感じもします。当時『ポケットモンスター ルビー・サファイア』をプレイしていた人は、思い出を振り返りながらプレイしてみてもいいかもしれません。 |
冒険をより快適に進めるために役立つ大切な道具の1つに、“じてんしゃ”があります。本作では、スピード重視の“マッハじてんしゃ”と、テクニック重視の“ダートじてんしゃ”という異なる2種類のじてんしゃを使い分け、ホウエン地方を駆け回ることができます。
▲マッハじてんしゃのスピードがあれば、このような急な坂も上れます。 |
▲テクニックを使えば、一本橋や段差の飛び石をジャンプして渡れます。 |
本作の舞台となるホウエン地方を冒険するにあたって、プレイヤーはまず主人公を選び、次いでパートナーとなるポケモンを選択することになります。
物語の主人公となるのは、ポケモンと一緒に旅をして、ポケモンを育てていくポケモントレーナー。主人公には男の子と女の子がいて、プレイヤーはそのどちらかを選びます。プレイヤーが選ばなかった側のキャラクターは、主人公のサポート役として、冒険の折々で主人公を支えてくれる存在となります。
▲温暖な気候をもつホウエン地方の大自然を駆け巡れるように、身軽でアクティブな格好をしているのが特徴。2人とも左腕には、メガシンカに必要な石“キーストーン”を埋め込んだ“メガバングル”をはめています。 |
▲物語は、ミシロタウンに主人公が引っ越してくるところから始まるため、プレイヤーも主人公も同じ目線で、ホウエン地方を冒険していくことになります。 |
冒険の第1歩は、3匹のポケモンの中から、自分のパートナーを選ぶことです。ここではパートナーの候補となるキモリ、アチャモ、ミズゴロウについて紹介します。
キモリ |
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キモリ
森の大木に巣を作り、暮らしているポケモン。冷静沈着な性格で縄張り意識が強く、近づいてきた敵には大きなしっぽを叩きつけて攻撃をします。
・ぶんるい:もりトカゲポケモン
・タイプ:くさ
・たかさ:0.5m
・おもさ:5.0kg
・とくせい:しんりょく
アチャモ |
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アチャモ
おなかに炎袋を持っており、抱きしめるとポカポカ温かい。愛らしい見た目ですが、1,000度にもなる火の玉を口から飛ばし、敵を黒焦げにする力を持っています。
・ぶんるい:ひよこポケモン
・タイプ:ほのお
・たかさ:0.4m
・おもさ:2.5kg
・とくせい:もうか
ミズゴロウ |
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ミズゴロウ
小さい体ですが、力が自慢のポケモン。ピンチになると、体より大きな岩を粉々に砕くほどのパワーを発揮します。
・ぶんるい:ぬまうおポケモン
・タイプ:みず
・たかさ:0.4m
・おもさ:7.6kg
・とくせい:げきりゅう
ポケモンには“タイプ”が存在し、最初のパートナーとなる3匹のポケモンは、それぞれくさ、ほのお、みずというタイプを持っています。この3つのタイプは、以下の3すくみの関係にあります。
・くさタイプのわざは“みず”タイプのポケモンに強い。
・ほのおタイプのわざは“くさ”タイプのポケモンに強い。
・みずタイプのわざは“ほのお”タイプのポケモンに強い。
▲キモリはくさタイプなので、アチャモに弱いということになります。 |
▲アチャモはほのおタイプなので、ミズゴロウに弱いということになります。 |
▲ミズゴロウはみずタイプなので、キモリに弱いということになります。 |
ポケモンバトルでは、このようにタイプによる有利と不利を踏まえて戦略を練る必要があります。ポケモンのタイプは18種類ありますので、冒険中にポケモンを捕まえて、育てるポケモンを増やしていけば、より戦略が広がります。
パートナーに選んだポケモンは、ともに冒険をしてポケモンバトルで経験を積むことで成長し、やがて進化します。この際、ポケモンによっては、新しいタイプが加わる場合もあります。冒険のパートナーとなる3匹がどのような進化を遂げるのか、紹介していきます。
キモリは、ジュプトル、ジュカインへと進化していきます。くさタイプの中でもトップクラスのすばやさを持つポケモンへと成長するため、バトルではそのすばやさを生かし、先手を奪って相手を圧倒していくことが狙いになります。
ジュプトル |
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●ジュプトルの特徴は?
