News

2015年1月22日(木)

『ファークライ4』の舞台・キラットに住む連中は一癖ありすぎる。危険なのはパガン・ミンだけじゃなかった

文:イトヤン

――――――――――――――――――――――――――――――
『ファークライ4』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
――――――――――――――――――――――――――――――

 ユービーアイソフトから1月29日に発売されるPS4/PS3/Xbox One/PC用ソフト『ファークライ4』。今回は、主人公のエイジェイ・ゲールが出会うことになる、個性豊かなキャラクターたちを紹介しよう。

『ファークライ4』

 『ファークライ4』では、ヒマラヤ山脈の奥地にある架空の小国“キラット”へとやってきたエイジェイ・ゲールが、独裁者パガン・ミンの率いる王立軍と、反乱軍“ゴールデン・パス”との戦いに巻き込まれていくことになる。主人公のエイジェイは、ゴールデン・パスの仲間をはじめとするさまざまな人物と出会い、彼らの依頼を引き受けることで、キラットでの冒険を繰り広げていく。

『ファークライ4』
▲主人公エイジェイ・ゲール(声:近藤孝行)。故郷に遺灰を撒いてほしいという母の遺言に従って、アメリカからキラットへとやってきた。

 まずは、敵としてエイジェイの前に立ちはだかる、パガン・ミンとその一味について見てみよう。

■独裁者パガン・ミンとその部下たち

●パガン・ミン(声:藤原啓治)

『ファークライ4』

 キラットの王位を巡る争いに傭兵軍を率いて加わり、ついには自らが王となって国家を支配している。利己的で残忍な性格だが、なぜかエイジェイに対しては好意的な態度を見せる。

●ポール“デプルール”ハーモン(声:桐本琢也)

『ファークライ4』

 パガン・ミンからの信頼が厚く、麻薬ビジネスを取り仕切っている。王立軍の尋問官として、捕らえた人々に残虐な拷問を行う一方で、故国に残してきた妻と娘には優しく接する面もある。

●ヌーア・ナジャール(声:恒松あゆみ)

『ファークライ4』

 元々は医師としてキラットの人々を救済にやってきたが、パガン・ミンに家族を人質に取られてしまい、彼の配下として働くことになった。兵士や動物が戦いを繰り広げるアリーナを運営する一方、麻薬の精製や流通を任されている。

『ファークライ4』
▲ヌーアが運営している“シャナス・アリーナ”は、兵士や動物が次々と死闘を繰り広げる危険な場所だ。エイジェイもこのアリーナで戦うことになるようだが……!?

●ユマ・ラウ(声:北西純子)

『ファークライ4』

 パガン・ミンの右腕として、彼の命令を忠実に実行する優秀な部下。王立軍の精鋭近衛兵を指導する一方、政治犯を収容するドゥルゲシュ刑務所を管理している。

 パガン・ミンとここで紹介している部下たちはそれぞれ、キラットの各地にある要塞を管理している。要塞は通常の敵基地よりも兵士の数が多く警戒も厳重だが、プレイの展開によって弱体化することがあるようだ。

『ファークライ4』
▲マップ上にある要塞のアイコンには、管理している人物のイニシャルが表示されている。でプルールの要塞が、弱体化しているようだが、これはいったい……?

■反乱軍“ゴールデン・パス”とその協力者たち

 キラットへとやってきたエイジェイは、パガン・ミンの圧政に立ち向かう“ゴールデン・パス”に合流し、彼らとともに戦うことになる。ここではゴールデン・パスの面々と、彼らに協力する人々を紹介しよう。

●サバル(声:咲野俊介)

『ファークライ4』

 ゴールデン・パスのリーダーの1人。キラットの伝統的な価値観を重んじる彼は、作戦実行の際は仲間の生命や行いの正しさを第一に考える。その考えゆえに、もう1人のリーダーであるアミータとは対立することが多い。

●アミータ(声:園崎未恵)

