10月15日にリリースされたLAGRANGE POINTの2ndシングル『BLACK SWAN』。3rdシングル情報も発表された彼らの、電撃Girl’sStyle11月号に掲載された、大河元気さんのインタビュー完全版をお届け!!　

――ゲーム収録やライブなどを経て、新曲が発売されますが、今の“LAGRANGE POINT”に対する想いをお聞かせください。

　皆さんからの反響がとても大きかったことに、僕自身とても驚きましたね。普段はなかなか声のお仕事をする機会がなかったので、ドキドキしながら前作の発売日を迎えたんですが、その後の反響の大きさゆえにますます緊張してしまって……。たくさんの方に見ていただけて、注目もしていただいているので、前作以上にもっともっと“LAGRANGE POINT”に向き合っていかなければいけないな、と実感しました。

　ただ、僕自身の性格上、緊張感があった方が前向きに頑張ろうと思えるので（笑）。温かい応援のお言葉とともに、僕のなかでラグポがよりいっそう大切なものになりました。

　僕は舞台のお仕事をすることが多いので、これまでに僕を知らなかった方もたくさんいらっしゃったと思いますが、そういった方々からもお手紙をいただくことが増えましたね。さらに、直接舞台に足を運んでくださった方々もいて、とても驚いたと同時に、大変うれしく思います。

　ニコニコ生放送のライブでも『カタストロフィ』という楽曲に振付をしていただいたので、それが緋室キラとして表現できればいいな、という想いで臨みました。あとは、運よくかっこよく映ってほしいな、と（笑）。僕も「どんな風になっているんだろう？」と不安な気持ちを抱えながら映像を観たのですが、流れるコメントが温かくてとてもうれしかったです。みなさんの声に励まされて、よりいっそうがんばろうと思いました。

――表題曲の『BLACK SWAN』ですが、タイトルを聞いた時と楽曲を聴いてからでは、印象に変化はありましたか？

　最初にタイトルを聞いたときに某映画のタイトルを思い出したのですが、聴いてみたら全然違いましたね（笑）。仮歌を聴いたときの、あまりのかっこよさと難しさに「これはまたがんばらねば……!!」と思いました。前作以上に壮大な印象を受けましたし、この曲に見合うだけの練習を重ねないといけないな、と。

　前作『カタストロフィ』のときは練習を重ねたせいで楽譜をボロボロにしてしまったんですが、今回はきちんとコピーを取ってから練習に入りました！　なので、今日持ってきている楽譜はきれいなんですが、家にあるのは予想通りボロボロですね（笑）。あまりよくないことだと自覚はしていますが、家での食事中も曲を流していたり、楽譜を目の届くところに置いたりしているので、どうしても汚れてしまって……。

　歌詞が豊永さんの部分と僕の部分が分かりやすいように色分けされているので、コンビニで白黒ではなくカラーコピーをしてきました（笑）。それを事務所の方に話したら「事務所で取ればいいじゃん」って言われてしまったんですけど、先に言ってほしかったなと思いつつ、次回は事務所で取ろうと決意しました（笑）。

　曲中にクラシックの『白鳥の湖』が挿入されていますが、全体的に激しく、疾走感のある楽曲だな、というのが聴いたときの印象でしたね。「すっごい腹筋使うな！」と思ったことも昨日のように覚えています（笑）。

――4曲のなかで一番好きな楽曲、またはオススメ楽曲を教えてください。

　元々の性格のせいか、『イチカバチカ』は歌詞も含めて僕の好みにピッタリ合いますね。息継ぎの場所が難しくて、歌っている僕自身も未だにつかみ切れていないんですけど（笑）。歌っていると、途中で息が足りなくなってしまうので、今後は肺活量も鍛えたいと思います！　ですが、勢いに乗って歌える曲なので、歌っていて非常に楽しかったですね。これまで、技術よりも勢いで生きてきた僕なので、そこが合ったのかな（笑）。

　本作のなかには僕が普段あまり聴かないバラードもありましたが、どの曲もかっこよくて、歌っていて楽しい曲ばかりでした！　かっこいい曲好きな僕としては、どの曲もオススメですね。

――最後に読者の方へメッセージをお願いします。

　これから皆さんの前にLAGRANGE POINTが登場する機会も増えてくるかと思いますが、ラグジュリエットの姫さんたちにはぜひマジフォーの先輩である、ラグポのハードルを上げていただきたいな、と思っています。僕はそのチャンスを活かせるように、なによりファンの皆さんが思う以上の緋室キラが生まれるよう、力の限り頑張りますので、見守ってくださると嬉しいです!!

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