2015年2月26日(木)
バンダイナムコゲームスは、PS Vita用ソフト『レイギガント』を2015年夏に発売すると発表した。開発はエクスペリエンスが担当する。
『レイギガント』は、ギガントと呼ばれる怪物の襲撃を受けた近未来の地球を舞台に描かれるダンジョンRPG。3人の主人公によるそれぞれの物語が章ごとに展開していき、ダンジョンRPGという形式ながらドラマのようなストーリーが用意されている。
初報となる今回は、3人の主人公とゲームの概要についてお伝えする。
今からさして遠くない未来、20XX年6月。
地球上の各都市はギガントと呼ばれる巨大な怪物の襲撃を受けた。
各国軍の抵抗が徒労に終わる中、
東京で一人の少年が怪物を倒す。
その名は天風 一弥(あまかぜ いちや)。
未知の力“ヨリガミ”を使ってギガントを倒した 少年の存在は、一躍世界に轟く。
だが、ギガントを倒した後、少年の力は暴走
――街を破壊した挙句、意識を失ってしまう。
彼は一人の青年に保護され、
安全地帯へと移送される。
本作では3人の主人公が登場し、それぞれ異なる立場からストーリーが展開されていく。ストーリーは章立てになっているがどこから始めるかを選ぶわけではなく、1人目の主人公である天風一弥から順に体験していく。
▲3人の主人公。それぞれが持つ武器と盾にも何らかの意味がある? |
天風一弥篇の主人公。15歳の日本人男性で身長は175cm。ノリがいつも軽い超健康優良児で、郊外の平凡な家庭に育つ。東京壊滅時に覚醒し、街を破壊してしまう。
▲ステータス画面での一弥。 |
カイル・グリフィン篇の主人公。17歳のイギリス人男性で身長は180cm。名家の生まれで高い知能を持つ。しかし、母親の愛情に恵まれず、屈折した性格に育ってしまった。
ニル・フィニアス篇の主人公。16歳で国籍不明の女性。身長は165cm。対ギガント戦の訓練を受けた世間知らずの素朴な少女。カリブ海に浮かぶ島々をギガントから守るという使命の元、日々自警団的な活動にいそしんでいる。
▲主人公同士で戦うようなシーンもある? |
各章は主人公と2人の仲間による3人パーティで、ギガントとの戦いに挑んでいく。ここでは1人目の主人公である一弥とともに戦うキャラクターを紹介する。
▲一弥の幼なじみで面倒見のいい少女。都内の中学校に通う中学生で、小学校時代に一弥と同級生だった。 |
▲伊佐野真名のステータス画面での立ち姿。 |
▲どのような経緯で一弥と真名が対峙するのか? |
▲一弥の頼れる相棒で真面目な少年。物語の序盤で一弥と反発しあうも、その実力と苦悩を知り、もっとも仲のよい友人となる。 |
▲三輪和臣のステータス画面での立ち姿。 |
一弥たちが戦う敵・ギガントはそれぞれ古の神の獣をモチーフとした形をしており、巨大なボスから小型の雑魚までさまざまな種類が存在する。その正体は宇宙からの侵略者であり、地球の文明や生命を破壊する活動を行う。
▲黄龍 |
▲餓鬼 |
▲天狗 |
▲傀儡 |
前述したように本作は3人の仲間とともにバトルを行う。画面写真を見る限り、PS Vitaのボタンに各種行動が当てられ、それぞれにAPというポイントが割り振られているようだ。
また、これまでのエクスペリエンスのダンジョンRPG作品とは異なり、戦闘中にパーティーメンバーの姿が見えている部分も気になるところ。その他にも“DRIVE 025%”と書かれているゲージは何を意味しているのだろうか……。
ダンジョン探索に関する詳細はまだ明かされていないが、3DダンジョンRPGらしい画面が公開されている。画面の左上と右上にそれぞれユーザーインターフェースとして描かれているゲージは何を意味しているのか。
▲各パラメータの詳細などはわからないが、ステータス画面にも注目。成長システムはどのようなものを採用しているのか? |
ストーリーが章立てで展開していく本作だが、それぞれの章にはなんと主題歌が用意されている。天風一弥篇の主題歌を歌うのはT.M.Revolutionさん、カイル・グリフィン篇を歌うのは飛蘭さん、そしてニル・フィニアス篇を歌うのは南條愛乃さんだ。
▲天風一弥篇の主題歌を歌うT.M.Revolutionさん。 |
▲カイル・グリフィン篇の主題歌を歌う飛蘭さん。 |
▲ニル・フィニアス篇の主題歌を歌う南條愛乃さん。 |
(C)BANDAI NAMCO Games Inc. ※画面は開発中のものです。
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