2015年2月20日(金)
セガネットワークスがサービス中のiOS/Android用アプリ『アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員 ガールズバトル~』。今回は、本作の特集記事第4回をお届けしていきます。
『アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員 ガールズバトル~』は、たくさんの美少女(プログレス)たちのカードが登場するカードバトルRPGです。クエストやガチャでプログレスたちを集め、それらで組んだデッキを使って、バトル“エクシーズ”での勝利を目指しましょう。
特集記事第4回では、本作の醍醐味でもあるリアルタイムバトル“エクシーズ”の攻略に迫ります。今回は、本作のプログレスの声を担当されている声優にして、ユニット“L.I.N.K.s”のメンバーである高橋李依さんと生田善子さん、そして斉藤誠記プロデューサーをお招きしました。サークルリーダーとしてエクシーズ重視のプレイをされているお2人に、エクシーズの魅力、そのポイントなどを語っていただいたので、ご覧ください。
▲左から生田さん、斉藤プロデューサー、高橋さん。 |
――高橋さんと生田さんにお聞きします。お2人の現在のデッキはどういったものでしょうか。もしコンセプトがあればあわせて教えていただけますか?
生田:デッキのコンセプトはまだないですね。すべてのプログレスのレベルが99になって、覚醒を4回(4凸)し終わってからコンセプトを決めようと思っています。なので、今は持っているプログレスの中でも強い子から順番に入れています。今活躍しているのは、URの天井苺先輩ですね。彼女は4凸で、レベル99になっています。
高橋:すごい! エクシードが特大ダメージの“二恋乱舞”で、すごく強いですよね。
生田:苺先輩は本当に頑張りました。
▲生田さんのメインチーム。URの天井苺には、“集中攻撃/背水”と“麻痺斬舞”が付いています。 |
高橋:私もまだデッキコンセプトは決まっていません。デッキコンセプトは、4凸してレベルを99までにしたプログレスがたくさん集まってからできることだと思うんです。私もまだ4凸がそこまでいるわけではないので、強い順でデッキに入れています。
斉藤:では2人は、どんなプログレスを使っているんですか?
高橋:私は愛情で、URユーフィリア(3凸)、SRユーフィリア(4凸)、水着のSRユーフィリア(4凸)を入れています(笑)。白の世界であるユーフィリアが3体いるので、あとは赤の世界と青の世界と緑の世界のプログレスをバランスよく入れていますね。黒の世界は少なめにしています。
▲ユーフィリアが3体入っている高橋さんのメインチーム。声を当てているだけあって、思い入れも強いようです。 |
斉藤:基本的にはせん滅寄りなんですね。
高橋:そうですね。エクシードの“指定座標爆撃ver.3”をSRユーフィリアに継承させるという、ぜいたくな使い方をしました。クリスタルブレイクを狙って攻撃するというよりは、敵のプログレスのせん滅を狙ったデッキです。
斉藤:生田さんはいかがですか? やはり声を担当しているルビーがいる、赤の世界が多めだったりするのでしょうか?
生田:赤の世界中心にデッキを組むことが理想なのですが、所持している赤の世界のプログレスが少ないんです……。そのため、今はキリ番(※01)のクリスタルブレイクを自分で踏めるように、黒の世界のプログレスを多く入れています。
※01……エクシーズでは10コンボごとに必ずクリスタルブレイクが発生します。
斉藤:コンボのキリ番になったら、メンバーは生田さんのアタックを待っているんですか?
生田:そんなことはないですよ。ただ、私はなるべく9コンボ目を踏むようにしているんです。9コンボ目って、他の人と重なって10コンボ目になる可能性があるじゃないですか。私が10コンボ目を踏んでもリーダーということもあって、「ごめんね」で済むのでメンバーに責任を負わせずに済むんです。
うちのサークルは、クリスタルブレイクに強い人が多いので、基本的には他の人に譲ります。でも、コンボが止まってしまった時や、クリスタルブレイクに主力の人たちが攻撃できない時には、私が代わりに踏めるようにしています。
高橋:コンボのキリ番前は踏みにくいですよね。だから生田さんみたいな人がいてくれると、すごく助かるし、コンボが回るんですよ。私も9コンボ目を踏むことがすごく多いので、10コンボ目にすべりこんでしまう可能性を考えて、9コンボ目は5枚でいくようにしています。それ以外は3体でせん滅できるように頑張っています。ちなみに、最大でクリスタルブレイクではどのくらいポイントを出したことがありますか?
