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2015年1月8日(木)

『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』最速レビュー。効果音の使い方が絶妙すぎ!

文:ゴロー

 どうも、ゴローです。本日1月8日に発表された3DS用ソフト『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』をいち早くプレイできたので、その感想をお届けします。

『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』
『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』

⇒“ガンホー・オンライン・エンターテイメント新作発表会”のレポート記事

 本作は、『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの世界を舞台にした、新しい『パズル&ドラゴンズ』です。キノコ王国にあるいくつものワールドを冒険し、同じ色(属性)のドロップを3つ以上消すパズルアクションを駆使して敵と戦いながら、ピーチ姫を救出するための物語を進めていきます。

『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』
▲クッパがピーチ姫をさらうという『マリオ』シリーズ定番の導入ですが、その後はどういった物語が展開するのでしょうか。
『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』
▲マップ移動はスーパーファミコンの『スーパーマリオワールド』と似ていて、ルートに点在するステージをキャラクターを動かして進んでいくタイプのものになるようです。

 体験会フロアに用意されていたロムは、3つの難易度(イージー、ノーマル、ハード)にわかれた1ステージをプレイできる試遊バージョンです。イージーのステージは発表会で内容を確認できたので、ノーマルをすっ飛ばして最難関のハードを選択。自分のパズル力は低いほうですが、あえて挑戦してみました。

 チーム編成は、マリオとルイージがそれぞれリーダーになっている2パーティから選ぶことができ、そこへアシストキャラクターを加えた6キャラで冒険に繰り出します。それぞれがスキルを所有していて、リーダーとアシストのみリーダースキルが常時発動。このあたりは『パズル&ドラゴンズ』でおなじみのシステムですね。

『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』

 ステージが始まると、目の前に広がるのはまさしく『スーパーマリオ』の世界。そこを真横からの視点ではなく、正面から奥へと進んでいく光景はかなり新鮮でした。クリボーやノコノコなどのマリオキャラもすべて正面向きで、マリオ(もしくはルイージ)の視点でステージを進むことになります。

『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』
▲難易度イージーではドロップが火・水・木・ハートの4種類でしたが、ハード(ノーマルも?)になると光・闇が加わり、コンボが狙いにくくなります。

 ドロップの属性は『パズドラ』のままですが、火はファイアフラワー、光はスターといったように『スーパーマリオ』らしくアレンジされています。デザインが別モノなので視認性が高く、違いがひと目でわかるところは好印象。以前にスマホ版『パズドラ』で培ったパズル力をふんだんに生かせますし、3DS『パズドラZ』のZドロップと似た効果を持つ“スーパードロップ”もあって戦略性の高いステージ攻略が楽しめます。

 しかし、選んだ難易度がハードなだけあって登場する敵の体力&攻撃力が高く、ゲームオーバーを連発……。自分が下手なだけのような気もしますが、難易度ハードはコンテニュー前提の激ムズ仕様かもしれません。といっても、本作は残機制で1UPキノコも獲得できるので、残機をためてチャレンジすればクリアはできそうです。

『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』
▲全体攻撃やバインドなど、敵も結構えげつないスキルを使用してきます。

 今回のプレイで特に感動したのは、効果音の使い方です。『スーパーマリオ』シリーズで聞き覚えのあるBGMもさることながら、ドロップを動かす音が“ノコノコのこうらを蹴る音”になっていたり、コンボのカウント音が“マリオのジャンプ音”になっていたり。1ステージを遊んだだけですが、『パズドラ』なのに『マリオ』を遊んでいる感覚になれました。ゲームオーバーになって『スーパーマリオブラザース』の時と同じ曲が流れた時は、悔しさを忘れて妙に納得した気分に。

 発表当日ということで情報が少なく、“たまドラ”は登場するのか、ステージにどういった仕掛けが隠されているのかなど気になる点がたくさんあります。発売日の4月29日まで3カ月以上あるので、これからの続報に期待です!

『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』
▲最新スクリーンショットから、分かれ道のようなギミックが!? 土管から別ステージにワープできるのでしょうか。
『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』

(C)GungHo Online Entertainment, Inc. (C)Nintendo.
※本作に課金要素は一切ございません。
※ニンテンドー3DSのロゴ・ニンテンドー3DSは任天堂の商標です。

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