キモリの進化形。ぐーんと発達した太ももの筋肉が驚異的な瞬発力と跳躍力を生み出します。枝から枝へと身軽に飛び回ることから、密林に暮らす木登りの名手といわれているポケモン。
・ぶんるい:もりトカゲポケモン
・タイプ:くさ
・たかさ:0.9m
・おもさ:21.6kg
・とくせい:しんりょく
ジュカイン |
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●ジュカインの特徴は?
ジュプトルの進化形。体に生えた葉っぱは、大木をもすっぱり切り倒すほどのするどい切れ味を持っています。すばやい身のこなしで、ジャングルの中では敵なしの強さを誇ります。
・ぶんるい:みつりんポケモン
・タイプ:くさ
・たかさ:1.7m
・おもさ:52.5m
・とくせい:しんりょく
アチャモは、ワカシャモ、バシャーモへと進化していきます。高いこうげきととくこうを備えたポケモンへと成長する他、一部のひこうタイプの技も覚えることができ、バトルにおいて攻撃面に優れたポケモンとなります。
ワカシャモ |
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●ワカシャモの特徴は?
アチャモの進化形。かくとうタイプが加わり、大きく発達した足腰を使って、1秒間に10発のキックを繰り出して戦います。スピードとパワーを兼ね備えた、闘争本能の強いポケモンです。
・ぶんるい:わかどりポケモン
・タイプ:ほのお・かくとう
・たかさ:0.9m
・おもさ:19.5kg
・とくせい:もうか
バシャーモ |
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●バシャーモの特徴は?
ワカシャモの進化形。さらに強化された脚力は、30階建てのビルをジャンプでらくらく飛び越すほど。強敵に出会うと手首から炎を噴出し、勇敢に挑みかかります。手首の炎は、相手が手ごわいほど激しく燃え上がります。
・ぶんるい:もうかポケモン
・タイプ:ほのお・かくとう
・たかさ:1.9m
・おもさ:52.0kg
・とくせい:もうか
ミズゴロウは、ヌマクロー、ラグラージへと進化していきます。進化を重ねることで、高いこうげきと耐久性を兼ね備えたポケモンへと成長します。進化することでみず・じめんタイプになり、弱点がくさタイプのみと、耐久力の高さが際立ちます。
ヌマクロー |
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●ヌマクローの特徴は?
ミズゴロウの進化形。ぬかるんだ泥沼での生活により足腰が鍛えられ、2本足で歩けるようになりました。じめんタイプが加わり、泥を使ったこうげきも得意に。
・ぶんるい:ぬまうおポケモン
・タイプ:みず・じめん
・たかさ:0.7m
・おもさ:28.0kg
・とくせい:げきりゅう
ラグラージ |
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●ラグラージの特徴は?
ヌマクローの進化形。大型船を引っ張って泳ぐほどのパワーの持ち主。たくましい両腕は岩のように固く、ひと振りするだけで巨大な岩を砕くことができます。
・ぶんるい:ぬまうおポケモン
・タイプ:みず・じめん
・たかさ:1.5m
・おもさ:81.9kg
・とくせい:げきりゅう
前作『ポケットモンスター X・Y』に引き続き、本作でもまたメガシンカが可能です。ここでは、最初に手に入るパートナーの3匹がメガシンカした姿とバトルでのポイントを紹介していきます。
メガシンカすることで、ドラゴンタイプが追加され、有利になるタイプが増えます。とくせいのひらいしんは、でんきタイプのわざのダメージを無効化し、さらに自分のとくこうを一段階上げることができます。これを生かしてダブルバトルでの活躍も見込めます。
メガジュカイン |
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●メガジュカインの特徴は?
