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2015年1月15日(木)

PS Vita『冴えない彼女の育てかた』2015年春に発売。目立たないヒロイン加藤がパッケージ中央を飾る

文:ごえモン

 MAGES.のゲーム&音楽ブランド・5pb.は、PS Vita用ADV『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』を2015年春に発売する。価格は限定版が8,800円+税、通常版が6,800円+税、ダウンロード版が6,000円+税。

『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』
『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』
▲限定版ビジュアル。主人公がギャルゲーのヒロインとしてプロデュースする加藤がまさかのセンターに!

 本作は、1月8日よりフジテレビ“ノイタミナ”で放送中のTVアニメ『冴えない彼女の育てかた』をゲーム化したもの。ゲームオリジナルのストーリーが展開され、アニメや原作小説とは違ったヒロインたちの姿を見ることができる。

 開発は、アニメ作品のADVを手掛けてきたガイズウェアが担当。同社開発のADVとしてはおなじみとなった、キャラが生き生きと動く“Live 2D”が搭載されている。シナリオは、喜多雅氏他が執筆しているという。

 なお、下記で紹介するゲーム概要には、原作小説6巻までに登場するキャラクターや主人公たちの状況が掲載されている。アニメよりも先の展開を知りたくない人は、注意してほしい。

【あらすじ】

 そこは学校の視聴覚室。秋分の日も過ぎたある日、進捗会議が開かれていた。

 主人公・安芸倫也が主宰するサークル“Blessing software”のデビュー作ゲームは、仮絵とともに仮組して一応動くことを確認し、完成のカタチが見え始めた。

 このままいけば冬の同人誌頒布会までには、無難に完成するだろう。だが、このままでいいのだろうか? と問題点を洗い出すべく検討したい倫也だったが、作業中の英梨々には越権行為とつっぱねられ、詩羽は自身の小説の構想中であまり声を掛けられる状況にない。

 美智留はお気楽そのもので、そして加藤は相変わらず1人でなんかやっている。そんなとき、ライバルのサークルも冬の同人誌頒布会で、ギャルゲーを出すとの報せが。実質的な宣戦布告だった。返り討ちだとみんなで気勢を上げる一方、1人危機感を抱く倫也。このまま完成させて果たして勝てるものだろうか?

 決戦の日まで残り3カ月、倫也のプロデューサーとしての手腕が、今まさに問われようとしていた……!

■登場キャラクター

●安芸倫也(声:松岡禎丞)

『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』

 本作の主人公。アルバイトで貯めたお金をアニメやゲームなどのオタクコンテンツに注ぎ込む消費型オタクだったが、ある出来事をきっかけに、同人ゲームの制作を始めることになる。

●加藤恵(声:安野希世乃)

『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』

 倫也のクラスメイトのはずなのに、その存在に気付かれずにいたごく普通の女の子。一緒に会話していたはずなのに、気付いたら背景に溶け込むステルス性能を持つ。よく見たらかわいく、倫也の無茶にも付き合ってあげる人のよさを併せ持つが、その安心感からフラグが立たない。

●澤村・スペンサー・英梨々(声:大西沙織)

『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』

 豊ヶ崎学園二大美女の1人にして、英国外交官を父に持ち、高台の豪邸に住む正真正銘のお嬢様。しかし、その裏の顔は人気サークル“egoistic-lily”を主宰し、18禁同人誌を描きまくる新進気鋭のイラストレーター“柏木エリ”。

●霞ヶ丘詩羽(声:茅野愛衣)

『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』

 豊ヶ崎学園二大美女の1人にして、学年トップの成績を誇る才媛。だが、その裏の顔はデビュー作“恋するメトロノーム”が累計50万部の大ヒットを記録した超人気ラノベ作家“霞詩子”。普段は寝ているか読書しているかだが、いったん口を開くと毒舌全開で手がつけられない。

●波島出海(声:赤﨑千夏)

『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』

 幼いころは男子と外で遊ぶような健康活発少女だったが、倫也にオタクの手ほどきを受け、すっかりその道にハマってしまった後輩少女。その後、親の転勤で家族とともに名古屋に引っ越してしまうが、独りオタク道を突き進み、順調に成長していた。そして再び東京に、師匠・倫也のもとに帰ってくる。

●氷堂美智留(声:矢作紗友里)

『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』

 倫也と同じ日、同じ病院で生まれた従姉妹。女子高に通い、部活動を転々としていたが、今はインディーズバンド“icy tail”を結成、ライブに向けて日々活動している。倫也とはきわめて密接な距離感で、過度なスキンシップをとることも!?

■3つのゲームシステムに注目

●俺色に染めてやる!オタク布教システム

 ライトノベル・アニメ・ゲームのジャンルから、倫也がオススメする作品をヒロインへ布教。そのヒロインの好みに合った作品を選んで布教が成功すると、次のステップ“取材”へと進むことができる。

『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』
『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』
『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』
▲画面左下のゲージはヒロインたちの好みのジャンルだろうか? 進行度によって変化していくのか気になるところだ。

●取材先で2人きりのドキドキな会話を楽しむ

 取材先では、途中に現れる選択肢によって2人きりの会話を盛り上げることができる。うまくアプローチして、ヒロインの好感度を高めよう。

『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』
▲選択肢“成長”が気になる画面だ。

●骨肉の争い!? 対立ツッコミシステム

 取材先では、他のヒロインと鉢合わせた際に、ヒロイン同士の意見が対立するイベントが発生する。どちらのヒロインの意見を支持するかで、その後のストーリーが変化していく。

『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた -blessing flowers- 』
▲この2人が鉢合わせてしまったら修羅場は必至!?

(C)2015 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA 富士見書房/冴えない製作委員会
(C)2015 MAGES./5pb.

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