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2014年12月20日(土)

3DS『シアトリズム ドラゴンクエスト』レビュー。『TFF』との違いとは?

文:そみん

 スクウェア・エニックスが2015年3月26日に発売する3DS用ソフト『シアトリズム ドラゴンクエスト』。12月20日・21日に千葉・幕張メッセで開催されている“ジャンプフェスタ2015”に出展された本作の試遊版を遊んだレビューをお届けします。

『シアトリズム ドラゴンクエスト』

 本作は、『ドラゴンクエスト』シリーズ初の音楽ゲームにして、『シアトリズム』シリーズの最新作です。すぎやまこういちさんが手掛けた『ドラゴンクエスト』シリーズの名曲をリズムアクションゲームで楽しめます。そして、『ドラゴンクエスト』シリーズおなじみのキャラクターやモンスターは、『シアトリズム』シリーズらしいかわいいビジュアルで表現されています。

 画面上に流れてくるトリガーにあわせてタッチしたりスライドしたりするゲーム性は、シリーズ作品の『シアトリズム ファイナルファンタジー』とほぼ同じものが踏襲されています。もちろん、タッチ操作だけでなく、ボタンでの操作も可能です。

 BMS(バトルミュージックステージ)、FMS(フィールドミュージックステージ)、EMS(イベントミュージックステージ)という3種類のステージが存在することも従来のシリーズ通りですが、随所に『ドラゴンクエスト』らしい味付けがされていました。それについては、あとで詳しく紹介します。

『シアトリズム ドラゴンクエスト』

■7曲が試遊可能! オーケストラ的なゴージャスな音源も!!

 ジャンプフェスタで遊べたのは以下の7曲です。バトル曲あり、フィールド曲ありと、なかなかバリエーションがありました。

【“ジャンプフェスタ2015”で遊べる7曲】
・フィナーレ[EMS](ドラゴンクエスト)
・果てしなき世界[FMS](ドラゴンクエストII)
・冒険の旅[FMS](ドラゴンクエストIII)
・戦闘[BMS](ドラゴンクエストIV)
・戦火を交えて[BMS](ドラゴンクエストV)
・強き者ども[BMS](ドラゴンクエストVII)
・酒場のポルカ[FMS](ドラゴンクエストIX)

 曲名を聞いただけでピンと来る人も多いと思いますが、簡単に曲の解説をしていきます。『フィナーレ』は『I』のエンディング曲で、ファミコン版の音源ではなくゴージャスな音源となっていました。おそらく、オーケストラ版の音源だと思います。

 『果てしなき世界』は『II』のフィールド曲。3人パーティになった後の、少し明るい感じの曲ですね。『冒険の旅』は勇壮感があふれる『III』のフィールド曲です。余談ですが、筆者は子どものころにこの曲を笛で吹くのが好きでした。

 『戦闘』は『IV』、『戦火を交えて』は『V』の通常バトル曲。『強き者ども』は『VII』のボス戦の曲です。どれもかっこいい曲で、テンポがよいものばかりです。『酒場のポルカ』は『IX』のルイーダの酒場で流れる曲で、DSで『IX』をプレイしていた時のことが思い出されました。

■遊びやすい“シンプルプレイ”が初登場。BMSやEMSは随所に変化が

 遊び始めると、まず目に入ってくるのが“シンプルプレイ”のアイコン。難易度は従来通り3種類(簡単・普通・激ムズ)ですが、それとは別に“通常プレイ”と“シンプルプレイ”を選べます。詳細は不明ですが、自分が調べた感じでは、シンプルプレイにするとスライド入力がなくなるようです。かなり操作がシンプルになるので、音楽に集中したい時や、リズムアクションが少し苦手な人の救済策として便利な気がしました。

●FMS……仲間がやられると棺桶に!

