『新撰組比翼録 勿忘草 伍 沖田総司』に出演する鈴木達央さんの独占インタビュー完全版を公開!!
新撰組隊士との逢瀬の日々を描く人気シチュエーションCD『勿忘草』。その新シリーズ『比翼録』で沖田総司を演じる鈴木達央さんに、収録後のご感想をいただきました。
――『比翼録』は“幸せ”をテーマにした物語ですが、どんな印象を受けましたか?
史実を元に作られたキャラクターなので、普通は悲しみに満ちた物語になりますが、今作では違う総司が見られます。ヒロインと一緒に歩く姿が多く描かれていますし、以前に発売された2作品よりも温かみにあふれた脚本でした。今まで以上に、少しやわらかい総司が出せたのではないかと思っています。
――本作にはさまざまな逢瀬(デートなどの甘いシチュエーション)が出てきます。とくに印象的だと思われる逢瀬を教えてください。
温泉のシーンがあるのですが、そこはちょっとやり過ぎたかな(笑)。詳しくはご想像にお任せしますが、行き過ぎた行為をしたと個人的には思います。
――実際にしてしまったら、のぼせてしまうかもしれませんね!
のぼせるんですかね? どうなんでしょう(笑)。
――鈴木さんにとって“これだけは譲れない”と思うことやものはなんでしょうか? または、日課としていることがあれば教えてください。
けっこうたくさんあります。それがいいことなのか悪いことなのかはわかりませんが、これまでいろいろな仕事を経て、自分のなかでのこだわりが増えてきました。とりあえず今はこのままでいいと思っています。ほかにはプライベートだと、欲しいと思った物を制限されることが苦手かな。僕はオーディオや周辺機器が好きなのですが、似ているようでいて1つ1つ全部違うんですよ。だから、いろいろと欲しくなっちゃって(笑)。それらを買おうと思ったときに「それっていらなくない?」と言われるとダメですね。
収録現場でもほかの演者たちに「それってどういう物なの?」と聞かれたときに、僕が熱弁を振るって「これとこれとこれが、こんなふうに差があるから絶対に全部欲しいんだよ!」と言っても、「へえ~……」というなんとも言えない顔をされることがよくあるんですよ(笑)。たくさん購入することに対する理解って、なかなか得られないですね。そういうときは、ツラくなります(笑)。
――本作は「幸せ」がテーマということで、最近身近にあった幸せなエピソードはありますか?
仕事がたくさんあることはありがたいことなのですが、詰まってきて心に余裕がなくなると、よく無作為にインターネットで服を買ってしまうんです。知らないブランドの商品が、ジャストフィットしたときに、ものすごく幸せを感じました(笑)。もちろん、サイジングはちゃんと見ますよ? でもその通りのサイズの物が届くかというと、意外と違うことも多くて……。でも、いつも気にせず買っちゃいます。
パチンコやスロット、競馬などのギャンブルはしないのですが、服の衝動買い的な博打はなかなか止められません。しかも最近は、ジャストフィットしたときの幸福を感じることが楽しくなってきているので、キケンだなと思っています(笑)。なんとかして、少しずつ購入数を減らしたいです!
――演じられた沖田はステキな恋人だと思われますか?
いや、思いません。
――即答ですね!
恋人になると、死ぬほど面倒くさいと思います。優しくなったあとや逢瀬のときは、とても彼女想いないいヤツですけどね! 日常にひんぱんにエロい色情を入れてくる人なので、飽きることはなさそうですが(笑)。でもそこに到るまでのひねくれ方がハンパじゃないため、個人的にはそこを直せばいいのにと思います。
――その部分を直せばステキな恋人になりますか?
そうですね! でもそこを直すと、沖田がだいぶトゲのない子になってしまいますね。『勿忘草』のコンセプト的にどうよ? という話になりかねないので、大きな声では言えないんですけど(笑)。
――では演じられた沖田に賞を与えるとしたら、どんな賞がピッタリだと思われますか?
“エロいで賞”。どこでもかまわないうえ、自分は体が弱っていると言っていたのに、そういうことをしたがるので、この賞を贈ります。どのぐらいの疲労感、そして栄養素というものが抜けていくのか、総司に教えてやりたいぐらいです(笑)。
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