2014年12月24日(水)
“FFXIV ファンフェスティバル”で闘神オーディンに挑んでみた! 会場内の各種コンテンツも合わせて紹介
12月20日~21日に開催された“ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル”の会場レポートも今回の記事でひと区切りとなる。ここでは“アクティビティ”や“バトルチャレンジ”など、メインステージ以外で開催されていたコンテンツを中心にレポートしていく。
■パッチ2.5まで待たない! “バトルチャレンジ”でオーディンと先行対戦
会場で最も人気を集めていたコンテンツが“バトルチャレンジ”だ。バトルチャレンジで挑戦できる戦闘は2種類あり、1つ目はパッチ2.5で実装される“闘神オーディン討滅戦”。もうひとつはハンデを強いられた状態で蛮神に挑む特別戦"蛮神ルーレット”だ。
今までのファン参加イベントでも蛮神バトルチャレンジは開催されてきたが、イベントに参加できないファンの中には「イベントの即席PTはどうやって戦闘するの?」と疑問をもっているかもしれない。そこでどういった手順でバトルチャレンジが進行するのか、闘神オーディン討滅戦の参加を例に追って説明してこう。
▲まずは待機列に並ぼう。オーディン戦はパッチ適応前にいち早く体験できるとあって、常に行列が途絶えない盛況ぶり。待ち時間は90分以上とアナウンスされたが、今回は試遊台が潤沢なので意外とサクサク進める。 |
▲待機列に並んでいる間に他プレイヤーが戦っている様子は外部モニターで観戦可能だ。オーディン戦に並ぶ参加者はモニターを食い入るように見て、できるだけ予習しようとする姿が見られた。 |
試遊台の直前までくると係員から「何名で参加しますか」と尋ねられる。友達と一緒に並んでいれば同じパーティーで遊べる配慮だ。8人組が確保されたらパーティー編成タイムとなるが、編成時には以下の制限がある。自分が扱えるジョブを宣言して上手に役割を決定していこう。
●バトルチャレンジ パーティー編成のルール
・基本のPT構成は“ナ戦モ竜詩黒白学”で固定
・ヒーラーのみジョブ被りが許され、“白白”や“学学”編成でもいい
・DPSは一人だけ召喚士・忍者への変更が可能
ジョブを決めてからバトル開始まで時間はあるので、PT内で自己紹介や役割分担を決めておくとスマートだ。タンクはどちらが先に向かうのか、リミットブレイクは誰が使うのかを話しあうやり取りは、まさにゲーム内のチャットと同じ感覚。初対面の仲間でも「じゃあLBは竜さんに託しすね」など、ジョブ名で呼び合ってすぐにコミュニケーションが取れてしまう。その感覚がゲームそのままでとても面白い。
先に戦闘中のパーティーが終了すると、いよいよ自分たちの番だ。係員に案内される試遊台へ進もう。プレイヤーによって普段使っている操作デバイスやユーザーインターフェースは異なるため、戦闘前に約5分間のスキル配置、HUD設定、マクロ作成時間が用意されている。準備ができたらコンテンツファインダーからオーディン討滅戦を申請だ!
●闘神オーディン討滅戦 戦闘のルール
・スキル配置やマクロ作成の時間は5分間
・装備はIL100の戦記装備
・ジョブが対応するアディショナルスキルは使用可能
・キャラの所持品内にある食事は自由に食べていい
・撃破するか、時間切れ(15分)/全滅でチャレンジ終了。リスタートは不可
▲試遊台はPS4、協賛メーカーのゲーミングPC(デスクトップ、ノート)で、同時に10パーティー以上が遊べる台数が設置されていた。PC本体はもちろん、マウスやキーボードなど周辺機器もゲーミング仕様だ。 |
▲筆者のPTが案内された試遊台はPS4で、ジョブは戦士でチャレンジ! スキル配置やUIは直前に遊んでいたプレイヤーの設定がそのまま残っているので、最初に初期化をするとスムーズだ。 |
▲戦闘前に食事をしよう。所持する食事はジョブによって異なるようで、タンクの場合は“ポポトパンケーキ”のみだった。 |
▲初めてのオーディン討伐チャレンジは残念ながら敗退。タンクでの所感ですがスイッチ場面がないので、戦士ならディフェンダー不使用の火力重視でよさそう。 |
▲並びなおしてからの再戦にて無事オーディンの撃破に成功! マクロ準備タイムから戦闘終了までの時間を計測したところ、約17分ほどだった。 |
▲オーディン討伐に成功したPTは記念品の“I BEAT ODIN”Tシャツが受け取れる。初見パーティの勝率はおよそ4割程度とのことだ。 |
▲オーディン討伐記念Tシャツをよく見ると、背中のプリントが2種類あることに気がついた。おおよそ作成時期のロット差か製造元の違いだと思うが、FFXIVマニアなら両方ゲットしたい!? |
■一人称視点や歩行モードのみで勝てるのか? “蛮神ルーレット”
もうひとつのバトルチャレンジ“蛮神ルーレット”も列が途切れない盛況ぶり。このチャレンジには“対戦相手の蛮神”と“プレイヤーに課せられるハンデ”をルーレットで決めて、不利な状態で蛮神戦に挑むというチャレンジだった。
