2014年12月12日(金)
加賀クリエイトは、PS Vita用ソフト『Friend to Lover ~フレラバ~』を2015年3月26日に発売する。価格は、初回限定版が8,800円+税、通常版が6,800円+税、ダウンロード版が6,000円+税。
本作は、PCゲームブランド・SMEEから2013年6月に発売された恋愛ADV『フレラバ ~Friend to Lover~』に新要素を加え、PS Vita向けに移植したタイトル。華のある青春を望む主人公が、恋人を作るため奮闘し、やがてヒロインとの甘い恋人生活を送るストーリーが描かれる。夏の新エピソードとして各ヒロインとのお祭りデートが追加され、加筆・修正シナリオにあわせた新規イベントスチルは20枚以上収録されるという。また、新キャラクター2名のシルエットが公開されており、さらなる新要素も存在するとのこと。
▲新キャラクターのシルエット。 |
▲新規イベントスチルの1枚。ヒロインの1人・陽茉莉とのイベントシーン。 |
▲新たに追加されるお祭りデートのエピソードは、各ヒロインとも浴衣姿を披露してくれる。 |
●ストーリー
今年もまた春が来た。桜が咲き乱れ、あたらしい生活の始まりに思いを寄せる季節だ。この学園生活も2年目に入り、ようやく余裕が生まれてきたときに周りに目をむけると
「おい!部屋の雨漏りを放置していたらキノコが生えてきたんだけど!!」
「ごめんね? 僕リザードマンにしか興味がないんだ」
「モチョッピィ」
俺の周りにはこんなやつらばっかりだった。いや、確かにこいつらとつるんでいるのは楽しい! だけど俺の学園生活は……たった一度の青春はこんな物でいいのか!?
満ち足りているけど満ち足りていない。そう、足りないものに気が付いてしまった。俺だって健全な男のコ。だからこそやっぱり彼女が欲しい!!
思えば変わっていくもの、気づくもの。男も女も想いは同じ。「俺は(私は)恋がしたい」そこから始まる恋心。――待っていたって恋は始まらない。
物語は春から始まり、シナリオの前半は“夏までの2カ月間で恋人を作る”という目標を掲げて行動するパートになる。昼休みや放課後にヒロインを追い掛け、彼女たちとのコミュニケーションを取りながら、距離を縮めていこう。
会話やデートを重ねてヒロインたちの心をつかめば、やがて告白のチャンスが訪れる。告白に成功し、シナリオの後半を迎えると、恋人となったヒロインとの甘い時間を過ごすことができる。
●主人公に対する想いが高まるとヒロインに変化が現われる!
ヒロインが主人公を気に掛けるようになり、思いを募らせていくと、内面や外見を磨き始め、表情や言葉遣い、服装に変化が現われる。主人公のことを想って努力してくれるヒロインの姿を楽しもう。
▲ヒロインの1人・陽茉莉の普段着。 | ▲デート時には気合いを入れてオシャレしてくれる! |
▲表情や言葉遣いにも、主人公に好かれようという想いが表れ、変化が出てくる。 |
●皆原陽茉莉(みなはら ひまり) 声優:東かりん
主人公の生まれた時からお隣の幼馴染みで、親同士の中も良いこともあり幼いころは、ずっと一緒に過ごしていたが、時が過ぎ別々の学校に通う内に疎遠になってしまった。そして同じ城彩学園の生徒(同じクラス)として再び出会うことに。しかしながら、幼いころと違い異性の目をもってしまっているため、お互いどう接していいのか判らなくなってしまっている。変に誤解されたりからかわれたりしたくないので、幼馴染みである事は周囲に言っていない。(隠しているわけではない)
性格は極めて温厚。癒し系オーラを振りまくが、内面はしっかりしている。男女を問わず自ら進んで甘える事は無く、困った人がいるとそっと助けてあげるタイプ。見た目によらずメンタルはかなり強いが下ネタだけは苦手。
●望月理奈(もちづき りな) 声優:あじ秋刀魚
主人公とは中学の頃からの付き合いで、お互い“腐れ縁”の認識。会話の相性もよく、一緒につるんで行動をすることも多かったので、そういう意味では、主人公に一番近い存在。主人公や周囲の学生達よりも精神的に大人でメンタルも強い。なので他人のために行動する場合、一切見返りを求めないすっきりした性格をしている。友人たちからの人望も厚い。スタイルも良く自分の容姿にある程度自信を持っているが、それを鼻に掛けたりしない。弱点は水。カナヅチで全く泳げないと雷雨。
●柊(ひいらぎ)ゆずゆ 声優:秋野花
主人公のクラスメイト。人付き合いが非常に苦手で孤立している。メンタル的に子どもであるため感情の起伏が荒く、ストレートな物言いが度々トラブルを招く。口の悪さに加え、手や足も出て来るので周囲の印象も非常に悪い。言っていることは案外と正論だったりするのだが、手段が悪く相手の気持ちなどをまったく考慮しないので、逆に疎ましがられたりする。
本人としてもそれが理解できないので、「ウザい」と言う言葉で片付けてしまう。大きな胸にコンプレックスを持ち、男性の目を気にする。ゆえに男に対してネガティブな偏見を持っている。運動神経が抜群で、中でも水泳だけは誰にも負けない(負けたくない)プライドが非常に高い。
●沢渡岬(さわたり みさき) 声優:水邑琴音
黒髪サラサラロングヘアーが似合う先輩。城彩学園のウワサの令嬢的ポジションにおり、皆から特別な存在として扱われている。岬自身はマイペースで特に現状を気にしていたりしないが、そのもの静かさが絵になってしまい、“城彩学園のお嬢様”のイメージに拍車を掛けてしまっている。結果“沢渡先輩に気安く接してはいけない”という暗黙のルールができあがった。主人公とは、学年が違うためウワサ話ばかりが耳に届き運よく本人の姿を見かけても後ろ姿ばかりになってしまう。
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