2015年3月8日(日)
スクウェア・エニックスは、現在北米で開催中の“PAX EAST 2015”において、『ファイナルファンタジーXIV』の拡張ディスク『蒼天のイシュガルド』の発売日を全世界同時で6月23日と発表した。予約者などに対して発売日前にプレイできるアーリーアクセスも用意され、6月19日からプレイできる。なお、予約開始は3月16日からを予定している。
『ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド』は、『新生FFXIV』となってから初の拡張パックとなるアップデート。新ジョブとして暗黒騎士、占星術師、機工士の3つが追加される他、新種族・アウラが追加。それ以外にも「まるで1つのRPGが追加されるかのようなスケール」内容が用意されている。
ここではプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏によるプレゼンテーションで発表された『蒼天のイシュガルド』の新情報をまとめてお届けする。
Mac版の存在については、これまでのプロデューサーレターLIVEなどでも明かされていたが、ついに発売時期が決定。『蒼天のイシュガルド』と同時のリリースとなる。
新たなベンチマークソフトが4月にリリースされることが明らかになった。このベンチマークでは、『蒼天のイシュガルド』で追加される種族のアウラのクリエイトが可能となっている。ベンチマークソフトながら9分もの長い映像が用意されているという。
▲新蛮神・ビスマルクの大きさが目立つ新ベンチマークの映像。フライングマウントで羽ばたいている様子がフィーチャーされている。 |
▲新種族・アウラ。カスタマイズの幅が広く、女性は可愛らしいキャラから悪魔的なキャラまで作れるようだ。 |
プレゼンでは、『蒼天のイシュガルド』実装後に訪れることができる新エリアなどに関する情報が公開された。新エリアとして『FFVI』に存在したような“魔大陸”と呼ばれるエリアも追加。これらのエリアでは新しく実装される“フライングマウント”に乗って冒険することができる。
▲『蒼天のイシュガルド』のテーマは「空へ」。 |
▲実装される新たなエリアのイメージが続々と放映されていた。中には魔大陸と呼ばれる大地を訪れることも……。 |
なお、一人乗りの飛空艇となるエアシップもシドが現在開発中とのこと。
▲一人乗りの飛空艇が実装される? |
大迷宮バハムートとは異なる新たなハイレイドダンジョンとして“機工城アレキサンダー”が追加されるのは既報の通り。カジュアルにプレイする人に向けた難易度ノーマルとガチ向け難易度のハードの2つが用意される。
なお、この機工城アレキサンダーでは大迷宮バハムートとは異なるアイテムの取得方法が用意されるとのこと。詳しいシステムについては今後の情報公開に期待したい。
▲それ自体が巨大なダンジョンとなっている蛮神・アレキサンダー。 |
プレゼンにて新ジョブの追加に関する意思決定プロセスなどの説明が行われ、その中でタンクとなるジョブの実装について、暗黒騎士はその座を侍と争っていたことが明らかになった。また、吉田氏は侍について、「要望の声が大きいのはわかっているので、実装しないわけではない」とコメントし、「待っていてほしい」と語っていた。今後の展開によっては実装の可能性も十分ありそうだ。
▲新ジョブの追加に関しては吉田氏の好みやコミュニティからの声だけを反映させてものではないとのこと。 |
なお、『蒼天のイシュガルド』からは現在のレベルキャップが開放され、バトル、クラフター、ギャザラーといったすべてのクラス・ジョブのレベル上限が60に引き上げられる。『蒼天のイシュガルド』後に実装される各クラスの専用装備が動画で公開された。
装備だけでなく、クラフターには“スペシャリスト”と呼ばれる新たなシステムが導入される。ギャザラーには、特定の領域を契約して採集できる素材を自分で選ぶシステムが導入されるとのこと。
▲竜騎士 |
▲戦士 |
▲学者 |
▲モンク |
▲召喚士 |
▲忍者 |
▲吟遊詩人 |
▲黒魔道士 |
▲ナイト |
▲白魔道士 |
▲木工師 |
▲鍛冶師 |
▲甲冑師 |
▲彫金師 |
▲革細工師 |
▲裁縫師 |
▲錬金術師 |
▲調理師 |
▲採掘師 |
▲園芸師 |
▲漁師 |
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