▲対戦相手となる蛮神を決めるルーレット。難易度的に判断すると当たり目はガルーダ、ハズレ目はラムウあたりか? |
▲戦闘条件ルーレットで難易度が決まる。“真”だと厳しいハンデが多く、“極”だとハンデは少ないが戦闘自体の難易度が跳ね上がる。 |
■力作揃いの“ファンアートコンテスト”
“ファイナルファンタジーXIVの思い出”というテーマで事前募集したファンアート作品によるコンテスト。作品はイラストを描いた“ファンアート部門”、ゲーム画像から作成した“スクリーンショット部門”、立体物で表現した“クラフター部門”がある。コンテストの祭典は来場者による投票だ。
■手や足を動かしてエオルゼアライフを体験できる“アクティビティー”
プレイヤー参加型のイベントのひとつが“アクティビティー”だ。アクティビティーには無料・有料があり、無料アクティビティーは体を動かすミニゲーム集。有料アクティビティーはグッズを自作できる体験コーナーとなっている。
・無料アクティビティー
▲自分がタイタンとなり、カーリングの石となった冒険者を叩き落とす“落とせ冒険者! ランドスライド!”。極ではないので3方向スライドは厳禁だ。 |
▲ストップウォッチの表示部を見ずに指定時間で止める“コンテンツファインダーをシャキらせろ! ”。止めるときに「シャキーン」という必要がある。 |
▲“天!地!人!むぐむぐ~? 飛ばせ風魔手裏剣”は手裏剣を的に打ち込んでいく。ミシディアうさぎは出ないので落ち着いて投げよう。 |
▲双剣の抜刀状態スタイルで歩数を競う“スプリント練習パーティ!?”。無料アクティビティーで一番ハードなコンテンツだ。 |
▲“疾風迅雷の如く”は木人へのパンチ打数で勝負する。ここではゲーム通りに踏鳴→崩拳連打するより、素直にパンチを連打したほうが記録が伸びる。 |
▲光るボタンを素早く押すスピード競う“採りつくせ!未知の採集場!”。獲得力の制限はない採掘場なので、無心でクラスターを掘るイメージ? |
・有料アクティビティー
▲彫金師ギルド(1回2000円)ではクリスタルをモチーフとしたチャームを使い、ネックレスやブレスレットを作成する。 |
▲錬金術師ギルド(1回3,000円) はミニオンが描かれたトートバッグを作成できる。ガイド枠の中に収まるあらミニオンの配置は自由だ。 |
▲2種類の絵柄が選べるタトゥーシール(1個100円)。安価なこともあり、イベント参加者のシール装着率はメチャメチャ高い。 |
▲シール貼り付その場で貼り付けてくれる。石鹸をつけてこすれば落ちるので帰宅時に困ることにはならない。 |
■エオルゼアカフェが会場に出張!
秋葉原にあるファイナルファンタジー エオルゼアカフェのイベントバージョン。メニューは青いスープの“リヴァイアサンの冷やし大海嘯麺(900ギル)”などフード3種、ドリンク3種を提供する。
また、ビッグサイト屋上展示場(ファンフェス開催場所の隣)にある軽食エリアでは、エオルゼアカフェとのコラボしたメニュー2種類も販売されていた。
▲タイミングが悪く残念ながら食事できなかったが、売り切れ後もときおり補充されていた。 |
■参加者が思いの丈をぶつけていた“メッセージボード”
参加者がペンで自由に描けるメッセージボード。FFXIVが好きな気持ちやファンフェスの感想のほか、イベントに来れなかったフレンドやフリーカンパニーへ向けたメッセージを書き込む人が多かった。
■最後まで行列が絶えなかった“開発者交流コーナー”
『FFXIV』の大きな特徴が開発陣とプレイヤーの近さだ。プレイヤーからできるだけ直接メッセージを受け取りたいという姿勢が支持につながっている。ゲーム内の要望や質問といった真面目な話だけでなく、サインや記念撮影といった気軽な話題もウェルカムなので、常に長蛇の列ができる人気コーナーだ。
■ファンフェスを支える協賛メーカーブース
快適にバトルチャレンジできる試遊台や、豪華すぎるプレゼント抽選会などでファンフェスティバル支えていた協賛メーカーだ。詳しいスタッフが常駐しており、FFXIV向けのPC相談なども気軽に引き受けてくれた。
・インテル
▲アンケートに答えるとミニオンが描かれた付箋紙をプレゼント。パソコン周辺に配置された。 |
・TSUKUMO
▲禁断のPC作成クエスト“自分PCをつくる”という、自作ゲーミングPCを作成するお手伝いをするイベントを実施。クエストで完成したゲーミングPCがプレゼント抽選会に提供された。 |
▲クエスト進行度を示すポスターに書かれた“模範作業II”がジワジワくる。自作PCのために裁縫スキル上げないと……。 |
・MSI
▲参考出品した超弩級ゲーミングノートPCが話題を集めていた。GT80 Titan SLIとメカニカルキーボード採用という激アツの構成だ。お値段は「軽自動車が買えるくらい」らしい。 |
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