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2015年2月20日(金)

『FF15』体験版の詳細が判明! 徒歩中心の冒険でプレイ時間は3時間、ED後のやり込みも

文:電撃オンライン

 本日2月20日20時より配信された“田畑Dのアクティブ・タイム・レポート Page4.0 取説スペシャル”で発表された、PS4/Xbox One用ソフト『ファイナルファンタジーXV(FF15)』の最新情報をまとめてお届けする。

■体験版は徒歩中心の冒険で、プレイ時間は3時間!

・体験版では車は使用せず、徒歩での探索が中心となる。

・本編では車を使えない時間帯があり、体験版ではそこを切り出している。

・プレイ時間はTGSでは1時間、ジャンフェスでは2時間と発表されていたが、現段階ではエンディングまで遊んで3時間になるという。

・『FF零式 HD』ダウンロード版の価格は6,100円+税。体験版も付属。DL版に『FF15』体験版が付属するのは配信から約2カ月間。

■基本操作まとめ

 アクティブ・タイムレポートでは、Xbox One版の動画を使って基本的な操作が解説された。基本操作は下記のとおり。

・視点移動:Xbox One版は右スティック、PS4版はRスティックを使用。

・歩く:Xbox One版は左スティック、PS4版はLスティックを使用。

・走る:Xbox One版は左スティック、PS4版はLスティックを使用。

・ジャンプ:Xbox One版はBボタン、PS4版はXボタンを使用。

・ダッシュ(フリーラン):Xbox One版は左スティックボタン、PS4版はL3ボタンを使用(押し込む)。フリーラン中はいくつかの障害物を自動で乗り越える。

『FF15』

・攻撃:Xbox One版はXボタン、PS4版は□ボタンを使用。

・コンボ攻撃:Xbox One版はXボタンを押し続ける、または連続入力、PS4版は□ボタンを押し続ける、または連続入力で使用。

・シフト(ワープ):Xbox One版はBボタン、PS4版は○ボタンで使用できる。

・シフトブレイク:Xbox One版はBボタン、PS4版は○ボタンで使用できる。ロックオンした敵に向かってワープをし、攻撃を加える。MPを消費する。

・ガード:Xbox One版はLBボタン、PS4版はL1ボタンで使用できる。MPを消費し、敵の通常攻撃を回避する。MPを消費するのは、敵の攻撃を回避(青い光が発生)したタイミング。

・アビリティ:Xbox One版はYボタン、PS4版は△ボタンを使用。あらかじめセットした各武器固有のアビリティを使用。十字ボタンの左右で、時間を止めずにいつでもアビリティを変更できる。アビリティ使用時にはMPを消費する。

『FF15』
▲ブラッドソードは“ドレイン剣”というアビリティを持っているようだ。
『FF15』
『FF15』
▲アビリティ・ジャンプも初公開。

■実機プレイで判明した戦闘などの詳細まとめ

 続いて、実機プレイで戦闘方法やシステムの詳細などが解説されることに。先ほどとは異なり、実機プレイではPS4版が使用された。

・タイトル画面はリアルタイムで時間変化が起きている。実機プレイでは月が表示されていたが、待ち続けると朝になる。なお、体験版での1日は45分間。

『FF15』
▲こちらが体験版のタイトル画面。

・フィールド画面上部に突然出る赤いゲージがエンカウントゲージ。プレイヤーを狙う敵がいる場合はゲージが作動する。ゲージが左右に伸びきる前にダッシュをして逃げれば、戦闘を回避できる。普段、フィールドではBGMが流れていないが、赤いゲージが出ると不協和音のようなSEが流れ、戦闘に入ると戦闘BGMが流れ始める。

・エンカウントゲージが作用するモンスターは一部。トウテツという敵はプレイヤーがフィールドにいる限り延々と追ってくる。ガルラは自分からは襲ってこないが、攻撃するとやり返してくる。

『FF15』
▲湖には体験版では足元までしか入れないが、製品版では腰まで入って釣りなどができるという。
『FF15』
▲画面上部の赤い線がエンカウントゲージ。

・攻撃を当て、敵の攻撃を防御で回避し、また別の攻撃を当てるというのが『FF15』の基本的な戦闘スタイル。

・MPがなくなったら、カバーポイント(岩陰など)で身を隠すと回復できる。

・モンスターのガルラを倒すと肉が手に入る。キャンプの時にいい食品になるが、ガルラは強く、序盤では返り討ちになる。

・時折モンスターが光るタイミングがある。その攻撃は強力な代わりに、パリイで反撃することができる。

『FF15』
▲ノクトの目の前にいるのが、『FFV』などに登場したガルラだ。
『FF15』
▲瀕死状態になった仲間は近づくと回復できる。また、瀕死ではない仲間が自動で近づき回復してくれることも。

・体験版ではアイテムの使用とノクトの装備の変更ができる。仲間の装備変更は体験版では不可。

・装備には、戦い方を意味するブレイク、ラッシュ、スラッシュ、カウンター、レイドの項目がある。ブレイクは初撃の武器、ラッシュは攻撃後の連続攻撃で使用する武器を設定できる。回避性能が高い敵には速度を重視するなど、闘う敵によって装備を変更することで戦術性が生まれる。

『FF15』
▲バトル中に開けるバトルメニュー。
『FF15』
▲ノクトは5つの武器を装備できるようだ。
『FF15』
▲田畑Dが「ガルラの中のガルラ」と紹介したクイーンガルラという強力なモンスターの姿も。
『FF15』
▲ベヒーモスの足跡を見つけ、クエストが進むイベントシーン。

