2015年1月31日（土）
『Z/X（ゼクス）』イグニッション久保田P謹製の最新デッキレシピ6種を紹介！
こんにちは、TCG担当のファイです。ブロッコリーが展開するトレーディングカードゲーム『Z/X -Zillions of enemy X-』の最新ブースター『神子達の戦場』が1月22日に発売されました。
|
|---|
電撃カードゲームでは恒例となっていますが、今回もライターのカワカミ雁々がイグニッション久保田プロデューサーに挑んできました。その対戦記事に先駆けて、第11弾環境で久保田さん自らが構築したデッキレシピを、久保田さんのコメントとともに紹介します。
※デッキレシピ中の略語は以下の通りです。
ST：スタートカード、IG：イグニッション、VB：ヴォイドブリンガー、LR：ライフリカバリー、ES：エヴォルシード、AF：アルタ―フォース
■緑単ノーブルグローヴ軸デッキ
|
|
|
|---|---|---|
| ▲《大地の爪甲ノーブルグローヴ》 | ▲《五頭領 天眼忍者ウェアジャガー》 |
プレイヤー＜1＞
《緑の竜の巫女クシュル》
ゼクス＜46＞
緑
B04-085《農耕鳥人ウェアラーク》（IG、LR） 2枚
B04-096《碧天の鉄爪 禊萩》 4枚
B06-097《桜雅竜ノーブルグローヴ》 4枚
B07-082《お目付役エルダー》（ST） 1枚
B09-081《毒仙人掌ポイズンタガメ》（IG、VB） 4枚
B09-084《修行中の跋難陀》（IG） 4枚
B09-087《最大巨虫エレファントオオカブト》（AF） 3枚
B09-088《パンダ娘ウェアルルス》（AF） 2枚
B09-091《八大龍王 跋難陀》（AF） 4枚
B09-094《静穏たる木刀 桃葉》 4枚
B09-096《五頭領 天眼忍者ウェアジャガー》 4枚
B10-084《縦横無尽のカラクリ藤袴》（IG、LR） 2枚
B11-084《小さな大戦士コーカサス》（IG） 4枚
B11-097《大地の爪甲ノーブルグローヴ》 4枚
イベント＜4＞
緑
B10-097《セージさんのお料理》（IG） 4枚
キーカードは《大地の爪甲ノーブルグローヴ》です。《大地の爪甲ノーブルグローヴ》の効果で強いゼクスを続けて出し、どちらの対処をするのかを迫るデッキです。トラッシュからリソースにカードを送る手段があるので《碧天の鉄爪 禊萩》や《五頭領 天眼忍者ウェアジャガー》をでリソースのカードを使いましょう。《静穏たる木刀 桃葉》でやられてしまったゼクスもチャージ経由での再登場が容易です。
リソースを延ばす能力を持ち、イグニッションアイコンも持っている《毒仙人掌ポイズンタガメ》もいるので、積極的にイグニッションをしていくのがよいでしょう。あらゆるコスト帯でリソースを増やしつつ、潤沢なリソースを活用するデッキになっています。デッキの動きを理解しやすいと思うので初心者の方にもオススメです。
■黒単エヴォルシードデッキ
|
|
|
|---|---|---|
| ▲《飢えた滅牙シュメルツ》 | ▲《風変りな世界のアリス》 |
プレイヤー＜1＞
《上柚木綾瀬》
ゼクス＜47＞
黒
B04-063《じゃれつくロードローラー》（IG） 4枚
B08-064《飛び越えるスプリンター》（IG） 4枚
B11-061《予期せぬ伏兵ヒンターハルト》（IG、VB） 4枚
B11-062《温泉の魔人バルネア》（IG、LR） 4枚
B11-063《跳躍するエースアタッカー》（IG） 4枚
B11-064《巻き込むクロッキギア》（ST） 1枚
B11-065《飢えた滅牙シュメルツ》（AF） 4枚
B11-067《不思議の国の帽子屋マッドハッター》（ES） 4枚
B11-069《狂宴骸骨ボーンロッカー》 2枚
B11-073《狂乱の教祖ファナティック》（ES） 4枚
B11-076《風変りな世界のアリス》（AF） 4枚
C10-019《グルグルするハンギング》（ES） 4枚
P11-014《二重の廃滅ズィーガー》 4枚
イベント＜3＞
黒
B11-079《モールドウェザリング（ES） 3枚
エヴォルシードを活用したデッキです。エヴォルシードをフォースにするゼクスや、エヴォルシードを持つゼクスが登場した時に効果を発揮するカードを多く採用しています。