ジュカインがメガシンカしたポケモン。脚力を生かしたすばやい動きが特徴。自らの尾を切り、ミサイルのように相手めがけて発射することもできます。
・ぶんるい:みつりんポケモン
・タイプ:くさ・ドラゴン
・たかさ:1.9m
・おもさ:55.2kg
・とくせい:ひらいしん
メガシンカすることで、そのこうげきにさらに磨きがかかりました。とくせい“かそく”で毎ターン自分のすばやさを上げていけば、メガバシャーモはもう誰にも止められないかもしれません。
メガバシャーモ |
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●メガバシャーモの特徴は?
バシャーモがメガシンカしたポケモン。自慢のキック力にさらに磨きがかかりました。鋭い蹴りを繰り出すと、大気との摩擦で脚が燃え上がります。体内の温度が上昇すると、パワー、スピードがさらに上昇します。
・ぶんるい:もうかポケモン
・タイプ:ほのお・かくとう
・たかさ:1.9m
・おもさ:52.0kg
・とくせい:かそく
メガシンカすることで、とくせいが“すいすい”に変化。天気が“あめ”の時は、すばやさが2倍になります。とくせいを生かした先制攻撃で、相手を一気に仕留めます。
メガラグラージ |
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●メガラグラージの特徴は?
ラグラージがメガシンカしたポケモン。上半身の筋肉が大きく発達し、よりいっそうたくましい姿になりました。水中での行動に必要な力も強化され、陸上でも水中でも、その強靭な力を発揮できます。
・ぶんるい:ぬまうおポケモン
・タイプ:みず・じめん
・たかさ:1.9m
・おもさ:102.0kg
・とくせい:すいすい
本作では、GBA『ポケットモンスター ルビー・サファイア』で明かされなかった、ホウエン地方にまつわる新たな物語“エピソード デルタ”が展開されます。
“エピソード デルタ”で語られるのは、3,000年の古より紡がれるホウエン地方の歴史と、ついに明らかになる“メガシンカ”の謎。宿命を背負った女性“ヒガナ”をはじめ、マグマ団やアクア団、ダイゴ、ジムリーダーのミクリなど、さまざまな人物が登場し、波乱に満ちたストーリーが繰り広げられていきます。
ロケット開発をはじめ、宇宙に関するさまざまな研究を行っているトクサネ宇宙センター。隕石が接近していることを察知し、職員が慌てふためいています。
主人公は巨大隕石の接近について知らされ、ホウエン地方を宇宙の脅威から守るため、各地をめぐることになります。
▲3000年前に起きた出来事と、隕石の関係とは……。 |
隕石が迫る中、マグマ団とアクア団にも新たな動きが。幹部のカガリとウシオが、ポケモンをメガシンカさせるために必要なキーストーンを狙ってトレーナーを襲っているようです。
▲マグマ団とアクア団に占拠されたトクサネ宇宙センター。カガリとウシオはいったい、何をたくらんでいるのでしょうか? |
主人公の前に突如現れたレックウザ。伝説のポケモンであるレックウザは、その特異な生態から、他のポケモンたちとは異なる特殊な方法でメガシンカを遂げるといわれています。
▲主人公を背に、はるか彼方へ飛んでいくメガレックウザ。 |
2匹のポケモンが繰り広げるバトルの結末、そしてホウエン地方の未来は、この“エピソード デルタ”で明らかになります。
デオキシスは4つのフォルムにフォルムチェンジすることができるポケモンです。その姿が変わる時、空にオーロラが現れると言われています。
デオキシス(ノーマルフォルム) |
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デオキシス(アタックフォルム) |
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●デオキシス(アタックフォルム)の特徴は?
ノーマルフォルムから、さらにこうげきととくこうを特化したフォルム。そのこうげきととくこうの高さは、全ポケモンの中でも最高クラスです。
デオキシス(ディフェンスフォルム) |
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●デオキシス(ディフェンスフォルム)の特徴は?
ノーマルフォルムからぼうぎょ・とくぼうに特化したフォルム。HPを回復させるわざ“じこさいせい”を使えば、粘り強く戦うこともできます。
デオキシス(スピードフォルム) |
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●デオキシス(スピードフォルム)の特徴は?