生田:アクションの“ネコネコペガサス(猫の恩返しとペガサス・マーチの重ねがけ)”を使って、最大3万くらいかな。
▲猫の恩返しと、ペガサス・マーチは、それぞれ攻撃時に獲得するエクストポイントが上昇する効果を持つアクション。 |
高橋:すごい……。私はまだ2万くらいだなぁ。斉藤プロデューサー、私たちがαドライバーとしてレベルアップするために、アドバイスをください!
斉藤:そうですね……やはりいろいろな世界のプログレスをバランスよく入れることでしょう。生田さんのデッキの例でいくと、黒の世界がメインだから、もう少し赤の世界を入れてみるとか。黒の世界のプログレスは行動順が遅いので、“挑発”や“守り人”シリーズでかばうのがオススメです。サークルに所属して役割が決まれば、メンバーからもアドバイスを受けられるので、デッキの傾向が定まっていくハズですよ。
――他の世界とはちょっと異なる緑の世界のプログレスについて、斉藤プロデューサーのオススメする使い方を教えてください。
斉藤:緑の世界のプログレスが持つリンケージは先制で発動するので、全体麻痺などで相手の行動を行動不能にするのが強力です。しかし、出現率をコントロールはできないので無駄撃ちも多いのが難点。それが怖いと感じる方は、サポートメンバーが多い状況だと運の要素が高くなるので、生存プログレスが減ってきたころ、例えば残り5体の時に3~4体で攻撃するのがいいと思いますね。
――サークルリーダーとして活動するうえで、意識していることはどんなことでしょう?
生田:“声優サークルにならないこと”です。サークルに入るきっかけが声優がリーダーをしていることだったとしても、やはり『アンジュ』を楽しむことを全員が意識してほしいです。やっぱり皆でゲームを楽しんでこそのサークルですから。ですので、うちのサークルは普通のサークルと同様に皆で話し合って、いろいろな方針を決めるようにしています。私に絶対的権限はありません(笑)。
高橋:私も、サークルメンバーで話し合って楽しみながら頑張ることを第一に考えています。「今回は100コンボを目指す」とか、「勝てそうだからBP回復ドリンクをちょっと使用して頑張ろう」などですね。ただ、最後の一声については、やはりリーダーがしないと皆さん納得できないところもあると思うのです。私は干渉するのが苦手なのですが、リーダーがしなくてはいけない部分はしっかり発言して決めるようにしています。
斉藤:サークルと言えば投資がありますよね。2人は何から投資しましたか?
高橋:メンバーの方からのアドバイスもあって、私はまず“見習い投資”ですね。そのあとに“リシェ”、“特訓率”でした。
生田:私も“特訓率”は買いました。あとは“EX”かな。この2つをまず最初に購入しましたね。
高橋:どちらかというと、“パワー”、“ガード”、“スピード”の優先順位は低かったです。それよりもクエストを進めていくうえで必要になってくるものを先に挙げてほしいみたいでした。特に“特訓率”は、熟練プレイヤーの人ほど上げてほしい人が多いように思います。
生田:そうそう! 特訓率を上げると特訓の成長率がアップするので、チーム全体のレベルを上げたいんですよね。まだそこまで強くないプレイヤーがいるサークルは、特訓率を上げておくといいかもしれないです。
高橋:特訓率を上げるのはエクシーズ中のBP回復の手段としても考えている人が多いですね。特訓率を上げることでプログレスのレベルが上がりやすくなるので、特訓をした時により多くのBPを回復できるんです。
斉藤:サークルアイテムの中で何を買うのかは、どの要素を重要視するのかで変わってくるとは思うのですが、確かに特訓率は役立つ場面が多いかもしれないですね。
▲サークルを運営するプレイヤーは、誰しも悩むサークルアイテム。 |
――エクシーズではどんなことを心がけていますか?
