2015年2月13日(金)
本日2月13日~14日に千葉県・幕張メッセで開催されている“ジャパン アミューズメント エキスポ 2015(JAEPO 2015)”のバンダイナムコゲームスブースにて、『鉄拳7』のラッキー・クロエをプレイした。
本作は20年続く3D対戦格闘ゲーム『鉄拳』シリーズの最新作。筆者は2D格闘ゲームを多少たしなむほどで、『鉄拳』シリーズ&3D格闘ゲームは初プレイだった。そんな初心者な筆者でも10連勝できたラッキー・クロエの使用感をお伝えする。
▲クロエの技表。 |
クロエはダンスを取り込んだバトルスタイルが特徴的なキャラクターだ。変幻自在に身体を動かし、相手を翻弄していくのが主な戦い方だと、プレイして感じた。
基本的に『鉄拳』には上段攻撃と下段攻撃が存在し、しゃがみ状態だと上段攻撃が、立ち状態だと下段攻撃が有効なアクションとなる。しゃがみ状態ではジャブなどのパンチ攻撃を空振りさせることも可能だが、中段と呼ばれる技もあり、これはしゃがみ状態だとガードできない。これらをうまく駆使することで、対戦がさらに奥深くなる。
クロエの“アックスエリアル・ダブル”(→右キック×2)は、上段攻撃の蹴り技。最大で2回までヒットし、ヒット後は相手が空中に打ち上がる。これをうまく拾ってコンボをつなげていくのが、まずは覚えたい行動の1つだ。
▲少々わかりづらいが、“アックスエリアル・ダブル”。バク転しながらかかと落としのようなモーションをとる。 |
また、“C・ウィンドミル・ダブル”(↓左キック+右キック×2)という下段の連続攻撃もある。こちらは技の持続時間が長く、ガード中に攻撃が終わったと思い、思わずガードを解いてしまうこともあるほどだ。これをしつこく使い、相手の集中力を欠いたところで、上段攻撃を繰り出したり、投げを組み込んだりすると思ったような試合運びができそうだ。
さらに大技である“スクート~コークスクリュー・ダブル”(→→右キック×3)は、最初が下段、次は上段とコンビネーション中に上下段が変わる。大降りなため、使うタイミングこそ難しいが、相手にヒットすれば大ダメージとともに、コンボにつなげるチャンスも獲得できる。相手の攻撃を見極めてうまく使っていきたい技だ。
そして、『鉄拳7』の目玉的な要素でもある“レイジアーツ”についても解説する。“レイジアーツ”は体力が一定まで減ると発動できる一撃必殺技のようなもので、ヒットすると特殊な演出が入るのも魅力だ。
▲相手のポールの体力が一定以下になったため、赤い波紋のようなものが。“レイジアーツ”が使用可能になった。 |
使用可能になるとキャラクターが赤く光るので、隙を見つけて相手に当てていきたい。発動条件はキャラクターが赤く光った状態で左キック+右キックを同時押し。このコマンドはキャラクターによって異なるが、クロエのものはコマンドも簡単で比較的当てやすい。
▲“レイジアーツ”はキャラクターによって演出が異なる。 |
そんなクロエの“レイジアーツ”は、下段攻撃となる。相手が上段攻撃を出した瞬間、攻撃を空振った瞬間など、イチかバチか出してみるのもおもしろい。演出はクロエらしく、ダンスを踊るように相手を蹴り上げるものとなっている。使っても見ても楽しいクロエの“レイジアーツ”を当てて、勝利を掴もう。
と、ここまでつらつらと解説してみたが、いかがだったろうか。通常技の発生も早く、初心者でもすぐに『鉄拳』の魅力を感じられるキャラクターのクロエを使ってみてほしい。
▲条件は不明だが、勝利時にセピア調になることも。 |
TEKKEN & (C) BANDAI NAMCO Games Inc.
TEKKEN 7 & (C) BANDAI NAMCO Games Inc.