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2015年1月20日(火)

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』クリエイター対談! “ぷるぷる機能”の本領発揮!?

文:マスクド・イマイチ

 スクウェア・エニックスの『拡散性ミリオンアーサー』と、マーベラスの『ハイスクールD×D NEW FIGHT』。ともにPS Vitaで展開している両タイトルで、現在コラボレーションイベントが開催されている。


●『ハイスクールD×D NF』で『拡散性MA』のキャラがドレスブレイク!?

 『ハイスクールD×D NF』は、アニメ化もされた人気ライトノベル『ハイスクールD×D』を題材にしたPS Vita向けのダウンロード専用ゲーム。完全オリジナルのハーレムストーリーが楽しめ、相手の衣装をはぎ取る“ドレスブレイク(衣装崩壊)”システムなどが特徴だ。

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』

 『ハイスクールD×D NF』のコラボイベント期間は1月30日まで。イベントでは、『拡散性MA』のキャラクターの描き下ろしドレスブレイクイラストが登場する他、『拡散性MA』の人気キャラの衣装を身にまとった『ハイスクールD×D NF』コスカードが期間限定で排出される。さらに1月20日~2月24日の期間限定で、ガイドキャラ“塔城小猫”のコラボコスチュームDLCも無料で配布される。

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』
『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』
『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』

●『拡散性MA』PS Vita版にセクシー悪魔が降り立つ!

 『拡散性MA』では、1月28日20:59までコラボイベントが開催中。イベント期間中は、前半と後半で2種類ずつ計4種類のイベント秘境が登場し、探索や強敵を攻撃することで“ポイントアイテム”が手に入る。ポイントアイテムは、前半が“アスカロンの力”、後半が“聖魔剣の力”と異なり、それぞれ一定数集めることでノルマ報酬やランキング報酬などを獲得できる。

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』

 また、期間限定のコラボガチャも登場。ガチャを引くと“neω・ポイント”が手に入り、これを使用することでポイントガチャにチャレンジできる。このガチャでのみ、超セクシーな描き下ろしカード“D×D 型アーサー -技巧の場-”が手に入るので、ぜひポイントを集めてガチャを引いてみよう。

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』
『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』
『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』
『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』
『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』

 今回、『拡散性MA』PS Vita版のスクウェア・エニックス 古川雄樹プロデューサーと、『ハイスクールD×D NF』のマーベラス 洪仁均プロデューサーにお話を伺った。“ぷるぷる機能”が1つの特徴である『拡散性MA』と、胸揺れはもちろん、衣装を壊す“ドレスブレイク”機能が特徴の『ハイスクールD×D NF』。両作品のお色気要素はもちろんのこと、コラボの裏側についても語っていただいたので、ぜひご覧あれ。(※インタビュー中は敬称略)

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』

■『拡散性MA』×『ハイスクールD×D NF』コラボのウラ側

古川:今回のコラボは、僕のほうからお誘いしました。一度食事に行った時に話が盛り上がったのもあって、対談企画もしようということになったんです。

――どんな話で盛り上がったんですか?

:書けないことも含めて、いろいろですね(苦笑)。

古川:PS Vita版の『拡散性MA』は、定期的にいろいろなタイトルとコラボレーションさせていただいているのですが、今回の『ハイスクールD×D NF』みたいなフリートゥプレイ運営のゲームとはあまりしていなかったんですね。同じ運営をしている者同士、大変なこともあって話が広がりました。

:PS Vitaではフリートゥプレイのゲームもそんなには多くなく、制作や運営の苦労など、そういう話を。

古川:洪さんが韓国のゲーム会社でゲームをバリバリ作っていた時の話もしましたね。

:韓国にいた頃からさまざまなゲームを手掛けてきたので。MMORPGのプロデュースなどですね。日本や中国でのローンチを担当していて、それがきっかけで日本に来るようになりました。マーベラスに入って、もう3年になります。

――今回のコラボレーションの内容は?

古川:『拡散性MA』側だと、『ハイスクールD×D NF』のキャラが召喚されてしまい、元の世界に帰るためにアイテムを集めるという話ですね。コラボカードもたくさんあります。

:『拡散性MA』は有名なタイトルで、PS Vitaでは先輩にあたるので、ぜひやらせてもらいたいなと思っていました……が、こちらではコラボに向けて新しいシステムを作ることになったので、その難しさもありました。

古川:コラボに際しては、案件にもよりますが今回は3カ月ぐらい前にお話をして、お互いにカードのイラストをやりとりしたりしています。

――コラボイラストを見させていただきましたが、肌色率高いですね!