『ファークライ4』

 ゴールデン・パスのもう1人のリーダー。現実的な考え方でキラットの発展を重視している彼女は、必要とあれば仲間の犠牲や、麻薬施設を利用することもいとわない。

 エイジェイの父親であるモハン・ゲールは、かつてゴールデン・パスを創設した人物であり、そのためエイジェイはゴールデン・パスの人々から尊敬を集めている。エイジェイがサバルとアミータ、どちらの考え方を支持するかによって、ゴールデン・パスの進んでいく方向が変化することになる。

『ファークライ4』
『ファークライ4』
▲キラットの各地で入手できる“モハン・ゲールの日記”を読むと、今は亡きエイジェイの両親に起こった過去の事件を知ることができる。

●バドラ

『ファークライ4』

 信仰深いキラットの人々から、大地の女神“タルン・マタラ”の化身として敬われている少女。彼女の将来をどうするかという問題でも、サバルとアミータの考えは対立しているようだ。

●ロンギヌス(声:乃村健次)

『ファークライ4』

 ゴールデン・パスに武器や情報を提供している武器商人。自分の過去の罪を深く悔いており、武器によって神の教えを広めることができるという、狂気的な信仰心を持っている。エイジェイがキラット各地にあるベルタワーを解放するたびに武器を無料で提供してくれるほか、ロンギヌスから危険な依頼を持ちかけることもあるようだ。

●ラビ・レイ・ラナ

『ファークライ4』

 ラジオ・フリーキラットのDJ。ベルタワーを解放して、パガン・ミンのプロパガンダ放送設備を破壊した地域では、カーラジオで彼の軽妙なトークを聞くことができる。彼と面会すると、パガン・ミンのプロパガンダ施設を破壊するクエストを受けることができるようになる。

『ファークライ4』
▲プロパガンダセンタークエストは、パガン・ミンを讃えるポスターを制作したり、放送を送り出したりしている施設を破壊するのが目的だ。

■キラットの住人たち

 キラットで出会うことができるのは、王立軍やゴールデン・パスだけではない。この地で生活している人々や旅行者など、ユニークな個性の持ち主と関わりを持つことで、キラットでの活動がさらに広がっていく!

●シャルマ・サルサ

『ファークライ4』

 キラット国際映画協会のオーナー。小型カメラを設置した自動車やバイクをエイジェイが操縦してレースに出場することで、大迫力の映像を撮影してネットに公開しようとたくらんでいる。

『ファークライ4』
▲シャルマ・サルサに出会うことで、キラット各地を激走するレースに挑戦できるようになる。

●ミスター・シフォン

『ファークライ4』

 キラットが誇るカリスマ・ファッションデザイナー。新しい衣装を作るのに必要な、特別な動物の皮を欲しがっている。彼の依頼に応じて、特定の場所に生息しているユニークな動物を狩ることで、装備を極限までアップグレードできる。

●レジーとヨーギー

『ファークライ4』

 エイジェイの両親が住んでいた家に、勝手に入り込んでいた2人組の旅行者。ハイになっているこの2人と関わりになっても、ロクなことはなさそうだが……!?

●シェルパ

『ファークライ4』

 キラット各地を歩き回っている行商人。屋外で出会うと、その場でアイテムを購入・売却したり、武器の装備を変更したりすることが可能になる。

●ハーク(声:坂口侯一)

『ファークライ4』

 『ファークライ3』でも登場した、アメリカ出身の傭兵。2人協力プレイの際には、彼とコンビを組むことになる。

●ウィリス・ハントリー

『ファークライ4』

 CIAの工作員。ゴールデン・パスで活躍しているエイジェイに目をつけて、コンタクトを取ってくるが、この男の本当の目的とは……!?

(C)2014 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Far Cry, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries. Based on Crytek’s original Far Cry directed by Cevat Yerli. Powered by Crytek’s technology “CryEngine”.

データ

▼『ファークライ4(ダウンロード版)』
■メーカー:ユービーアイソフト
■対応機種:PC
■ジャンル:FPS
■発売日:2015年1月29日
■希望小売価格:6,600円+税
 
■『ファークライ4(ダウンロード版)』の購入はこちら
Amazon.co.jp

関連サイト