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2014年11月3日(月)

元『FF』『ディスガイア』開発者のRPG『ソウルナイツ』。いとうのいぢ氏のラフ画を先行公開

文:そみん

 プランタゴゲームスは、マルチプラットフォーム対応予定の新作RPG『Soul Knights(ソウルナイツ) ~幻影騎士団~』について、ゲーム画面やイラストなどを公開した。

『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』

 『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』は、古きよきJRPGを復活させ、新たなプラットフォーム上でシンプルかつ奥深いRPGのおもしろさを追求すべくスタートしたプロジェクト。バトルは、4×3のマス目へユニットを配置するSLG的な要素を含んだシステムになっており、ターン制かつオートで進行する。ユニットの配置と、ターンの合間に陣形を入れ替えるかの判断が、プレイヤーの戦術になってくるという。もちろん、キャラクターの個性もバトルの中で大きな要素となってくる。

『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』

 本作のディレクターを務めるのは、日本一ソフトウェアで『ディスガイア』シリーズや『ソウルクレイドル 世界を喰らう者』など、10タイトル以上のゲーム開発に携わってきた小島俊彦氏。その他にも、『FFXIII』や『サモンナイト』など、人気タイトルの開発に携わったクリエイターが参加している。

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●いとうのいぢ氏によるラフ画:“姫騎士”のイラストを先行公開!

 いとうのいぢ氏によるラフ画を電撃オンライン独占で先行公開する。メインキャラのように見えるが、最終的にどのようなデザインになるのか楽しみだ。

『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲“姫騎士”と書かれたキャラクターのラフ画。イラストを見ると、装備を着脱することを踏まえてデザインされているようだ。

●ゲームシステム:ターン制で進む陣形入れ替えバトル

 バトルはターン制で進み、各ユニットの行動は基本的にオートで行われる。ユニットは4×3の12マスに配置して、プレイヤーはターンの合間に陣形を入れ替えるかどうかを判断。必要であれば画面をタップしてユニットの並びを替えながら戦うことになる。

『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』

 この時、各ユニットは陣形の前列、中列、後列、それぞれの場所によって異なるアクションを行うことがポイント。基本的には下のようなルールとなる。

・前列:近距離攻撃が可能なユニットは攻撃を行う。敵からの通常攻撃を受ける。

・中列:遠距離攻撃が可能なユニットは攻撃を行う。回復能力を持ったユニットは回復行動を行う。

・後列:近距離、遠距離共に攻撃不可。回復などは可能。

●キャラクター:職業の特徴を把握した運用が大事

 本作には、攻撃特化型や回復型など、さまざまな個性を持ったキャラクターが登場する。それぞれのキャラクターをうまく配置して、互いの能力を引き出すことが、戦闘をより有利に進めるポイントとなる。

『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』 『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲戦士。近距離攻撃に特化したユニット。HPと攻撃力が高く、最前列から敵単体に攻撃を行うことができる。敵単体に攻撃を行う必殺技を使える。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』 『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲魔法使い。体力は低いが、敵の前列をまとめて攻撃できる。重装兵で守りを固めるなど、打たれ弱い弱点を補うと、より頼りになる。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』 『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲重装兵。耐久力が高い防御型のユニット。前後に並ぶユニットの防御力を上げる能力を持つ。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』 『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲僧侶。攻撃能力は低いが、中列、後列に配置された際、同じ列にいるユニットの体力を回復できる。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』 『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲弓兵。隊列の後方からも攻撃できる遠距離攻撃型。安全な場所から一方的に敵を攻撃できる。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲陣形の組み合わせの例。このようにお互いの弱点を補ったり、長所を生かしたりすることで、戦術性が高いバトルを楽しめる。

●マップ:エリア内の敵を倒して先へ進むことに

 マップ上では従来のRPGのように主人公キャラクターを移動させることができ、敵の存在する拠点へと移動すると戦闘が始まる。この時、移動にはスタミナを消費するが、時間が経過することで回復していく。

『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』

 エリア内の敵を一定数倒すとエリアのどこかボスが出現し、このボスを倒すことで新しいエリアが開放される仕組みとなっている。なお、マップ上にはショップや隠しアイテムなどの要素も実装される予定だ。

『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』

●巨大ボス:通常のユニットとは違う強力な敵

 ボスの中には、マス目を無視した巨大なものも用意されるという。通常のユニットのような隊列、連携の概念はないが、非常に強力な敵になるらしい。

●ネットワーク通信:最大4人での協力プレイの他、対戦モードも準備中

 本作ではネットワーク通信を利用して最大4人までの協力プレイが可能。協力プレイでは、下図のように各プレイヤーがそれぞれ決められたタテの列へと割り当てられ、ユニットに指示を与えていくことになる。

『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』

 また、対戦モードも実装される予定。イベントなどで2対2や4対4などといった複数人対戦も実現したいと調整しているとのこと。

●アートワーク:各種設定画を公開

 キックスターターページには本作の設定画が多数公開されている。ここでは、そこに掲載されていないものを中心に、プランタゴゲームスから提供していただいたイラスト資料を掲載しよう。

『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』 『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲キックスターターページにも掲載されているイラスト。どうやら、主人公とヒロインとなるようだ。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲僧侶の設定画。背面も描かれている。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲魔法使いの設定画。こちらも背面が描かれている。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲キックスターターページにも掲載されている、魔法使いの複数バージョン。外見を選ぶこともできるのだろうか?
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲“ドラゴン”というファイル名のイラスト。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲名前は不明だが、ザコ敵のポジションになるらしい。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲モーションに関する参考資料。戦士や重装兵について、かなり細かく描かれている。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲こちらは狼男タイプのモンスター。モンスターも仲間にできるようだ。
『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲ゴーレムらしきモンスター。力強くパンチを繰り出しているように見える。

キックスターターページはこちら

『ソウルナイツ ~幻影騎士団~』
▲キックスターターはすでに実施中。日本語版のページもあるので、ぜひチェックしてみてほしい。

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