:倫理審査的なものはマーベラス側で通しているので、問題はありませんよ(笑)。

古川:それはスクウェア・エニックスのほうでも同じですね(笑)。

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』
『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』
『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』
『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』

――今回は『拡散性MA』側だけでなく、『ハイスクールD×D NF』でもコラボイベントが行われるんですよね。

:そうですね。“召喚戦争”というゲーム内イベントがあるので、そこに組み込ませていただきました。『拡散性MA』のキャラをそこに出させてもらったり、『ハイスクールD×D NF』のキャラに『拡散性MA』のコスプレをしてもらったり。今回のコラボのために、ちょっと複雑なシステムを導入するなど、かなり力を入れています。

――オープニングも変えているとか?

:はい、今回はゲーム内のイベントに加えて、オープニングなどもイベント期間専用のものを作りました。また、ゲーム内では『拡散性MA』の音楽や背景を使わせてもらったので、どっちのゲームを遊んでいるかわからないぐらいの出来になっているかと(笑)。

――音楽が一緒だと、すごくコラボ感が増しますね。溶け合っている感じがします。『ハイスクールD×D NF』はサービスから半年ほど経ちましたが、どんなユーザーが遊んでいると分析していますか?

:やはり20代の男性が多いですね。PlayStation Networkに接続して遊ぶゲームの経験者のほうが多かったです。

古川:意外なことに、『拡散性MA』と『ハイスクールD×D NF』を並行して一緒にやっている人って思ったより少ないらしいという話を聞きまして。お互いのゲームにちゃんとお客様が着いているので、その橋渡しにこのコラボがなればといいなと思っています。

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』

■PS Vitaでフリートゥプレイのゲームを作ることの目的とは?

――『拡散性MA』PS Vita版のユーザー層はどんな方が多いのでしょうか。

古川:どちらかというと、年齢層高めの方でしょうか。PS Vitaというハード的に、コアなユーザーが多い印象です。

――PS Vitaでフリートゥプレイのゲームを作る大変さや、よいところがあったら教えてください。

:私はPCゲームの開発経験が多くて、コンシューマ機でちゃんと作るのはこのタイトルが初めてなんですが、とにかく性能が高い印象を持ちました。絵もキレイだし、演出も付けやすい。難しさでいえば、お客様の声に対応するのに少し時間がかかってしまうという部分がありますね。

古川:絵がキレイというのは、やはり大きいですね。スマートフォンで『拡散性MA』がリリースされたのが2012年なんですが、オープニングムービーなどにかなり力を入れて作ったんです。ただ当時のスマホだと端末によってせっかくのオープニングムービーがぼけてしまったり、カクついたりしてしまって。それをPS Vitaに持っていってみたら、すごくキレイなムービーになって「ようやく100%のポテンシャルが出た」というな印象を持ちました。グラフィックの出力に関しては、かなり強いと思います。

――『ハイスクールD×D NF』について、ゲームを遊んでいる多くの方は原作ファンだと思うのですが、そのことが開発に与える影響はありますか?

:ゲームの制作スタッフも原作のファンが多く、特にイラストとアニメーション、音声などはできる限り原作に近いものを作ろうと努力しています。原作のファンのみなさんが見ても、「スタッフは原作をわかっているな」と思ってもらえるようになればいいなと思っています。

古川:今回のコラボに関して、原作サイドから何かツッコまれたことなどはありますか?

:いえ、かなりスムーズに行きましたね。『拡散性MA』自体がいろいろな世界観を持っていたり、コラボも多く展開していたので、版権管理の会社さんからも要求は少なかったです。

――逆に原作がない『拡散性MA』は、『ハイスクールD×D NF』のような原作がある作品に気を使う部分は多いですか?

古川:やっぱり版権を管理されている方には、しっかり見てもらうようにしていますね。『拡散性MA』がいろいろな世界観を受け入れやすい構造になっているので、そこはやりやすいなと思っています。これまでもコラボはたくさんやらせていただいていますが、やはり目立つためにはキャッチーなことをしなくてはいけないな、と。お祭りは定期的にしていきたいですね。

――先ほど2012年にスマホ版『拡散性MA』のサービスがスタートしたという話が出ましたが、長期にわたって運営することの大変さはありますか?

古川:PS Vita版のサービスは2013年4月にスタートしたのですが、開発を担当しているビサイドさんが細かいところまで作り込んでくださるので助かっています。あとはいい意味で競合が少ないので、長く続けられているという側面もあります。

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』

■2つのゲームに共通する“ぷるぷる機能”が生まれるまで

――そもそも『拡散性MA』に“ぷるぷる機能”を入れようと思ったきっかけを教えてください。

古川:PS Vita版のサービス開始当初に公開したプロモーションムービーで、ネタで胸を揺らしてみたところユーザーさんの反応がよかったので、「これやっちゃおうか!」と(笑)。

――揺らし方などにこだわりはあるのでしょうか?

