『ゴッドイーター2 RB』のPS4版は何が違う？ NPCの育成システムや安元洋貴さん演じる情報管理局局長も公開

文：皐月誠

　バンダイナムコゲームスは、2015年2月19日に発売するPS4/PS Vita用ソフト『ゴッドイーター2 レイジバースト』について、PS4版の特徴や“螺旋の樹”内部の情報などを公開した。

　『ゴッドイーター2 レイジバースト』は、重厚でドラマティックなストーリーとハイスピードな爽快アクションが魅力のマルチプレイアクションゲーム。『ゴッドイーター2』の内容に加え、数々の新要素と続編ストーリー“レイジバースト編”を搭載している。

■PS4版の特徴

　PS4版では各種モデリングが精細になる上、解像度がフルHD仕様となる。大画面になった分だけ各種インタフェイスの配置がすっきりしていて、画面の視認性も高そうだ。

　サウンド全般は5.1chサラウンドに対応。対応した音響設備を使用すれば、後衛キャラクターの声が後方から聞こえたり、アラガミの足音で位置を察知できたりと、さらに臨場感溢れる戦いを楽しめる。

　また『DUALSHOCK4』をコントローラに使用している場合、内蔵スピーカーからオペレータのボイスが出力されるため、実際に通信機が身近にあるような気分でゲームをプレイできる。

■螺旋の樹

　“レイジバースト編”の舞台となる“螺旋の樹”内部には、多数のフィールドが存在するらしい。ブラッドはこのフィールドを少しずつ開拓しながら、上位階層を目指していく。

●外縁部

　柔らかな陽光が木々の枝葉からこぼれる静かな雰囲気のフィールド。随所に存在する樹の根のような部分には、“螺旋の樹”がさまざまな物体を取り込んで巨大化したためか、いくつもの人工物が突き出ている。

●地階層

　外縁部とは一転して、禍々しい雰囲気に満ちたエリア。青い物質が斑点状に広がっており、“螺旋の樹”を病で侵しているかのように見える。

●中位階層

　階層を昇るにつれて草木などの自然的な構造物は姿を消し、中位階層からは鉱物化した地面が目立つようになる。上層から滝が流れ落ちるばかりの荒涼としたエリアだが、ここでブラッドを待ち受けるものとは……？

■新アラガミ：シルキー

　螺旋の樹内部には、シルキーと呼ばれる新種のアラガミがしばしば出現するらしい。シルキーは、ある時を堺に極東地域で観測されるようになった浮遊型アラガミ。黒いケープや膝下までの脚部など、幽霊のような姿をしている。フィールドに残留するオラクルを利用して蒼い炎を発生させ、じわじわと神機使いを追い詰めてくる難敵だ。遠距離攻撃を得意とするが、鋭い爪で獲物を切り裂く攻撃も侮れない。

▲蒼い炎をフィールドに発生させる。もちろん、触れたらただでは済まない。		▲接近しても爪攻撃には注意が必要だ。

■新キャラクター：アイザック・フェルドマン（声：安元洋貴）

【年齢】29歳【身長】190cm

　本作には、リヴィの他にも新キャラクターが登場する。その1人であるアイザックは、フェンリル情報管理局の局長を務める人物だ。アイザックはフェンリルにおける情報統制や広報活動の総責任者であり、“螺旋の樹”の接収と監視を行うべく、フェンリル本部より極東支部へと派遣された。さまざまな神機に適合できるリヴィの才能を見出し、アラガミ化した神機使いを介錯する職務に就かせている。

▲“螺旋の樹”を監視するだけでなく、接収も命じられているというアイザック。彼の思惑とは……？

■サバイバルミッション

　“螺旋の樹”探索時などに発生する一部ミッションは、連戦形式の“サバイバルミッション”となっている。従来通り過酷な作戦だが、戦闘の合間へ“幕営シーン”が追加され、次の戦いへの準備を整えられるようになった。

　この“幕営シーン”では、次のミッションの確認や装備セットの変更が可能だ。アイテム補充などは行えないが、つかの間の休息にくつろぐ各キャラクターから新たな一面を見られることもある。なお、マルチプレイ時でも各プレイヤーのキャラクターたちによる幕営の様子を見ることができる。

▲メニュー表示をオフにして、キャラクターたちの行動をじっくり観察することも可能だ。テントの隅にはカルビ（カビパラ）の姿も見える。

▲キャンプには、リッカなど非戦闘員たちも姿を見せるようだ。彼女たちが活躍する要素も存在するらしい。

▲サバイバルミッションで重要なのは、各戦闘メンバーに設定される“耐久値”。戦闘不能になった際やリスポーンをした際に消費していき、耐久値がゼロになると離脱してしまう。プレイヤーキャラクターの耐久値が尽きてしまった場合は、ミッション失敗だ。

■キャラクター育成の新要素“パーソナルアビリティシステム”

　本作では、仲間NPCをより自分好みに成長させられる“パーソナルアビリティシステム”が追加される。このシステムは、ミッションに同行させた各NPCが獲得していく“アビリティポイント”をパーソナルアビリティへ割り振ることで、新たな能力を習得させられるというもの。パーソナルアビリティを育てていくと、パラメータの上昇や新たな戦闘行動の獲得など、さまざまな効果が発揮される。

▲メニュー画面から、アビリティを伸ばしたいキャラクターを選択する。		▲伸ばしたいアビリティにポイントを割り振ると、NPCはスキルを習得していく。

▲ギルバートが回復弾の使用法を習得！　なおアビリティ取得時は、稀に特別なコミュニケーションが発生するらしい。

■キャラクタークリエイトのパーツ＆衣装が追加

　キャラクタークリエイトには、新規のフェイスパーツや髪型、アクセサリーなどが追加される。また、新衣装も多数登場するとのことだ。前作からの衣装引き継ぎも可能だが、追加されたパーツや衣装で新たな外見にしてみてもおもしろいだろう。

(C)BANDAI NAMCO Games Inc.

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