現存最古の夜叉を演じる梶裕貴さんからコメントが到着! 明治吸血奇譚『月夜叉』如月の巻 四朗
日本の吸血鬼“夜叉”との物語を描くシチュエーションCD、明治吸血奇譚『月夜叉』。6枚連続リリース中の本作の第5弾で、現存最古の夜叉であり、江戸時代初期のキリシタン・天草四郎時貞その人でもある四郎を演じた梶裕貴さんの収録後コメントをお届け!
――演じられた四朗の第一印象は?
物腰が柔らかく、ミステリアスな雰囲気を持ったキャラクターだなと感じました。基本的には優しげな印象を与えつつ、どこか危うい部分が滲み出ているようなお芝居が出来ればなと考えながら演じさせていただきました。
――シナリオを読まれたあとの第一印象はいかがでしたか?
過去、実在した人物がベースになった架空のキャラクターなので「信心」というものがキーワードになってくるお話だろうな、とは思っていましたが……中盤以降の展開には驚かされました(笑)。これも、ひとつのファンタジーとして楽しんでいただければと思います。
――吸血シーンなど、収録のこだわりは?
ダミーヘッドマイクを使用しているシーンもありますし、とにかくリアリティを大事に、生々しい臨場感を感じていただけるようなお芝居を目指しました。
――夜叉は血がないと生きていけません。ご自身の“なければ生きていけない”ものは?
湿度。
――読者にメッセージをお願いします。
ボリューム感たっぷりのシナリオです。ぜひ2回以上聴いてみてください。最初は気付かなかった伏線や、違う印象を受ける台詞なども発見出来て、また違う楽しみ方をしていただけるはずです。ヘッドホンをして、作品の世界に浸りながら聴いてください。よろしくお願いします。
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