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2015年1月8日(木)

女性向け恋愛ADV『ヴァンウルフクロス』が今年発売。イケメンたちの中から狼(うそつき)を探せ

文:キャナ☆メン

 ディースリー・パブリッシャーは、PS Vita用ソフト『Vamwolf Cross†(ヴァンウルフクロス)』を2015年に発売する。価格は、5,980円+税。

『ヴァンウルフクロス』

 本作は、人狼ゲームと吸血鬼をモチーフにし、キャラクターの二面性を重視して物語を描いた女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。吸血狼(ヴァンウルフ)とそのハンターが争いを続ける世界を舞台に、ハンターの父親を吸血狼に殺された主人公が、父の仲間の中にいる裏切り者を見つけ出していくストーリーが描かれる。父の仲間たちは彼の残したアパートに住んでおり、主人公は彼らと同じアパートで暮らしながら、裏切りの謎(なぞ)に迫っていくことになる。

『ヴァンウルフクロス』

●『ヴァンウルフクロス』プロローグ

 全身の血液を抜かれて人が殺されていく連続猟奇殺人事件が発生していた。マスコミは“現代の吸血狼(ヴァンウルフ)”などともてはやしていたが、所詮はテレビの中でのことと気にしてない主人公。彼女は、大学講義が終わると父が住み込みで管理しているアパートを訪ね、仕事を手伝ったり、優しい住人たちと触れ合ったりと楽しい生活を送っていた。

 そんなある日、主人公の父親が連続猟奇殺人事件の被害を受け帰らぬ人に。それは、巷でうわさの“吸血狼”の仕業ではないかと推測された。葬儀後、主人公は父の残したアパートに住み込み管理人をすることになった。

 父の遺品を整理していると、机の二重底の中から手記と銃を発見。アパートの管理人だと思っていた父は、仲間(住人)たちとともに吸血狼を狩るハンターだという事実を知ることとなる。そして日記の最後のページに残されていたのは、

「仲間の中に、俺たちをだましている吸血狼がいるのか?」

 という一文。アパートの住人たちの中に吸血狼がいるのか? 父はその吸血狼に殺されたのか? 主人公は真実を知りたい一心で、仲間の中にいる吸血狼を見つけ出すことを決意する。

■攻略対象キャラクター&主人公

 ここからは、主人公の父が残したアパートで一緒に暮らすキャラクターたちと、主人公を紹介する。前述の通り、人狼ゲームと吸血鬼をモチーフにした本作では、キャラクターの“二面性”が重視されており、彼らのウラの顔を暴くこともストーリー上の面白味になっている。各攻略対象キャラクターのプロフィールでは、基本的な性格と一緒に二面性の部分についても触れていく。

東雲渚(シノノメ ナギサ) 声優:前野智昭

『ヴァンウルフクロス』

「おまえ、今なんつった? 地獄を見に行く勇気があったら、もういっぺん言ってみろ」

【性格】
 寡黙で短気。曲がったことは大嫌いで、嘘が下手。SPなのに、依頼人に腹を立てて依頼人に手を上げる、爆弾解体中でもタバコはふかしたまま、など破天荒な行動が目立つ。しかし本人的には、筋の通っていないことを許さない正義感からくる行動だという。

【二面性:開き直りS】
 「俺が吸血鬼だとしても、それがどうしたってんだ? おまえ、俺を殺すつもりか? 別にいいぜ、殺してみろよ」と高圧的に主人公に詰め寄る。謝ろうとしても「おまえが口に出したんだろ。答えを出せ」と白黒つけるまで攻めてくる。

常盤龍之介(トキワ リュウノスケ) 声優:岸尾だいすけ

『ヴァンウルフクロス』

「今日は絶対雨だって。僕の占いより、天気予報を信じるなんて、一番おろかなことだよ?」

【性格】
 自信家で、ナルシスト。好きなものを手に入れるためなら、お金や犠牲は問わない。また幼少期からセブンセンスと呼ばれる第七感を持っており、未来予知ができるものの、それは狙った日のことではなく断片的なものである場合が多い。特殊な能力を持っているためか、思い通りにならないと不機嫌になる。

【二面性:強引S】
 口数が減り、言葉よりも先に手が出てしまう。「オマエ……俺のこと疑ってんの? ……答えろよ」と、壁に押さえつけたり、腕をつかんだり、普段からは想像しがたい強引さを見せる。