生田:私のサークルが心がけているのは、まず最初にとにかく120コンボまでつなげることですね。120コンボに到達するまでは、キリ番も無視します。
高橋:どうして120コンボなんですか?
生田:これは私のサークルでの目安なんだけど、120コンボを超えないと、ランクの低いメンバーの火力が足りないんです。だからまずは120までつなげて(※02)、そこからキリ番もしっかり攻撃していくという感じです。序盤に相手との差がついてしまうと巻き返しも難しいですし、45分を戦い抜くなら序盤の早い内にコンボ数を稼いでおいた方がいいですからね。
※02……コンボ数が増えるほど、獲得ポイントにボーナスが付きます。
斉藤:相手に追いつく時も、まずはキリ番を無視してコンボ数を稼ぐんですか?
生田:その時は、クリスタルブレイクをしっかり狙っていきます。とにかくコンボを回すというのはサークルメンバー全員の共有意識ですね。L.I.N.K.sメンバーの相坂優歌ちゃんの“あいさーくる”と以前に戦ったんですけど、その時は撃破数は向こうの方が上だったものの、コンボをつないで見事勝利しました。やはりコンボは正義だと思います!
高橋:そう考えると、参加人数ってすごく大切ですよね。
斉藤:いつも大体何人くらいでエクシーズに参加しているんですか?
高橋:イベントのE.V.E.が終わったので、最近はお休みモードなんですけど、多い時はほぼ全員参加ですね。私が参加していない時に参加人数19人というのがあったらしくて、それを聞いた時は「参加しておけばよかった」と悔やみました。ですので、声をかけると集まれるサークルにはなっています。
生田:私のサークルも同じで、重要な戦いの前にエールをしたら、みんな集まってくれますね。あと、あまりエクシーズでポイントを稼ぎすぎないように、サークルのランク調整もしています。うちはSランクばかりでなくCランクのプレイヤーもいるので、エクシーズバトルを勝てるくらいのところになるべくいたいんですよ。エクシーズに勝てればより多くエクストメダルがもらえるので、低ランクプレイヤーのプログレス入手を早められるんです。
高橋:エクシーズの時は、サークルでしっかり役割も決めています。クリスタルブレイク担当、クリスタルブレイク補佐&せん滅担当、せん滅担当、せん滅補佐&コンボ担当、コンボ担当といった5つの役割ですね。自分の役割はどこなのか、どんな動きをすればいいのかをはっきりさせておくことで、コンボをうまく回せるようにしています。クリスタルブレイク担当の人がいなかったら、その役割を次の担当の人がすぐに引き継げるのもわかりやすいので、オススメですよ!
生田:実は私、以前ガチガチに役割を固めてみたんですよ。そうしたら、急きょ参戦できなくなって困ることが多くて、そもそも私自身が1番報告できないうえに、急に出られなくなることがあるのが判明して、その方針は止めました(笑)。あまり決めすぎると、参戦人数が動いた時に困りますね。
高橋:そうかも。あとは、アクションを打つタイミングを時間帯で決めています。
生田:私も! 今はエクシーズ終了5分前にパワーを上げるようにしています。以前は10分前にしていたのですが、5分前の方がいいように思ってタイミングを変更しました。接戦になった時にパワーを上げるのは、かなり大事ですよ。
斉藤:2人はどんなアクションを持ってます?
生田:私は、全体のスピードが上がる“かまいたちの悪戯”、パワーが上がる“スパーク・スネーク”、ガードが上がる“氷結竜の息吹”の3つ。これらはサークルメンバーにも確実に持ってもらうようにしています。
高橋:私も生田さんと同じアクションを入れています。あとは敵をせん滅させるとBPが回復する“ファーブラリア・コーラス”、サークル全体の能力がアップする“戦域鼓舞インスピラィオ”でしょうか。とにかくエクシーズでのアクションは、まとめて発動させると効果がグンとアップするので、皆で同じものを同じ時間に使用することを推します。
▲同じアクションは重ねがけができるため、使うほど効果は上昇します。 |
斉藤:それぞれのサークルに入りたいという人もいると思いますが、メンバーの入れ替わりはあるんですか?