・バトルをしていない時にはトラベルメニューを開ける。トラベルメニューで冒険の目的地を決めることで、マップ上のマーカーの位置を変えられる。

・マップ上で青く光っている点は採集ポイント。手に入れたアイテムを売るとギルが手に入る。体験版の目的は、お金を集めて故障してしまった車を修理して、取り戻すこと。体験版のノクトはものすごく貧乏とのこと。

・スモークアイというネーム付きのベヒーモスを倒すと、莫大な賞金がもらえる。

・夜は非常に危険な時間帯。ゴブリンは本来ダンジョンなどの光が届かないところに生息するモンスター。夜になるとフィールド上に出現する。ゴブリンはザコではなく、アイテムを盗んだり、毒などのステータス系の攻撃をするいやらしい敵とのこと。

・道路の上を歩いていると強力な敵に見つかりやすいが、夜だと戦闘時間が長くなってしまうため、強力な敵により見つかりやすくなる。実機プレイでは、夜間の戦闘でもう少しで全滅というところまで追い込まれていた。

『FF15』
▲こちらがトラベルメニュー。
『FF15』
▲今回のゴブリンはいやらしい敵とのこと。
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▲戦闘時間が長引いたため、強力な敵に囲まれてしまったノクト一行。実機プレイ用の強いデータだそうだが、全滅寸前まで追い込まれた。

・体験版での食事(キャンプ)は、持っている食材でイグニスが自動でメニューを決めて作ってくれる。実機プレイで食べたシチューは、絶好調(ダッシュできる距離が延びる)、集中(クリティカル率が上がる)、耐性(ステータス系の攻撃に対するレジスト率を上げる)という3つのバフ効果をメンバーに与えていた。

・キャンプで宿泊することで、冒険でためた経験値が清算され、レベルが上がる。そしてオートセーブが行われる。その日の思い出を話すイベントが発生することもある。

『FF15』
▲イグニスが作った濃厚シチュー。PS4の性能を最大限使ったグラフィック、といった冗談も。
『FF15』
▲食事後にバフや経験値の処理が行われる。

・ノクトの周囲に浮かぶファントムソードを召喚すると、つねにMPを消費するかわりに移動がワープになり、アビリティも使い放題になる。

・高所にワープをして回復するという方法もある。完全に安全地帯というわけではなく、射撃やベヒーモスの攻撃は受けてしまう。

・ベヒーモスのスモークアイは片目が見えない。それが攻略のポイントとなるという。

・番組ではフィールドのみのプレイとなったが、『エピソードダスカ』の中にはガソリンスタンドの他にもう1つ施設が登場するという。

『FF15』
▲トラベルメニューで最後に宿泊した場所に戻れるようだ。フィールドが広大なので、これはうれしい要素だ。
『FF15』
▲ベヒーモスから隠れるノクト一行。緊張の瞬間だ。

■Q&Aまとめ

Q:ゲームオーバーの条件は?

A:ノクトが戦闘不能になるとゲームオーバーになる。HPが0になると即戦闘不能ではなく、瀕死という状態。その状態で赤いゲージがなくなるとゲームオーバー。自分で回復したり、ダッシュで逃げることで立て直すことが可能。

Q:解像度とフレームレートは?

A:体験版では、現状30フレームのフルHDではない。

Q:体験版の広さをもう少し詳しく教えてください。

A:ダスカ地方は製品版ワールドマップの10~20分の1。正確にはわからない。

Q:天候は?

A:入れたかったが、体験版には入れなかった。世界の時間や天候が刻々と変化するのは大事だが、草木やキャラクターの皮膚が濡れてだんだんと乾いていくような雨の処理が体験版では完成しなかった。それよりも、体験版では召喚獣などを大事にした形。

Q:体験版で手に入る武器はどのくらい? 製品版と比べてどうなの?

A:通常武器は最初に持っている武器から増えないが、召喚できるファントムソード用の武器は探して見つけることで増える。製品版ではノクトの周囲を回る以上のファントムソード用の武器が手に入る。

Q:連携は?

A:ガルラに対して1つ連携ができる。キャラの成長とともに連携は覚えていくし、強力なためバランスを崩してしまうため、体験版では攻と防のみ入れた形。

Q:やり込み要素は?

A:ファントムソード探しはやり込みと思っていい。体験版にはエンディングがあるが、EDが終わると開放される要素がある。

Q:本編へのデータの引き継ぎは?

A:なし。体験版のセーブデータを残しておくと特典が得られるというような仕様は、検討できる。

Q:トレーラーに存在したアダマンタイマイとは体験版で戦えるの?

A:アダマンは製品版のサプライズ要素。ダスカ地方にはいない。

Q:飛空艇は? 今も挑戦しているの?

A:今は挑戦していない。挑戦はし続けるので、体験版が終わったら何かしらお伝えできる。

Q:ストーリーやキャラ関連の情報は?

A:体験版の配信後、ユーザーからフィードバックをいただいた後に、紹介していく予定。

Q:開発の進捗度は?

A:体験版をマスターすることによって、エンジン統合の段階が上がるなど進んでいる状態だが、全体から見ると60%ほど。次に急に70%になったり、1つの段階を超えると80%になる可能性もあるが、今は60%。

Q:次回の放送は?

A:ロンドンで実施したいので、アクティブ・タイムレポートは来週実施する。ヨーロッパのゲームファンにはすごく受け入れられるようなものを用意している。

『FF15』

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