蒼井修一(アオイ シュウイチ) 声優:浪川大輔

『ヴァンウルフクロス』

「あのさー、こんなのもわからないなんてアンタはバカなの? アホなの? 両方なの?」

【性格】
 チャラくノリで行動するタイプ。思ったことを歯に衣着せず言う。口が悪いがある意味裏表がないタイプ。無邪気に毒を吐き、自分が楽しいことが最優先で周りの迷惑は二の次。基本的には明朗闊達だが、プライベートなことを聞かれると、とたんに不機嫌になる。

【二面性:病んでるS】
 「なんでオレにそんなこというの? オレ、また変なこと言った? 謝るからそんな顔やめてよ」と、子どもっぽくなり情緒不安定な感じ。懇願しつつも、相手にNoと言わせないよう迫る、ヤンデレ気味のSを発揮する。

金月優哉(キンゲツユウヤ) 声優:杉田智和

『ヴァンウルフクロス』

「本当は謝りたくありませんが、一応謝っておきましょうか。すみません」

【性格】
 看護師、患者、同僚のすべてから好かれる医者。優しく仕事もできて、苦手なものもない。さらに医者ながら運動も得意、見た目もよく周囲からは完璧な人間と思われている。

【二面性:優等生S】
 普段と同じく、丁寧な口調で笑顔のまま攻めてくる。「貴方、私を疑っているんでしょう? 疑ってるのに疑ってないふりをされるなんて、虫唾(むしず)が走りますね」と、口調は丁寧なままだが言葉が少し汚く。

仁藤恵大(ニトウケイダイ) 声優:吉野裕行

『ヴァンウルフクロス』

「飲みすぎ? 俺にも酒の力を借りたいときがあるんだよ。それに、夜はまだこれからだ」

【性格】
 メンバーのまとめ役。主人公にとっては優しいお兄さんのような存在。明るく朗らかでムードメーカーだが酒びたりなのがやや難点。

【二面性:合理的S】
 自分を正当化し、もっともらしい理由で責めてくる。「俺は間違ったことを言ってない」と、相手に詰め寄る。逆に「それを認めるならキスしてやるよ」などと、使えるものは何でも使ってくる。

主人公

『ヴァンウルフクロス』

【性格】
 基本的にまじめ。割としっかりもので、自分の意見はしっかり伝えることのできる努力家。素敵な教師になるのが夢。人の相談に乗ったり、困った人を放っておけないなど、世話焼きの傾向あり。素直で思ったことを口に出すが、それで人に不快感を与えることはない。弱みを見せないようにあたりに振舞うなど、芯は強い。


■ゲーム発売に先駆けてドラマCDが登場

 2月25日より、攻略対象キャラクターの1人1人にスポットを当てたシチュエーションドラマCDが順次発売される。価格は、各2,000円+税とのこと。

●2月25日発売 Vol.1『【占師】常盤龍之介“自己中のESPER”』(出演:岸尾だいすけ)
●2月25日発売 Vol.2『【探偵】蒼井修一“辛口SECRET AGENT”』(出演:浪川大輔)
●3月発売 Vol.3『【医者】金月優哉“腹黒Medic”』(出演:杉田智和)
●3月発売 Vol.4『【司祭】仁藤恵大“酔いどれBishop”』(出演:吉野裕行)
●4月発売 Vol.5『【守護者】東雲渚“短気なGuard”』(出演:前野智昭)

●『【占師】常盤龍之介“自己中のESPER”』あらすじ

『ヴァンウルフクロス』

 モデルで天才占師の龍之介は、TVや雑誌に引っ張りだこ。そんな龍之介の手伝いをするため、彼のマネージャーをすることにした貴方。忙しく過ごしていると龍之介の携帯が鳴る。近くに吸血狼が現れたという知らせだった。2人は他のメンバーよりも早く現場に向かうのだが、龍之介は1つ不安要素があった。“セブンセンス”で大怪我をする未来が見えたのだ。しかし、吸血狼から人々を守るため事件現場に向かうのだった……。

●『【探偵】蒼井修一“辛口SECRET AGENT”』あらすじ

『ヴァンウルフクロス』

 修一のやっている探偵業を手伝うことになった貴方。貴方と一緒の方が怪しまれないということで修一から頼まれたのだった。依頼を達成するため、時には恋人のフリをすることも。そんな中、吸血狼が現れたという連絡が入る。2人はもうひとつの仕事である吸血狼ハンターとして使命を果たしに行く。

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