ノーマルフォルムから、すばやさに特化したフォルム。全ポケモンの中で最高クラスのすばやさを持つこのフォルムは、相手に攻撃する隙を与えません。
●宿命を背負った謎の女性 ヒガナ |
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“エピソード デルタ”のカギを握る人物。とある目的を果たすため、ホウエン地方を旅します。不敵な笑みを浮かべる彼女の正体は謎に包まれています。
▲初対面の主人公にも明るく話しかけるヒガナ。 |
▲「どこまで しんじつを しったうえで なにを じぶんの りそうと したうえで こうどう しているんだろうね?」。主人公の前に現れたヒガナは、意味深な問いかけをします。 |
▲彼女はなんのために行動しているのでしょうか? |
ヒガナはメガシンカの使い手で、ポケモンのメガシンカに必要となる不思議な石“キーストーン”がついた“メガアンクレット”を右足首につけています。
▲メガアンクレット。 |
●ゴニョニョ |
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▲ヒガナとともに行動しているゴニョニョは“シガナ”という名前で呼ばれています。 |
●ルネシティ・ジムリーダー ミクリ |
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ルネシティ・ジムリーダーのミクリは、みずタイプのポケモンの使い手。水のプリンスとも呼ばれ、上品な雰囲気を醸し出しています。ホウエン地方に伝わる伝承について、何か知っているようです。
▲まずはルネシティのジムリーダーとして登場します。 |
▲『ポケットモンスター X・Y』で冒険の舞台となったカロス地方。ホウエン地方とも関係があるようです。 |
▲“エピソード デルタ”で再び登場するミクリ。 |
冒険の途中、ポケモンだけでなく、さまざまな人物とも出会うことになります。そんな出会いの中でも、物語と密接にかかわる重要人物のダイゴを紹介します。
珍しい石の収集が趣味の、高貴な身なりをした謎の青年。メガシンカの起源や伝説のポケモンといった、本作の物語の核心に迫る謎を追い求めています。
▲珍しい石に興味があるというダイゴ。こんなところで何をしているのでしょうか。 |
▲主人公を1人のトレーナーと認め、力を貸しながら物語を導いてくれます。 |
“エピソード デルタ”では、隕石襲来の情報を入手し、ホウエン地方を守るため、いち早く動き出しているようです。彼はどのようにしてこの脅威に立ち向かおうとしているのでしょうか?
メガシンカの謎に迫ることがテーマとなっている本作。新たに登場するメガシンカポケモンたちの一部を紹介します。
▲メガジュカイン。 |
▲メガラグラージ。 |
▲メガヤミラミ。 |
▲メガメタグロス。 |
▲メガチルタリス。 |
▲メガボーマンダ。 |
▲メガミミロップ。 |
▲メガヤドラン。 |
▲メガタブンネ。 |
▲メガラティオス。 |
▲メガラティアス。 |
▲メガピジョット。 |
▲メガスピアー。 |
本作の発売にあわせて、さまざまなキャンペーンが行われています。特殊なポケモンをもらえるものもあるので、お見逃しなく!
パッケージ版『ポケットモンスター オメガルビー』には“オリジナルフィギュア ゲンシグラードン”、パッケージ版『ポケットモンスター アルファサファイア』には“オリジナルフィギュア ゲンシカイオーガ”が付属します。
▲オリジナルフィギュア ゲンシグラードン(画像はイメージ)。 | ▲オリジナルフィギュア ゲンシカイオーガ(画像はイメージ)。 |
※数量限定につき、品切れになる場合があります。
※ダウンロード版に特典フィギュアは付属しません。
ダウンロード版の早期購入者特典は、ゲームで使えるどうぐ“クイックボール”12個。クイックボールはバトルが始まってすぐに使うとポケモンが捕まえやすくなるボールです。プレゼント期間は11月21日~30日。期間中、ニンテンドーeショップでソフトをダウンロードする必要があります。
こちらはインターネットで手に入る早期購入者特典で、プレゼント期間内にゲームをインターネットに接続して受け取り操作をすることで、“メガストーンを持った色違いの銀色のダンバル”が入手できます。このダンバルを育てていくと、最後は色違いの銀色のメガメタグロスにすることが可能です。プレゼント期間は2014年11月21日~2015年1月14日。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS』と『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』(いずれか1つ)を購入すると、『スマブラ』と同じわざを覚えたゲッコウガと3DS用VC『ゲームボーイギャラリー3』がもらえるキャンペーンが実施されます。ゲッコウガを手に入れるにはクラブニンテンドーへの登録が必要となります。期間は2014年11月21日~2015年1月20日。
キャンペーンに関する詳しい情報は任天堂特設サイトを参照してください。
※パッケージ版とダウンロード版、どちらもキャンペーンの対象となります。
プレゼントのゲッコウガが覚えているわざは、『スマブラ』のゲッコウガと同じ“みずしゅりけん”、“かげうち”、“ハイドロポンプ”、“みがわり”となります。
また、『ポケットモンスター X・Y』で最初に仲間にできるケロマツから進化を重ねたゲッコウガのとくせいは“げきりゅう”ですが、今回プレゼントされるゲッコウガのとくせいは“へんげんじざい”。珍しい隠れ特性で、自分が出したわざに応じて、ポケモンのタイプが変化するという効果があります。
