『ボーダーランズ プリシークエル』は明日発売！ “ウィルヘルム”と“クラップトラップ”はどんなキャラ？

文：ゴロー

　2KとGearbox Softwareは、10月30日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト『ボーダーランズ プリシークエル』について、“Vault（ヴォルト）ハンター”の情報を公開した。

　本作は、Gearbox Softwareと2K Australiaが共同開発している、RPGシューター『ボーダーランズ』シリーズの最新タイトル。時系列としては、初代『ボーダーランズ』と前作『ボーダーランズ2』の間に位置づけられ、低重力の惑星・エルピスを舞台に、前作の敵役ハンサム・ジャックの知られざる過去の物語が描かれる。

　この記事では“Vault（ヴォルト）ハンター”紹介の第2弾として、プレイアブルキャラクターであるウィルヘルムとクラップトラップの情報をお届けする。なお、電撃オンラインでは本作のプレイ動画を掲載しているので、興味のある人はそちらもチェックしてほしい。

ウィルヘルム（WIRHERM AS THE ENFORCER）

　半人半機械の執行者。道徳心のない傭兵で、事件を起こして辺境の惑星・パンドラに逃げ込む。『ボーダーランズ2』の序盤のボスとして登場する時の彼は、ほぼ全身が機械で、ハイペリオン社のローダーのボディを使っていた。本作の物語冒頭ではウィルヘルムはほぼ生身の人間で、ハイペリオンのエンジニアをやっている。

　ハンサム・ジャックは、彼をVaultハンターとしてスカウトする。ウィルヘルムとハンサム・ジャックはハイペリオンに雇われていて、もともと繋がりがあった。それに加え、ウィルヘルムは確実に仕事をこなし、余計なことは聞かない男だと評判で、まさにハンサム・ジャックが探している人材そのものだった。

　ウィルヘルムのスキルツリーの1つ“サイバーコマンド”ツリーには、体の一部を機械化するスキルが含まれている。『ボーダーランズ2』に登場した時の姿に変わりゆくさまを、確認することができるだろう。

▲アクションスキルの“ウルフ アンド セイント”は、役割の異なる戦闘ドローン“ウルフ”と“セイント”を召喚する珍しい効果を持つ。ウルフは敵を攻撃し、セイントはウィルヘルムのライフを回復してくれる。

▲画面下の青いバーは、ウルフとセイントがサポートできる時間を表している。その下の青と赤のバーは、ウルフとセイントそれぞれのヘルスゲージだ。

▲ウルフが犠牲となって敵からの攻撃を受けるので、ウィルヘルムは気にせず攻撃を繰り返せるメリットも。

▽ウィルヘルムの代表的なスキル

　ウィルヘルムは、戦闘ドローンのウルフを強化する“ハンターキラー”ツリー、体を機械化して身体能力を上げる“サイバーコマンドー”ツリー、戦闘ドローンのセイントを強化する“ドレッドノート”ツリーから、習得したいスキルを選べる。

【ハンターキラーツリー】

・レーザー ガイド……戦闘ドローンを発動するか、発動中に指定ボタンを押すと、プレイヤーが照準で狙っている敵をセイントがペイント。ウルフがペイントされたターゲットに攻撃を集中する。その際、ターゲットはすべての攻撃から受けるダメージが増加し、倒した時に戦闘ドローンの発動時間が延長される。

・キル スイッチ……ウルフを呼び戻した時やウルフのライフがなくなった時に、敵に突っ込んでエクスプローシブ攻撃を行う。

・オメガ ストライク……ウルフが、ターゲットに対して定期的に強力なミサイル攻撃を行う。

【サイバーコマンドーツリー】

・パワーフィスト……サイボーグ オーグメンテーション（腕）。指定ボタンを押すと攻撃範囲の広いエクスプローシブ パンチを繰り出す（クールダウンあり）。

・ショック アブソーバー……サイボーグ オーグメンテーション（脚）。ダッシュしながら銃を発射できる。その間、射撃ダメージにボーナスが付き、精度低下ペナルティを受けない。

・ベンジャンス キャノン……サイボーグ オーグメンテーション（武器）。シールドが一定以下になると、肩に装備したベンジャンス キャノンが起動する。ベンジャンス キャノンは、装備中の武器に合わせて一定時間ファイヤー レーザー ブラストを発射する。なお、再度発動する前にシールドをフルにチャージしなければならない。

