2014年10月31日(金)
角川ゲームスは、12月4日に発売する3DS用ソフト『ダービースタリオンGOLD』について、“ライバル馬”や調教に関するシステムを公開した。
『ダービースタリオンGOLD』は、『ダビスタ』の愛称で親しまれる競走馬育成シミュレーションゲーム『ダービースタリオン』シリーズの最新作。プレイヤーはオーナーブリーダー(馬主兼生産者)として、競走馬の生産・育成・調教を行ってレースに出馬し、重賞タイトルや賞金の獲得などを目指す。制作・監修を担当するのは、『ダビスタ』シリーズを手掛けてきた薗部博之さんが代表取締役を務めるパリティビット。
ライバル馬として登場するのは、近年活躍している実際の競走馬たち。今回、現実でも数々のG1レースを制しているゴールドシップとジャスタウェイの姿が明かされた。
▲牧場の場所は、ゲーム開始時に選択する。 |
入厩できるようになった自分の競争馬を専任の調教師に預けると、牧場の施設を利用した調教を行える。最初にできる調教は芝とダートの2種類だが、牧場を拡張することで6種類まで増加する。なお、牧場の場所が関東の場合は東野調教師、関西の場合は西川調教師が担当となる。
▲関東へ牧場を設置した場合に調教を担当する、東野調教師。 |
▲関西へ牧場を設置した場合に調教を担当する、西川調教師。 |
競争馬を入厩させた場合、調教や出場レースなどを各調教師に委任(おまかせ)できる。厩舎は全部で8種類。預けると調教などが自動で行われるが、出走したいレースはプレイヤーが指示を下せる。また、一度預けた厩舎から他厩舎や調教師へ転厩させることも可能だ。なお、厩舎の名前や特徴などは従来作から一新されている。
▲転厩はいつでも可能だ。 |
*厩舎の種類
・美浦トレーニング・センター
一柳厩舎……馬に無理をさせず高確率を誇る
堅山厩舎……休み明けでもきっちり仕上げる
前掛厩舎……逃げ、先行馬を育てるのが得意
登坂厩舎……科学的トレーニングを取入れ躍進
・栗東トレーニング・センター
轟木厩舎……ハード調教で馬を鍛えて強くする
早出厩舎……仕上げが早く2歳戦には特に強い
真岡厩舎……積極的な出走選択で馬の素質開花
箱入厩舎……馬を大事に使うので故障が少ない
栗東トレーニング・センターの早出厩舎へ、実際に競走馬を預けてみたところ。馬を預けて3カ月後、早々にレースへ出走。最終コーナーを回り、直線に入っても速度は衰えず、そのまま逃げ切って優勝を果たした。レース後も速やかに状態を仕上げて、次のレースへと繰り出すだろう。
前回に引き続き、新種牡馬たちが公開された。また、『ダービースタリオン』シリーズで競走馬を生産するときに注視されるのが牧場長のコメント。本作でも、4月~5月に繁殖牝馬へ種付けをする際に確認できる。参考にしつつ、より速い馬を生産し、重賞制覇を目指していこう。
初回購入特典としてパッケージにダウンロードコードが封入される『ダビスタ(仮称)』について、正式タイトルが『ダービースタリオンGOLD 特別版』と決定した。前述の通り『ダービースタリオンGOLD』には近年活躍している競走馬たちが登場するが、この『ダービースタリオンGOLD 特別版』では懐かしの名馬によるゲームプレイが可能となっている。また、ダウンロード版の『ダービースタリオンGOLD』についても、初回購入特典の『ダービースタリオンGOLD 特別版』が付属するとのことだ。
(C)2014 ParityBit
※画面は開発中のもの。
※『ダービースタリオンGOLD』には、ダウンロードコンテンツに伴う課金は一切存在しない。
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