古川:ビサイドさんに“おっぱい職人”的な人がいまして(笑)。大きかったり小さかったりはもちろん、胸の上に腕や衣装の一部が当たっているから「こう揺れるだろう」など、細かくこだわっていただいています

――『ハイスクールD×D NF』のほうには、胸揺れに加えて“ドレスブレイク”というシステムが入っていますが、これを入れた理由は?

:原作をより再現しようという理由ですね。開発のほうでプロトタイプを作った時に、これならイケると思って取り入れました。マーベラスの中にも揺らしの職人さんみたいなデザイナーがいて(笑)。その人と2カ月ぐらいかけて相談していって、今の形になりました。

――『拡散性MA』と『ハイスクールD×D NF』で胸揺れは共通ですが、使っているシステムは違ったりするのでしょうか?

古川:違うと思いますね。

:『ハイスクールD×D NF』では、胸の中心点と範囲や揺れの強さなどを設定して揺らしています。あとは、どこをどうタッチしたかという強度やスピードなどで、揺れの調整をしているんです。

古川:以前、『閃乱カグラ』とミリオンアーサーがコラボした時に高木プロデューサー(マーベラス 高木謙一郎氏)と対談させていただきました。その際「幻乳」の話していましたよね。実際の胸はこうは揺れないけど、こんな風に揺れてほしいという熱い思いを話してくれて。マーベラスさんにはそういう人が集まっているんですかね(笑)。

:揺らしを担当しているデザイナーと、絵の発注などの担当者が共に女性なんですよ。その2人がとにかく胸揺れに関して熱すぎて。もはや僕が何も言わずともできあがっているような状態です(苦笑)。

古川:意外と女性のほうが切り込めるというのもあると思いますね。以前コラボさせていただいたアイディアファクトリーさんの「モエロクロニクル」ではきわどいイラストをデザインしているのは女性デザイナーでしたし。そこに男性が入ると、「それは下品なんじゃない」とかブレーキをかけてしまうこともあるのかもしれません。女性同士で作ったもののほうが、ギリギリのラインまで近づけるのかなと思っています。

――カードなどを見ていて、今回のコラボの反応も楽しみですね。

古川:今回は特に楽しみですね。今までいろんなシーンを見てきましたが、いろんな意味ですごい(笑)。

:私も非常に楽しみです。先ほど話に出てきた女性のクリエイターとも「もっと私たちもこういう方向に行くべきでは」などと話しています。『ハイスクールD×D NF』はコラボ自体が初めてなので、お客様もビックリするようなものになっているかと思います。

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』

――「ぷるぷる機能が入っていて嫌だ!」という逆の意見はあったりするのでしょうか。

古川:いや、それはないですね。ホロの表現もそうですが、純粋なクオリティアップと受け入れてくださっているようです。この機能が入っているから、別の機能が入れられないというものでもないですし。

――お互いのタイトルでここはすごい、と思っているところはありますか?

古川:原作を忠実に再現するっていうのは、いろいろと苦労が多いと思います。そこをしっかりやられているのがすごいな、と。

:今回『拡散性MA』の人気キャラをゲーム内に入れてみて、まだまだ自分にはイラストを選ぶセンスなどが足りていないなと思いました。開発中のイラストを見たのですが、とてもかわいいな、と。肌色がとても多いのはもちろん、かわいらしさが出ていると思います。

――今回のコラボでお互いのタイトル間をユーザーが行き来してくれるとよいですね。

古川:そうですね。PS Vitaの市場がもっと広がるといいなと思っていますので、いろんなタイトルで協力して全体を盛り上げていきたいです。

:私はPS Vitaのゲームはいろいろ遊んでいるんですが、周りでは燃える(萌える)ゲームがまだまだ少ないといった声を聞きます(笑)。それはちょっと寂しいので、今回のコラボがPS Vitaを遊ぶきっかけになってくださるとうれしいですね。

――最後に今回のコラボに向けてメッセージお願いします!

古川:今回のコラボはイラストに特に力が入っていて、PS Vita版ならではの“ぷるぷる機能”にもしっかり対応しているので、ぜひお楽しみください!

:私が担当してきたゲームのなかでも、ここまでお互いのゲームをきちんと理解してコラボしているのは初めてです。お客様にも「あ、理解してくれているな」と感じるように作っているので遊んでみてください。

『拡散性ミリオンアーサー』×『ハイスクールD×D NEW FIGHT』

(C)2012-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C) 2015 石踏一榮・みやま零/株式会社KADOKAWA 富士見書房刊/ハイスクールD×D BorN製作委員会
(C)Marvelous Inc.

データ

▼『拡散性ミリオンアーサー』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PS Vita(ダウンロード専用)
■ジャンル:RPG/カード
■発売日:2013年4月11日
■価格:基本無料/アイテム課金
▼『ハイスクールD×D NEW FIGHT』
■メーカー:マーベラス
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:RPG
■配信日:2014年8月28日
■価格:基本無料/アイテム課金

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