【ドレッドノートツリー】

・ターミーネーション プロトコル……“戦って生き延びろ！”状態がターミネーション プロトコルに置き換えられる。その間、低速移動と武器での攻撃が可能で、周辺の敵に必ずショックを与える。タイマーが切れると、プレイヤーのパワーコアが危険な状態となり、核爆発を起こす。

・ゼロ アワー……セイントを呼び戻した時やセイントのライフがなくなった時に爆発を起こし、足元にヒーリングゾーンが出現する。ゾーン内にいるプレイヤーキャラや仲間のライフが回復する。

・オーバーチャージ……召喚された直後のセイントがエネルギー波を放出し、プレイヤーキャラと近くにいる仲間を一時的にオーバーチャージする。オーバーチャージされたキャラは、移動速度、射撃速度、リロード速度などが増加する。

クラップトラップ（CRAPTRAP AS A MISTAKE）

　『ボーダーランズ』シリーズでナンバーワンの人気を誇る戦闘ロボット。1作目の冒頭、惑星・パンドラに降り立ったVaultハンターを迎えてくれるのが、クラップトラップだ。

　ある時点で、クラップトラップのプログラミングは根本的に変化し、惑星忍者アサシンクラップトラップに変形する。『ボーダーランズ2』のクラップトラップは、コンパニオンとして登場。クラップトラップの生産ラインをつぶしたジャックに復讐を誓う。

　身振り手振りやダンスを交えて会話するそのコミカルなキャラクター性がファンに愛され、ついに今作でプレイアブルキャラクターとしてのデビューを果たした。他のキャラクターと比べて身長が低いため、カメラアングルも低いのはご愛嬌。

▲アクションスキル“VaultHunter.EXE”を発動するとクラップトラップが状況を分析し、どのVaultハンターが最適であるかを決定したうえで、その戦闘スタイルを適用する。

▲VaultHunter.EXEの効果は予測不可能。ここではロケットタレットを装備した小型クラップトラップを出している。

▲VaultHunter.EXEからFunzerkerが発動した場合は、クラップトラップが2丁拳銃になり、パーティ全員の発射速度とリロード速度が大幅に上がる。ただし、クラップトラップアイコンが排水状態になると能力が切れてしまう。

▽クラップトラップの代表的なスキル

　クラップトラップは、自らが危機に陥ると真価を発揮する“ブームトラップ”ツリー、仲間のサポートに特化した“みんな、愛してる！”ツリー、サブルーチンに影響を与える“デフラグトラップ”ツリーから、習得したいスキルを選べる。

【ブームトラップツリー】

・セカンドウィンド……“戦って生き延びろ！”状態の時にグレネードのように爆発し、エクスプローシブ ノヴァを放出する自分のデジタル コピーを射出する。

・アイム ラバー、ユーアー グルー……キルスキル。敵を倒すたびに、弾丸がプレイヤーから敵の方向に向かって跳ね返りやすくなる。

・デンジャラス ライフ……射速度とリロード速度を向上させる。ライフとシールドが少ないほど、効果は大きくなる。

【みんな、愛してる！ツリー】

・ユー ウィル ラブ ミー！……敵を倒すことで、その敵を中心にフレンドシップ ノヴァが発生。これにより、自分とその効果範囲内にいる味方を回復する。ライフの残りが少ない味方ほど、回復量が多い。

・トラップ カード……シールドがなくなると周囲にメガ ノヴァが発生させ、近くの敵にダメージを与えつつ、自分と近くの仲間を回復する。ライフの少ない仲間ほど、回復量が多い。なお、メガ ノヴァを続けて実行するには、シールドが完全にリチャージする必要がある。

・ハイタッチ……指定ボタンを長押しして、仲間にハイタッチをお願いする。成功すると、自身と仲間の射撃ダメージ、発射速度が向上し、ライフが回復していく。失敗時は、自身にのみ同効果が発動する。

【デフラグトラップツリー】

・トリプルクロック……現在のサブルーチンのボーナスとペナルティーが、最大3倍に増加する。フラグ スタックの数が少ないほど増加量は多い。なお、ディフェンス サブルーチンのみ、スタック数に関わらず3倍となる。

・エレメント オブ サプライズ……エレメンタル サブルーチン。ランダムにサブルーチンを選ぶと、そのエレメント属性によるダメージは増えるが、他のエレメント属性のダメージが減る。

・レインボークーラント……新たなサブルーチンを開始するたびに、レインボー ノヴァをいくつか放出する。それぞれのノヴァはエレメントの種類がランダムで、サイズも大きく、チームにプラス効果を与える。

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データ

関連サイト

• 『ボーダーランズ』シリーズ公式サイト