News

2014年11月20日(木)

韓国・NC softに極秘潜入!? 楽しいゲームのアイデアは恵まれた環境から!

文:チョロ松

 韓国のソウル郊外に位置するパンギョにて本社を構えるNC soft。その近代的な社屋にお邪魔する機会を得たので、現場で撮影した写真を中心に紹介しよう。もちろん、開発の現場などには立ち入ることはできなかったが、およそ2,000人のスタッフが働く様子を見せていただくことができた。

『NC soft』
▲IT企業が多く集まるパンギョ。このそばには、NEXONやNHN,WeMadeといったオンラインゲーム会社も並んでいる。

 訪問したのは、朝の9時少し前。始業は9時からとなっているが、社内にはいくつかのカフェがあり、始業前のひと時をゆったりと過ごしながら英気を養っているスタッフたちがチラホラと見受けられた。ちなみに、地元の自治体との協力により、カフェでは地元の女性たちが中心になった働いているとのことだ。

『NC soft』 『NC soft』

 1階のロビーには社員用の託児所が設けられており、最大で200人ほどの子供たちを受け入れることができるという。小さな子どもを持つスタッフも大いに安心だ。

『NC soft』 『NC soft』

 またロビーにはNC softのオフィシャルブランドショップがあり、『ブレイドアンドソウル』などの人気タイトルのグッズや、NC softが所有するプロ野球チーム・NC DIONSのユニフォーム、サインボールなども陳列されていた。

『NC soft』 『NC soft』
『NC soft』 『NC soft』

 金属探知機などを備えた厳重なセキュリティシステムを通過し、まずは社員用のメディカルルームへ。マッサージなどを蹴られる他、予約すれば本格的な診察・治療を受けることができるそうだ。

『NC soft』 『NC soft』
▲厳重なセキュリティ。受付の前に撮影をしていたら、すぐさま警備スタッフに注意されてしまった。なお社内には、およそ30名の警備スタッフが常駐しているとのこと。
『NC soft』
▲社内の各所には、なぜか眼鏡洗浄機が!?

 ビル全体はN棟とC棟の2つに分かれており、1階のロビーと2階の屋外通路、そして12階でつながっている。今回は2階の通路を経由してN棟からC棟へ。別のカフェルームに案内されたのだが、こちらでは個室のようなスペースがあり、簡単な打ち合わせなどが行われることもあるという。

『NC soft』 『NC soft』
『NC soft』
『NC soft』 『NC soft』
『NC soft』 『NC soft』
▲スタッフによるバリスタコンテストが開催中!?▲毛布の貸し出しも行われていた。

 次に訪れたのはセミナールーム。大ホールを含む10の部屋があり、社員教育のためのさまざまな講義が行われている。

『NC soft』 『NC soft』
『NC soft』

 次は社員用のSPA(浴室).。1回200円程度の料金で利用できるが、1カ月の上限はおよそ3万円となっており、それ以上の料金は掛からないとのこと。また夜20時以降は無料で利用できる。

『NC soft』 『NC soft』

 SPAには、フィットネスルームが併設されている。何十台もの機器がずらりとならび、ランニングや禁猟トレーニングに励むことが可能だ。さらにその奥には、本格的なバスケットボールコートが! プロと同じ仕様で設計されており、社内サークルの主催で大会などが開かれることも。

『NC soft』 『NC soft』

 この後に訪れたのは、12Fの社長室(こちらは撮影禁止!)の対面にあるハッピーラウンジ。名前は変わっているが、その実態は東西の書物を集めた図書館だ。本格的な美術書が技術書だけにとどまらず、日本のゲーム攻略本やビジュアルブック、コミックなどが取りそろえらており、思わず「ここで1日を過ごしたい……」という気持ちにさせられてしまった。

『NC soft』 『NC soft』
『NC soft』 『NC soft』
▲この図書館には、映画のBlu-rayやDVD、名作ゲームのソフトなども収蔵されている。

 そのまま屋上庭園へ。近くに軍事用の空港があり、一帯の建物には高さ制限が設けられているそうだ。取材中もカーキ色のへりがすぐそばを飛行していた。

『NC soft』 『NC soft』

 最後に案内されたのは、社員食堂! 日替わりで6種類程度のメニューが用意され自分の気分に合わせて自由に選ぶことができる。2000人あまりの社員の胃袋を満足させるための食堂だけあって、とにかく巨大! さらに、取材陣にもごちそうしてくれるとのことなので、今回は韓国名物の石焼ビビンパをチョイス。ピリリと引き締まった味わいと、ふんわりとした食感が実に絶妙なバランスでした。

『NC soft』 『NC soft』
『NC soft』 『NC soft』
『NC soft』

 今回取材させていただいてわかったことは、クリエイティブなコンテンツを生み出すスタッフのために、とても細かな部分まで配慮した施設になっているということ。恵まれた環境で張り切るNCsoftのスタッフが、今後どのようなゲームを生み出してくれるのか注目だ!

Copyright (C) NCSOFT Corporation, All Rights Reserved.

関連サイト