また、単色デッキではヴォイドブリンガーを持ったカードに注目してください。同色のカードが一定数あれば追加で効果を発動するカードですが、これまではイグニッションフェイズに登場しないと効果を発揮しませんでした。今回は条件が増えた分、手札から登場しても効果を発揮するようになりました。突破力に優れたデッキになっています。
■白単エヴォルシード誘発デッキ
|
|
|
|---|---|---|
| ▲《ロウブリンガー コングール》 | ▲《傍若無人な王様ミケ》 |
プレイヤー＜0＞
なし
ゼクス＜47＞
B11-041《聖域の守護聖獣オーラアヌビス》（IG、VR） 4枚
B11-042《イヴィルベイン ブロードピーク》（IG） 4枚
B11-043《聖獣オーライヅナ》（ST） 1枚
B11-044《ロウブリンガー コングール》（IG、LR） 4枚
B11-047《世界を疾駆するソマリ》（ES） 4枚
B11-050《神楽舞う巫女オシキャット》 2枚
B11-051《閃光流星脚ティリチミール》（ES） 4枚
B11-055《平和の星鎚マルトー》（AF） 4枚
B11-056《傍若無人な王様ミケ》（AF） 4枚
C10-006《持ち逃げするメインクーン》（IG） 4枚
C10-007《ロウブリンガー ダウラギリ》（IG） 4枚
C10-011《光鎚のマルトー》（ES） 4枚
イベント＜3＞
B11-058《ノーザンクロスメイルストローム》（ES） 3枚
スターター『孤高の反逆者』にエヴォルシードが入っているので、そのカードを活用したデッキです。このデッキのポイントは、デッキに使われているカードが『孤高の反逆者』とブースター11弾の『神子達の戦場』で構成されている点です。
《ロウブリンガー コングール》を複数展開できれば《伝説の魔神 百騎兵》を軸にしたデッキ相手には圧倒的なアドバンテージを得ることができます。イグニッションに使うチャージをどれから使えばいいのかを学ぶこともできるので、ステップアップにも最適です。さらに、スーパーレアを使っていないので、お財布にも非常に優しくなっているのではないでしょうか（笑）。
■蝶ヶ崎ほのめパートナーデッキ
|
|
|
|---|---|---|
| ▲《麗の妙声鳥 迦陵頻伽》 | ▲《武具研究所所長ルスティン》 |
プレイヤー＜1＞
《蝶ヶ崎ほのめ》
ゼクス＜50＞
赤
B05-004《手甲職人ガントレット》（IG、LR） 4枚
B09-009《暁十天クテール・マシャカ》 3枚
B10-010《剛腕斬刃オリハルコンティラノ》（AF） 4枚
B10-012《武具研究所所長ルスティン》（AF） 3枚
B11-017《麗の妙声鳥 迦陵頻伽》 4枚
C06-007《紅い牙ルビーハウル》（IG） 4枚
C08-010《造船技師ジェーミナ》（AF） 4枚
青
B09-021《撃滅機械デストロイ》（IG、VB） 4枚
B09-024《目覚めたType.V》（IG） 4枚
B09-027《要塞女王テルル》（AF） 4枚
B09-033《オリジナルXIII Type.V “Vb11De”》（AF） 4枚
B11-036《狩猟機械ハンティング》（ES） 3
C07-010《レーザーサイス アヴィオール》（IG） 4枚
P10-005《アブサルシールド ムリフェイン》（ST） 1枚
5コスト以下をスリープで出すデッキです。ですので、スリープで登場しても旨味のあるカードを採用しています。デッキの構成的にトラッシュを増やしやすいので《麗の妙声鳥 迦陵頻伽》のコストも苦にならないと思います。《暁十天クテール・マシャカ》でエヴォルシードを持つカードを手札からデッキに戻してもいいですし、《武具研究所所長ルスティン》のダメージを底上げする能力も効果的です。
このデッキをベースにカスタムするなら《空戦工房 零》などの“レンジ2”を入れてもいいですね。どのスクエアにどのゼクスを配置するのかを考えるデッキではないでしょうか。《麗の妙声鳥 迦陵頻伽》の能力はプレイヤースクエアにもカードを置けることも忘れないでください。
■青緑木蓮軸デッキ
|
|
|
|---|---|---|
| ▲《燦爛たる投擲 木蓮》 | ▲《お参りする羊娘ウェアシープ》 |
《雷鳥超》