 さて、今回のバージョンのパーティは『III』の男勇者と『V』の男主人公、『IV』のアリーナと『VIII』のゼシカの4人です。フィールドを進むFMSではちゃんと4人が並んで移動をして、HPがなくなってやられると棺桶に入るというおなじみの演出がされていました(笑)。途中、“インパス”が発動したのですが、効果はわかりませんでした。『ドラゴンクエスト』的には宝箱の中身を調べる呪文なので、アイテムの入手確率がアップするのかもしれませんね。

 FMSのゲームの流れは『シアトリズムFF』とほぼ同じで、シリーズファンは違和感なく遊べるはず。背景に小ネタが仕込まれているのも従来通りで、なつかしの城や塔などがチラホラと目に入ってきました。ちなみに、作品に応じて特殊な乗り物に乗るシーンもありました。

●BMS……『DQ』らしい敵を正面から見た構成に変化

 続いてBMSを遊びましたが、『シアトリズムFF』がサイドビューでトリガーが左から右に流れてくるのに対して、『シアトリズムDQ』は敵を正面から見る形で、トリガーが上から下に流れてきます。見た目やプレイ感覚はかなり違うので、ちょっと新鮮な感じを味わえました。ちなみに敵モンスターはガンガン動いていました!

 システムについてもいろいろと『DQ』らしさが盛り込まれており、トリガーの色が変わって“スーパーハイテンション”となったり、メタルスライムが登場するメタルチャンスという特殊なシーンが発生したりと、遊んでいてとてもにぎやかでした。

 個人的に気になったのは、4人で力をあわせる“超必殺技”の存在です。これは『シアトリズムDQ』からの新要素ですが、自分がプレイした時には“一時的にMP消費なし”という特殊な効果が付与されました。どうやらいろいろな効果があるようなので、どんな条件で効果が変わるのかが気になるところ。うまく使うと、高難易度のステージの攻略に役立ちそうです。

 ちなみに、今回遊べたバトル曲は連打系の譜面が多かった印象です。中にはテンポが速い連打系もあるので、少し難しく感じた部分もありますが、総じて難易度は適度だったと思います。もっとも、今回遊べたのは7曲なので、もっと難しい曲もたくさんあると思いますけどね。

●EMS……『シアトリズムFF』と見た目は似ているがプレイ感覚は別物

 最後にEMSを遊んだ感想ですが、見た目的には『シアトリズムFF』に似ていますが、プレイ感覚はかなり違いました。『シアトリズムFF』の時は線に沿うような形でトリガーが流れてくる形でしたが、『シアトリズムDQ』はトリガーをタッチするサークルの場所が目まぐるしく変化するため、アクション性が高くなった気がしました。かなりノリノリで遊べるので、これはこれで楽しいですね。

 ちなみにEMSの『フィナーレ』の背景として流れるのは、ファミコン版『I』のプレイ画面! 勇者“ろと”がラダトームを旅立ち、竜王の城へとたどりつくまでの名場面がダイジェストで展開します。主人公がずっと正面を見たまま動いたり、会話や調べる時に東西南北を選んだりと、なつかしの場面もしっかりと見ることができました(笑)。やっぱりドット絵は素晴らしいですね!


 以上、まだ詳細は不明ですが、とにかく新要素が盛りだくさんの『シアトリズム ドラゴンクエスト』。ジャンプフェスタに遊びに行く方は、会場で本作を遊んでみてはいかがでしょうか? ちなみに本日12月20日、公式サイトで最新PVが公開されました。思い出の音楽とともにゲーム画面をたっぷりと見られるので、ぜひワクワクしてもらえればと思います!

→『シアトリズムDQ』の最新PVはこちら

■“ジャンプフェスタ2015”開催概要
【開催日】12月20日、21日
【時間】9:00~17:00(最終入場は16:30)
【場所】幕張メッセ 国際展示場・展示ホール1~8(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
【入場料】無料、自由入場制

(C)2014 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
Developed by indieszero Co., Ltd.

データ

イメージ
▼『シアトリズム ドラゴンクエスト』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:3DS
■ジャンル:アクション
■発売日:2015年3月26日
■希望小売価格:5,800円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『シアトリズム ドラゴンクエスト(ダウンロード版)』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:3DS
■ジャンル:アクション
■配信日:2015年3月26日
■価格:5,800円+税

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