2014年11月7日(金)
セガが11月27日に発売するPS Vita用ソフト『ファンタシースター ノヴァ』について、本作の中核をなす“ギガンテス”との戦いを紹介する。
本作は、『ファンタシースターオンライン2』と同様の世界を舞台としつつ、オフラインでじっくり楽しめるストーリーとアドホック通信特化の協力プレイを重視した『ファンタシースター』シリーズの最新作。開発はトライエースが担当している。
文明が存在しないはずの惑星マキア。しかし、そこには謎の超巨大生物兵器“ギガンテス”が存在していた。アークスとは起源の異なる軍事技術が用いられており、いつ誰が何のために作ったのかすら定かではない。ギガンテスは複数種が存在し、ストーリーの要所で主人公たちに襲いかかってくる。
惑星に墜落した主人公たちが最初に遭遇するギガンテス。アークスや彼らが用いる乗り物を見つけると、獰猛な性格を露わにして襲いかかってくる。巨大な2門の主砲と誘導ミサイル、機銃を備えた多数の銃座によって武装している。頭部にはコックピットらしき物が見えるが、無人で活動する。
ユニコーン型のギガンテス。翼のように、10本の巨大なチェーンソーを背負っている。チェーンソーの刃はグランエネルギーをまとっているため切れ味が鋭く、広範囲を巻き込んで粉砕していく。また、その巨体からは想像できないほどの高速移動を行うため、刃の回避は極めて困難だ。
軟体生物の特性と浮遊能力を持ち合わせる、タコ型のギガンテス。長大な触手には火炎放射器が搭載されており、吹き出す炎で周囲を焼きつくす上に、破壊されても再生する機能が備わっている。さらに、煙幕や時限式の機雷などトリッキーな武装で敵を翻弄する。
ギガンテスは種類ごとに特性が異なるため、それぞれに応じた戦い方を模索する必要がある。しかし全ギガンテスに共通する要素もあり、立ち回りの基本となってくる。
どのようなギガンテスでも、武器“ヘイロウ”やアイテム“リングジェネレーター”によって、リングフィールド(足場)を設置できる。リングフィールドの下にはワープエリアが発生するので、プレイヤーはそれを通してリングフィールドの上へと移動する。活用すれば優位な位置取りで戦えるが、リングフィールドはギガンテスの特殊攻撃で破壊される場合がある。
ギガンテスは、身体の各所にいくつかの弱点を持っている。通常、その多くは装甲に覆われているが、それを破壊できれば弱点を露出させられる。弱点は黄色く発光しており、装甲の隙間から視認できる。
パイルで使用できるグランアーツの1つ“パイルシューター”は、ギガンテスの身体に杭を撃ち込める。それだけでもダメージは大きいのだが、刺さった杭に攻撃を加えると、通常よりも多くチェーン数が増加。チェーン数が増えるほどにダメージ倍率も上昇するので、うまく行けば絶大なダメージを与えられる。前述の弱点に杭を撃ち込んで追加攻撃を行った場合、ダメージはさらに上昇する。
ギガンテスは一定以上のダメージを受けるとダウン状態となる。ダウン中は、もっともダメージの通りやすい“最弱点”が頭部に露出。一気に体力を削る大チャンスだ。
対ギガンテス用兵器として、ヘイロウと同時に開発されたアイテム。ヘイロウで使用できるグランアーツの1つ“リングフィールド”の機能だけを抽出したもので、これを持っていれば武器を変更することなくギガンテスへリングフィールドを設置できる。ただし消費アイテムなので、無闇に浪費しないよう注意が必要だ。
(C)SEGA
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