ゼクス＜50＞
青
B03-029《決闘機械デュエル》 4枚
B04-036《剣帝神器サイクロトロン》 4枚
B08-021《スラッシュクロー ドゥーベ》（IG、VB） 4枚
B08-032《金字変形トライゴルド》（ES） 4枚
B11-022《クイックアナライズ ミルファク》（IG、LR） 2枚
B11-026《オリジナルXIII Type.III “Ch05Al”》 3枚
B11-036《狩猟機械ハンティング》（ES） 2枚
P10-005《アブサルシールド ムリフェイン》（ST） 1枚
緑
B03-093《実直な野太刀 花蘇芳》 4枚
B11-082《お参りする羊娘ウェアシープ》（IG、LR） 2枚
B11-085《華麗なる巧手 百日紅》（ES） 4枚
B11-091《燦爛たる投擲 木蓮》（AF） 4枚
E04-044《伝説の魔神 百騎兵》（IG） 12枚
このデッキは、“フォースにエヴォルシードアイコンを持つカードを置くと有利になる”ことをコンセプトにしています。軸となる《燦爛たる投擲 木蓮》はリソースの置き換えができるのでリソースで効果を発揮するカードとの相性もよいです。また、起動能力のため、相手のターンにも使用することができます。
ただ、カードのスロットが厳しいので、各レベル帯にどのカードをチョイスするかは、各自の好みが分かれるところではないでしょうか。ライフリカバリーも、今回は各2枚ずつ採用しましたが、選んだカードに合わせてどちらかに寄せてしまうのもアリです。今回は青緑で組みましたが、同じコンセプトで黒緑デッキにすることも可能です
■コスト踏み倒しデッキ最新版
|
|
|
|---|---|---|
| ▲《甲虫女王ヘルソーン》 | ▲《愛フィールド フロン |
プレイヤー＜0＞
なし
ゼクス＜50＞
白
B05-044《聖獣オーラヘケト》（IG、LR） 4枚
B05-054《魂を結ぶ天使リアン》 4枚
B11-053《名案のイデジニアール》 3枚
E04-029《愛フィールド フロン》 4枚
P10-025《月のモワ》 4枚
P11-017《十二使徒 白羊宮マルキダエル》 4枚
緑
B08-094《甲虫女王ヘルソーン》 4枚
B10-083《金蓮甲虫ファイアフライ》（ST） 1枚
E04-041《沼の魔女メタリカ》（IG、VB） 4枚
E04-044《伝説の魔神 百騎兵》（IG） 12枚
E04-068《自由悪逆のメタリカ》 4枚
E04-069《水竜の能力の使い手アッシュ》 2枚
これまでも使い続けている“イグニッションアイコンを持たせてコストを誤魔化しプレイするデッキ”の最新版です。《十二使徒 白羊宮マルキダエル》のポイントは、起動能力なのでコストが払えれば何回でもプレイできるという点で、エヴォルシードも誘発できます。もちろん、《甲虫女王ヘルソーン》や《魂を結ぶ天使リアン》とも相性が抜群です。
《愛フィールド フロン》で大展開もありえますが、カードのスロットに余裕がないので、どのカードを採用するかがデッキビルダーとしての腕の見せどころになっています。
ということで久保田さん謹製のデッキレシピ6つを紹介しました。もちろん、これが正解のデッキレシピではありません。自分で使い込みながら様々なカードの可能性を探ってみるのがカードゲームの楽しみではないでしょうか。少しでもデッキ作りの参考になればと思います。
今回紹介したデッキでの対戦は近日公開予定となっていますので、デッキレシピから戦果を予想しつつお待ちください。それではまた！
(C)BROCCOLI / Nippon Ichi Software, Inc.
- ▼『Z/X -Zillions of enemy X- スターターデッキ第6弾 正義の鉄槌』
- ■メーカー：ブロッコリー
- ■発売日：2015年3月26日
- ■希望小売価格：1,400円＋税
- ▼『Z/X -Zillions of enemy X- 第11弾 神子達の戦場』
- ■メーカー：ブロッコリー
- ■発売日：2015年1月22日
- ■希望小売価格：1パック（カード7枚入り） 280円＋税（1ボックス20パック入り）
- ■『Z/X -Zillions of enemy X- 第11弾 神子達の戦場』の購入はこちら
-
