『新撰組比翼録 勿忘草 参 永倉新八』に出演する前野智昭さんの独占インタビュー完全版を公開!
新撰組隊士との逢瀬の日々を描く人気シチュエーションCD『勿忘草』。その新シリーズ『比翼録』で永倉新八を演じる前野智昭さんに、収録後のご感想をいただきました。
――『比翼録』は“幸せ”をテーマにした物語ですが、どんな印象を受けましたか?
まず最初に思ったのは、とてもボリュームのある台本だなということです(笑)。物語的には終始ハッピーな雰囲気になっていました。今回の新八のセリフにもありましたが、好きな人が自分のことを好いてくれているということは大きな奇跡だと思います。『比翼録』の新八は、人を想うときの甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれたお話でした。
前回の『血魂録』で新八の物語は、100%幸せという展開にはならなかったんですよね。そのためユーザーのみなさんから、ハッピーエンドも聴きたいという声をたくさんいただき、今回のシリーズでは幸せなストーリーになっています。ただ僕は前作のお話がとても好きで、“かなわない幸せ”というのもありだと思うんです。まだ『血魂録』を聴いたことがない人は、ぜひそちらも聴いてみてください。
――本作にはさまざまな逢瀬(デートなどの甘いシチュエーション)が出てきます。とくに印象的だと思われる逢瀬を教えてください。
一緒に柏餅を食べるシーンが、普通な感じがしていいなと思いました。ヒロインが偶然新八を見つけて「任務中なのに何をやってるの?」みたいなやり取りをするのですが、ほんわかしちゃいました。
――前野さんにとって“これだけは譲れない”と思うことやものはなんでしょうか? または、日課としていることがあれば教えてください。
お仕事のチェックが終わるまでは、家で着替えないことかな(笑)。深夜まで現場にいる場合なんかは、次の日のチェックまで終わらせないと不安になるんですよ。やっぱり、仕事の確認は万全にしておきたいというのがあるので、それが終わるまで僕はお風呂に入りません。そこは譲りたくないですね。
――本作は「幸せ」がテーマということで、最近身近にあった幸せなエピソードはありますか?
1日オフの日があったので、台本を見て掃除をしたらどこかに買い物にでも行こうと計画を立てたんです。でも前日に「明日はオフだから、久々に深酒でもしちゃおう」とお酒を飲んだところ、見事に二日酔いになり、オフの日は1日寝るっていう(笑)。そんな非常に残念なエピソードがあるんですけど、僕はその体験をして「毎日お仕事をさせていただけるのって幸せなことだな」と改めて思いました。……なので、お休みはいりません!!
――演じられた永倉に賞を与えるとしたら、どんな賞がピッタリだと思われますか?
“女慣れしてる賞”かな? 僕は新八のように女性の扱いが得意ではないので(笑)。今回の『比翼録』では全編をとおして、つねに主導権は彼が持っていた気がします。あとは、普通に花街に行けちゃうのもスゴイと思いました。
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