2014年10月31日(金)
セガが11月27日に発売するPS Vita用ソフト『ファンタシースター ノヴァ』について、プロローグやメインキャラクターなどを改めて紹介する。
本作は、『ファンタシースターオンライン2』と同様の世界を舞台としつつ、オフラインでじっくり楽しめるストーリーとアドホック通信特化の協力プレイを重視した『ファンタシースター』シリーズの最新作。開発はトライエースが担当している。
~プロローグ~
アークス特殊惑星探査隊の一部隊・オルターの所属艦“デルタ・ヴァリアント”は、新たに発見された惑星“マキア”への長期現地調査の際、突如として惑星からの攻撃にさらされて墜落する。何とか不時着に成功したものの、惑星上では艦の動力源が無効化されてしまう。
文明が存在しないはずのマキアだが、主人公たちは人工的な重武装を身に着けた超巨大生物兵器“ギガンテス”と遭遇する。この驚異的なエネミーに加え、艦のエネルギーが付きるという絶望的な状況が乗員たちを襲う。
乗員たちは、多くの者をコールドスリープさせることで窮地を凌ぐという判断を下す。コールドスリープに入らず残った主人公を含む一部のメンバーは、惑星の調査へと乗り出す。
目的は、謎の攻撃者の解明と惑星からの脱出、そして帰還。過酷な世界を生き抜くサバイバル生活が今、始まる。
マキアでは『ファンタシースター』の世界におけるエネルギー源・フォトンがなぜか利用不可能なため、艦の動力炉や普段の武器は本来の性能を発揮できない。主人公たちは素材や人々の食料などを現地調達しつつ、武器や防具、アイテムなどを“開発する施設”から造っていかなければならない。
この絶体絶命の状況で、主人公は仲間たちと活動範囲を広げながら隠された謎を解き明かしていき、マキアからの脱出を目指す。
アークスの“特殊惑星探査隊”とは、船団オラクルからの直接的なワープでは到達できない星域の調査を目的として編成された部隊。長期にわたる航行や現地調達での作戦行動が可能な体制となっている。
この一部隊であるオルターの旗艦が、マグナス艦長の率いるデルタ・ヴァリアントだ。乗員は1,000人だが、その大半はコールドスリープで眠りについている。
探査対象として新たに発見された惑星。観測からは人類や文明の痕跡は確認できなかったが、実際には武装巨大生物ギガンテスが生息していた。未到達惑星のため事前情報が少なく、謎に満ちている。
プレイヤーの分身となる主人公は、3種族×4クラスから選択できる。外見については身長や肉付き、衣装のカラーなどを自由に設定可能。目元だけを挙げても、形や大きさ、角度、瞳の色まで微調整できる。さらに女性キャラクターの場合、バストの大きさや高さ、向きも調整可能だ。
・ヒューマン
全体的な能力のバランスに優れ、環境への適応能力が高い種族。身体の強さとフォトン適合力の釣り合いが取れており、あらゆるクラスに適応できる。安定性は高いが、特化性は低い。
・ニューマン
フォトンに対しての適応や、フォトンの使役に長けた種族。基本的な身体能力は低いが、それをフォトンの行使によって補っている。
・キャスト
頑強な身体を持つ機械種族。近接戦闘や射撃戦において高いポテンシャルを発揮し、戦闘継続性に優れている。その半面、フォトンの扱いは苦手としている。
・ハンター
近距離での戦闘に真価を発揮するクラス。高いHPと防御力を持ち、単独での戦闘能力に優れる。
・レンジャー
射撃武器による攻撃を主とし、中距離での戦闘を得意とするクラス。射撃に必要な能力が軒並み高く、精密射撃が可能。
・フォース
フォトンを用いるテクニックの使用に長けた、遠距離戦闘向きのクラス。数々の強力なテクニックを操れる上に、法撃武器を用いればさらに威力が強化される。
・バスター
対ギガンテス戦を想定して創設された新クラス。打撃、射撃、法撃ともに均等な能力を備え、特殊武器“パイル”を含んだあらゆる武器を装備できる。“ダイブロール”というアクションによる回避行動も可能だ。なお、初期時点においてこのクラスは選択できない。
【種族】ヒューマン【性別】女性
【クラス】フォース
「相棒(バディ)となら大丈夫! いいイメージ湧いてきた!!」
本作のメインヒロイン。デルタ・ヴァリアントの戦闘隊員で、訓練校時代のパートナーである主人公とともに、特殊惑星探査の任務に志願した。主人公のことを“相棒(バディ)”と呼ぶ。
近接武器の扱いが不得手なためフォースになったが、素手の格闘が好きで武器なしでの戦いには無駄に強い。何かにつけてよくしゃべる、明るく元気なムードメーカー。
【種族】ヒューマン【性別】男性
【クラス】ハンター
「オレ様は倒れねえんだよ! 何があっても!!」
デルタ・ヴァリアントの戦闘隊員。主人公やルティナたちと同じ訓練校出身で、今回の特殊惑星探査の任務に志願した。どんな任務でも絶対に倒れないことを信条とし、そのしぶとさから仲間内では“不倒のセイル”と呼ばれる。仲間のために身体を張れる好漢だが、仲間思いが災いして暴走することもある。
【種族】ニューマン【性別】女性
【クラス】レンジャー
「すみません……。私なんかが目立っちゃいけないと思って……」
デルタ・ヴァリアントの戦闘隊員。主人公たちの同期生だが、2年分を飛び級しており、訓練校も主席卒業というエリート。訓練校時代はセイルのパートナーを務めていた。射撃の正確さにおいて右に出るものはいないが、控え目な性格で目立ちたがらないため、その実力を知る者は少ない。何でもこなせる反面、自分が本当にやりたいことに悩む。
【種族】ヒューマン【性別】女性
【クラス】ハンター
「お前ら! 絶対に生還(かえ)るぞ、全員でだ!!」
デルタ・ヴァリアントの戦闘部隊隊長。“暁紅(ぎょうこう)のフィルディア”という二つ名を持つ歴戦の勇士。男っぽく豪快な性格で、行動力と包容力に優れた、部下に慕われる姉御肌。その反面、表には出さないものの繊細な一面も持ち合わせている。
【種族】ヒューマン【性別】男性
「この惑星(ほし)との戦を始めるぞ!」
デルタ・ヴァリアントの艦長。窮地においては自らが前線に立ち、部下を奮い立たせる勇猛な司令官。危険な未開地に向かう特殊惑星探査隊が掲げる“勇気”の理念は、彼が作り上げた。デルタ・ヴァリアント(3つの勇気)の名付け親でもある。
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