『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア 特別体験版』で捕まえることができるポケモンがハガネールであることがわかりました。このハガネールは、メガシンカするために必要な“ハガネールナイト”を持っています。特別体験版のダウンロード番号の入手方法は『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』公式サイトを参照してください。
▲ハガネールナイトを持ったハガネール。 |
メガハガネール |
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捕まえたハガネールは製品版『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』に連れて行くことができます。
※パッケージ版とダウンロード版の両方がある場合は、パッケージ版が優先されます。
※『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』でダイナモバッジを手に入れるまで、このポケモンは言うことを聞いてくれません。
この夏の映画で活躍した幻のポケモン“ディアンシー”。『ポケットモンスター X・Y』で手に入れたディアンシーは、通信交換で『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』に連れて行くことができます。
さらにゲーム内でディアンシナイトを手に入れることで、ディアンシーをメガディアンシーにメガシンカさせることができます。
※現在ディアンシーのプレゼントは終了しています。
『ポケットモンスター X・Y』で手に入れたディアンシーは、『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』で捕まえたポケモンと通信交換しましょう。ディアンシーは『ポケモンバンク』を通じて『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』へ連れてくることもできます。
▲ディアンシーを連れてきた後、ポケモンセンターへ行くと“ディアンシナイト”が手に入ります。 |
メガディアンシー |
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ハガネールとディアンシーの連れて行き方について、詳しくは『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』公式サイトを参照してください。
冒頭でGBA『ポケットモンスター ルビー・サファイア』の映像を確認できます。その後に流れる本作の映像を見ることで、12年前からの進化を、より感じられる動画になっています。
おまけとして制作した『ポケットモンスター』シリーズ発売年表。これを眺めて、いろいろなポケモンたちとの思い出にひたってみてはいかがでしょうか?
※外伝的タイトルなどは除きます。
※発売日などは筆者調べとなります。
機種 |
タイトル |
発売日 |
GAMEBOY |
『ポケットモンスター 赤・緑』 |
1996年2月27日 |
GAMEBOY |
『ポケットモンスター 青』 |
月刊コロコロコミックでの通信販売:1996年10月15日 |
GAMEBOY |
『ポケットモンスター ピカチュウ』 |
1998年9月12日 |
GAMEBOY・GAMEBOY COLOR |
『ポケットモンスター 金・銀』 |
1999年11月21日 |
GAMEBOY COLOR |
『ポケットモンスター クリスタルバージョン』 |
2000年12月14日 |
GAMEBOY ADVANCE |
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』 |
2002年11月21日 |
GAMEBOY ADVANCE |
『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』 |
2004年1月29日 |
GAMEBOY ADVANCE |
『ポケットモンスター エメラルド』 |
2004年9月16日 |
ニンテンドーDS |
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』 |
2006年9月28日 |
ニンテンドーDS |
『ポケットモンスター プラチナ』 |
2008年9月13日 |
ニンテンドーDS |
『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』 |
2009年9月12日 |
ニンテンドーDS |
『ポケットモンスターブラック・ホワイト』 |
2010年9月18日 |
ニンテンドーDS |
『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』 |
2012年6月23日 |
ニンテンドー3DS |
『ポケットモンスター X・Y』 |
2013年10月12日 |
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※画面は開発中のものです。
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