高橋:ありますよ。もしメンバーが空いた時は、先着順に加えて、どれくらい長期で活動を考えているのか、軽くメッセージで面接します。やはり長期的な人の方がいいですからね。
生田:うちのサークルもそうですね。短期か長期か聞いて、長くいてくれる方にします。あと、サークル内のルールで、週9回のエクシーズ参戦を求めているんですよ。理由があってそれを下回るのはいいのですが、何の連絡もない場合は除名になります。サークル滞在時もそうですが、申請の際もメッセージをいただけた方がうれしいですね。
高橋:メッセージはしっかりと目を通しています。「よろしくお願いします」のひと言があるだけでも全然印象は違うので、サークル申請を送る際はメッセージも添えた方がいいと思います。
斉藤:いや、2人とも熟練プレイヤーすぎて、コメントを挟めないな……非の打ち所がないです。2人とも最初は初心者だったわけですが、その時は誰かに教えてもらったのですか?
高橋:サークルにいるSランクの方や、フレンドの方からいろいろと教えてもらいました。カフェテリアで聞くのもいいと思います。いつもアドバイスしてくれる方がいるので、気軽に聞いてみてほしいですね。
生田:私はしばらく1人サークルだったので、エクシーズのコンボを把握できなかったんです。サークルメンバーが増えてきた後も、最初のころはよくコンボを切ってましたね(笑)。でも優しい方が多くて、いろいろと教えていただき、そこから成長できました。
斉藤:どうです? 教えてもらってから楽しくなりました?
生田:はい! コンボを覚えてから、皆でワイワイやるのがとても楽しくなりました。
高橋:アンジュは、エクシーズが醍醐味というところがありますもんね。私は大人数でリアルタイムバトルをするゲームに触るのが初めてだったのですが、皆とともに戦っていることを実感できた時がうれしかったですね。
▲エクシーズ後半で強い仲間が参戦してくれて、そこから巻き返した時が1番うれしいと語る2人。 |
――お2人のこれからの目標をお聞かせください。
高橋:次回のE.V.E.に向けて、アクションやBP回復ドリンクを集めることですね。前回、サークルメンバーみんなで頑張ったら、なんと2位トーナメントに出られたんです。ただ、せっかく出られて一生懸命戦ったのに、負けてしまって……。もう少し善戦したかった悔しさで、強くなるために頑張っています!
生田:私もそうですね。5位トーナメントに出られたのはよかったのですが、周りが強くてすぐに負けちゃったんですよ。なので、次は勝てるようにとBP回復ドリンクを集めています。
高橋:これから始める方には少しハードルの高い話になるかもしれませんが、E.V.E.を始めとするサークル関連のイベントは、ランクの低いプレイヤーでも、自分たちにあった戦いを楽しめるようになっています。そうしたイベントで戦うという目標は、モチベーションにもつながるので、気になった方は、ぜひプレイを始めてほしいですね。
――では、最後に斉藤プロデューサー、ひと言お願いします!
斉藤:お2人は本当に熟練プレイヤーで、口を挟むことがありませんでした。お2人の言ったことを実践していただければ、中級者以上の方はさらにレベルアップしていただけるのではないでしょうか。
本作をこれから始めようとしている人には、時間のない人もいるとは思いますが、まずは自分のライフスタイルにあったサークルに入って、エクシーズに一度参加してみてください。そこでまずコンボを覚えてみましょう。20コンボ、50コンボとつなげていくうちに、どんどん楽しくなってくるハズです。そうすると、きっと次は100コンボを狙おう、相手に勝ってみようと、サークル内で目標ができてきます。無理せず、自分にあったプレイで仲間と和気あいあいと楽しんでいただければと思います。
――ありがとうございました!
(C)SEGA / (C)SEGA Networks / (C) Ange Project
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