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2014年11月24日(月)

大仏パンチ、5年ぶりに涙。『バーチャファイター』の祭典“第15回BT杯”決勝は劇的な展開に

文:ゴロー

 アーケード用3D対戦格闘ゲーム『バーチャファイター5 Final Showdown』を使用した5on5大会“第15回 VFRビートライブCUP”が、東京レジャーランド パレットタウン店にて11月23日に開催! 自分は“静岡お茶の会”の一員として密かに参加してきました。

“第15回 VFRビートライブCUP”
▲“静岡お茶の会”の面々は、オーバー35(平均年齢35歳以上)の特別枠で参加。みんな年とったねぇ。

 “VFRビートライブCUP”は、『バーチャファイター』シリーズのエリア対抗戦で、その年の最後を締めくくる毎年恒例のイベント。“第1回アテナ杯”から数えて20年以上続いており、今年は筺体数の減少により開催が危ぶまれていましたが、イベント団体“VFR”をはじめとした多くの人たちの協力もあって、なんとか実施に漕ぎつけたようです。運営の皆さんには本当に感謝!

 エントリーチーム数は120チーム(600人)。例年通り、朝早くから予備予選が開始されるため、会場はすでに人でごった返していました。

“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP” “第15回 VFRビートライブCUP”
▲子どもから大人まで幅広い年齢層のVFファンが集結。予備予選と言っても参加プレイヤーのレベルは高く、ここを突破するにも一苦労です。
“第15回 VFRビートライブCUP”
▲“静岡お茶の会”はチームメイトのおかげで予備予選を突破できました(自分はいつも通り0勝)。

 続く予選では、優勝候補のチームを交えて決勝トーナメントの切符をかけた三つ巴戦に。さすがにこのレベルになると、どのブロックに入っても勝つのは相当厳しいのですが、強いて言えばクジ運がとても重要になります。「少しでも勝ち目のあるところに」と思って引いた結果……。

“第15回 VFRビートライブCUP”
▲まさかの“チームイレイザー(ふ~ど/パイダーマン/レオラオ/マグナム/マスクド)”と激突! 前半ブロックの強豪チームを引いてしまい、完全に終了のお知らせです。
“第15回 VFRビートライブCUP”
▲“チームイレイザー”戦はパイダーマンに5人抜きされ、その後も別チームに敗れて我々のBT杯の第1章が幕を閉じました。次回(があれば)、せめて1勝はします!
“第15回 VFRビートライブCUP” “第15回 VFRビートライブCUP”
▲決勝トーナメントへの道は険しく、シードチーム以外は予選で勝ってもプレーオフやワイルドカードといった激戦を乗り越えなければなりません。
“第15回 VFRビートライブCUP” “第15回 VFRビートライブCUP”
▲プレーオフやワイルドカードで惜しくも敗れ、涙を呑むチームも。

 BT杯は言うなれば、敗れた後の第2章(観戦)が醍醐味。アルコールを摂取しながら強豪同士のせめぎあいを観戦したり、知り合いを応援したりするのが楽しく、大会で負けて即帰る人はほとんどいません。

■前人未到の“同一メンバー2連覇”の壁は高かった

 決勝は16チームによるトーナメント。恒例の入場シーンから始まり、敗退したチームもみんなテンション上げまくりで、大いに盛り上がりました。

“第15回 VFRビートライブCUP”
▲ギャラリーに囲まれながら、決勝トーナメント出場チームが赤絨毯の花道を通るBT杯の様式美。1チームずつ、大歓声と打撃(?)に包まれて入場します。
“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP”
▲花道はまともに歩くことも難しく、眼鏡やバッグなどを身に着けている人は危険度が高まります(笑)。

 決勝トーナメントともなると、強豪同士のハイレベルな戦いが繰り広げられ、優勝候補と言われるチームも続々と姿を消していきます。そんな激戦を乗り越え、ベスト4に進出したのは“大仏パンチ”、“米国病院”、“オレンジライン”、そして前大会優勝の“ファミリー餃子五人前♪”。

“第15回 VFRビートライブCUP” “第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP” “第15回 VFRビートライブCUP”
▲自分たちを破った“チームイレイザー”も、準々決勝で“米国病院”に敗退。

 “大仏パンチvs米国病院”は先鋒戦を制した米国病院が優勢に見えましたが、途中、大仏パンチが巻き返し、先に相手の大将・ばすた~を引きずり出します。最終的にこえどとばすた~の大将戦になったものの、こえどが圧倒的な強さを見せつけて怒涛の3タテ。大仏パンチが決勝戦へコマを進めました。

“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP”

 一方の“オレンジラインvsファミリー餃子五人前♪”は、次鋒のケイスタが連勝を重ね、“ファミリー餃子五人前♪”が5-1で勝利。決勝戦のカードは、1回戦から5-1、5-0、5-1と危なげなく勝ち進んできた“ファミリー餃子五人前♪”と、毎回5-4の接戦を制してきた“大仏パンチ”となりました。

“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP”

 “大仏パンチ”はここで優勝できれば初のBT杯3回制覇、対する“ファミリー餃子五人前♪”は初の同一メンバーでBT杯2連覇です。どちらが勝っても、『バーチャ』の歴史に残る偉業を達成することになります。

“第15回 VFRビートライブCUP”

 “大仏パンチvsファミリー餃子五人前♪”は一進一退の白熱した戦いとなりました。先鋒戦をパンチ・ザ・センプー(大仏パンチ)が勝つと、次鋒のぷうた(ファミリー餃子五人前♪)がそれを止め、互いに一歩も譲らないシーソーゲームに。

【大仏パンチ】

【ファミリー餃子五人前♪】

○パンチ・ザ・センプー

×こぞう

×パンチ・ザ・センプー

○ぷうた

○ジン

×ぷうた

×ジン

○ムック

○イトシュン

×ムック

×イトシュン

○ケイスタ

○こえど

×ケイスタ

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 先に大将を引きずり出したのは“大仏パンチ”。しかし、“ファミリー餃子五人前♪”大将の完全二択♪がこえどを倒し、甲府めがねとの大将戦にもつれこみます。技が決まるたびにあがるかけ声もこれまで以上に大きく、試合はついに2-2のWウイニングポイントに!

“第15回 VFRビートライブCUP”
▲チームの期待を背負って戦う甲府めがね。ギャラリーの視線はスクリーンに釘付け。
“第15回 VFRビートライブCUP”
▲次に1本取ったほうが優勝という、BT杯史上まれに訪れる劇的な展開に。

 完全二択も残り体力がわずかな状態でかなりの粘りを見せましたが、最後は甲府めがねの打撃が決まってフィニッシュ。“大仏パンチ”が見事5年ぶりに優勝を手にし、同時に初のBT杯3回制覇を成し遂げました。

“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP”
“第15回 VFRビートライブCUP”
▲優勝が決まった瞬間、泣きながら喜びを分かち合う“大仏パンチ”。応援していた人たちの目にも涙が。

 素晴らしい戦いを見せてくれた“ファミリー餃子五人前♪”にも盛大な拍手が送られ、“第15回 VFRビートライブCUP”は最高の形で幕を閉じました。出場するたびに思うのですが、“ビートライブカップ”には、計らずともこうしたドラマが生まれる不思議な力があるように感じます。これから先も、バーチャプレイヤーとともに『バーチャファイター』がこの世にある限り、“ビートライブカップ”は永遠に続いてほしいですね。

“第15回 VFRビートライブCUP”
▲準優勝の“ファミリー餃子五人前♪”
“第15回 VFRビートライブCUP”
▲優勝した“大仏パンチ”

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