2015年2月21日(土)
アトラスが3月5日に発売する3DS用ソフト『世界樹と不思議のダンジョン』の先着購入特典“マル勝スーパーファミコン2015復活版”について、公開された一部ページや臨時編集部からのコメントをお届けします。
▲あがってきた色校を確認。ワサワサしています。 |
『マル勝スーパーファミコン』は、かつて刊行されていたゲーム情報誌。4コマ漫画やゲーム攻略の裏ワザなどが連載されていたもので、今回『世界樹と不思議のダンジョン』の先着購入特典として23年ぶりに復活を遂げます。
本記事には、“蔵出し!セカダン設定資料館”の見開き2ページと“HOW TO WIN 3歩先行く!超プレイレポート”の2ページ、懐かしの4コマ漫画コーナーなどを掲載! さらに、“マル勝スーパーファミコン(臨時)編集部”からのコメントも掲載します。
▲“蔵出し!セカダン設定資料館”の見開きページ。 |
▲“HOW TO WIN 3歩先行く!超プレイレポート”の2ページ。 |
今回『世界樹と不思議のダンジョン』の特典冊子として、なんと23年ぶりに『マル勝スーパーファミコン』が復活しました! その制作は、当時の『マル勝』にかかわっていたスタッフをかき集めるところからスタートしています。
かなり無理を言って参加してもらった人もいて、特にイラストレーターの杉山さんとは当時以来のお仕事でした。まったく時間のない中で、カットに4コマにと、昔と変わらぬバイタリティで描きまくってもらったので、当時のマル勝をご存知の方には楽しんでもらえるのではないでしょうか。
▲懐かしのイラストで描かれる4コマ漫画。 |
全体のデザインや文章は“当時の雰囲気を重視”ということとして、みんな「昔のフォーマットならまかせとけ!」的なノリで作業をはじめたものの、実際にやってみると、「なんか昔っぽくない」ということで、何度もやり直すことに。
おそらくこの23年でみんなの力量が格段に上がっていたことと(笑)、そしてそれゆえのプライドが邪魔をして昔のテイストを引き出すことができていなかったんでしょう。
これではダメだと、年始早々に当時のマルカツを5時間ほど読み込む特別訓練を行った結果、みんなの中で何かが吹っ切れて、思い切りレトロな方向性に舵を切れました。“復活版”を読んだ人が“古臭い”とか、“今どきこのデザインはねーだろ”と感じてくれたなら、狙い通りです(笑)。
▲見出しの書体やページレイアウトからあふれ出る“レトロ臭”。 |
“編集者が楽しいと思ったことは読者も楽しい”という当時の編集方針にならい、巻頭特集、攻略記事、レビュー、ウラワザ、インタビューなどなど、とにかく企画を詰め込んでいます。
当時のマル勝スーパーファミコンの誌面からあふれていた“勢い”的なものが、多少なりとも再現できたのではないかな、と思っていますので、ゲームソフトともども、ぜひぜひ1000回楽しんでください。
(C)ATLUS (C)SEGA All rights reserved. (C)Spike ChunsoftCo., Ltd.
データ