News

2014年10月25日(土)

『ゴッドイーター2 レイジバースト』超合同開発サミットで注目されたのは新システム“ブラッドレイジ”

文:喜一

 本日10月25日、東京・品川SSJビルにてプレコミュユーザーを対象としたイベント“『ゴッドイーター2 レイジバースト』×プレコミュPS4版最速体験&超合同開発サミット”が行われた。その模様をお届けする。

『ゴッドイーター2 レイジバースト』

 このサミットは、前もって『ゴッドイーター2 レイジバースト』を試遊したユーザーたちがプレイレポートを作成し、それを開発陣に提出して意見交換を行うというもの。

 まず『ゴッドイーター2 レイジバースト』開発陣の富澤祐介氏、吉村広氏、依田優一氏、山本雄太氏、福上哲也氏、堀江一夫氏が登壇した。ここから約20分間のチームミーティングが行われ、そこで寄せられた意見が全体開発会議で発表される。

『ゴッドイーター2 レイジバースト』

 各テーブルにわかれた開発陣は、サミット参加者からのプレイレポートを回収し、意見交換を行っていた。プレイの感想からシステムの細かい面に関する意見など、サミット参加者の熱い思いが感じられた。

『ゴッドイーター2 レイジバースト』
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲逆に開発陣からも質問が飛んでいた。ユーザーの声を最大限に作品に反映しようという気持ちが伝わってくる。

■プレイレポートを参考にした全体開発会議

 この意見回収が終了した後に、各開発陣が特に気になった意見をまとめて発表していた。その中からいくつかを抜粋して紹介する。やはり注目は新システム“ブラッドレイジ”にあったらしく、それに関する意見が多かったようだ。

 1つはブラッドレイジのゲージが武器によって溜まりづらいというもの。この意見を提出した人は、サイズとハンマーで比べてみたが、サイズのほうがゲージが溜まりやすく感じたという。「実際にそう感じた人はどれくらいいますか?」という吉村氏からの質問には、多くの参加者が手を挙げていた。これに関しては、開発陣もゲージの溜まりやすさにばらつきを感じているということ。

 さらに、ブラッドレイジ発動後の行動について、1人がブラッドレイジを発動した後に残りのメンバーが戦闘についてこれず、共闘感が薄れてしまうという意見が出された。多くの人がそう感じたようで、開発陣からも改善したいと思っているとの発言があった。

■超合同サミット“超”の理由とは?

 「“超”の意味を教えたいと思います」と言い、突如バックヤードに引き返してしまった吉村氏と山本氏。なんとバックヤードには、プログラマーが控えており、この超合同開発サミットで出された“すぐにできそうなこと”を即座にゲームに反映させているという。

『ゴッドイーター2 レイジバースト』
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲その日の午前中に行われたサミットで出た意見をリスト化して、即座に作業しているとのこと。

 ここで実際に、その日の午前中に出された意見を適用した例がお披露目された。ここで披露されたのは喚起率の数字の色をはっきりとした色に変えることだ。

『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲変更前
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲変更後

 このように、自分が出した意見が即座にゲームに反映されていく。ファンもゲーム作りに参加でき、開発陣にとっても新鮮な意見がもらえる、とても有意義なサミットだと感じた。さらに10月26日には、新たな発表を含むニコニコ生放送が配信される。『ゴッドイーター』ファンはこちらも忘れずにチェックしよう。

■『ゴッドイーター2 レイジバースト』超合同開発サミット生中継 概要
【日時】2014年10月26日17:35~18:35(予定)
※配信時間は当日の進行により変更となる場合がある。
【URL】http://live.nicovideo.jp/watch/lv195404002
【出演者】(※敬称略)
 プロデューサー 富澤祐介(バンダイナムコゲームス)
 総合ディレクター 吉村広(バンダイナムコスタジオ)
 ディレクター 依田優一(バンダイナムコスタジオ)
 ゲームデザイナー/プロジェクト運営 山本雄太(シフト)
 他


■会場展示物や試遊の様子をフォトレポート

『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲入場早々迎えてくれたのは巨大なヴァジュラ。かなりの大きさに驚いた。
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲捕食されてみた。
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲武器やコスチュームの展示も。特に武器の完成度は素晴らしいものだった。
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲試遊スペースではPS4版とPS Vita版がプレイ可能。
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲こちらはPS4版の画面。
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲こちらはプレス向けに振る舞われた昼食。
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
『ゴッドイーター2 レイジバースト』
▲開発陣も登場し、和やかな昼食風景となった。

(C)BANDAI NAMCO Games Inc.
(C)BNGI/PROJECT G.E.

データ

関連サイト