2015年4月10日(金)
『魔法☆中年 おじまじょ5』CD第3弾が4月24日発売! 中田譲治さんら豪華キャスト陣の爆笑インタビュー到着
CDレーベル“CROWN WORKS”が贈る異色のドラマCD『魔法☆中年 おじまじょ5』の第3弾『魔法☆中年 おじまじょ5 ~おじまじょ5、秘密の特訓(後編)~』が、4月24日に発売決定!!
株式会社善川製作所2代目社長・善川聡史ら中年のおじさまたちが、ひょんなことから“魔法少女”を結成し、衣装は魔法少女、姿はおじさまのままで悪と戦うことになり――。今回リリースされるのは、昨年末に発売された『魔法☆中年 おじまじょ5 ~おじまじょ5 秘密の特訓(前編)~』の後編。魔法少女に必要なものを手に入れるべく、特訓することになった5人。そんななか、孫娘・あやかが誘拐され……!?
仰天設定のインパクトが強い作品ですが、熱いバトルに手に汗握り、働くおじさまたちのリアルな悩みに共感し、同僚・仲間・家族の絆に涙する、熱い人情ストーリー。そして、それらを彩る豪華声優陣の熱演は必聴な作品です♪
収録を終えたキャスト陣のスペシャルロングインタビューをお届けします。コスプレ!? キャラソン!? イベント化!? わきあいあいの現場は、笑いが絶えません! ガルスタオンラインだけの質問にもお答えいただいてますよ★
<キャスト>
善川聡史・イノベーション社長:中田譲治さん
飯田俊太郎・サンシャイン窓際:関俊彦さん
片田尚輔・グローバル営業部長:中井和哉さん
エリザベス:石田彰さん
善川あやか:こおろぎさとみさん
電気工事の作業員:古川登志夫さん
―――収録のご感想をお願いします。
中田:いつも善川は孫のために一生懸命なので、体力的にキツイです(笑)。でも、今まではわりとワンマンで、自分が引っ張っていく! みたいな感じだったんですけど、今回はみんなのアドバイスを受けて「ああ俺も今まで確かにひとりでやってきたわけじゃない」と気づくという。いい部下に恵まれているなという部分も出てきましたね。このあいだ最後に意味ありげに出てきた古川さんがやってくださった電気工もね。やっぱり一筋縄ではいかない。本当に悪いやつというわけでもなく、罪を犯してしまうにも、その人なりの環境とか弱さとか、そういうものがあるから……。僕らは悪をやっつけましたけど、その悪にも事情があるんだというのが分かって。ただ単純な勧善懲悪じゃなくて、笑いながらも、やっぱりどっかで、そうだよなって思っていただけたら、うれしいですね。
関:前よりも、いっそう善川製作所のチームワークというか人間関係というかが、あっちこっちぶつかったりしながらも、ひとつに絆がまとまっているなっていうのが分かって、幸せな気分になりました。ただ、今回古川さんがアレで来たから、次回作はいったいどんな悪もの出しゃいいのか悩むんじゃないかなって、逆に心配になりました(笑)。また古川さんに出てもらえるといいなと思います。
こおろぎ:全然違う役でね。毎回全部違う。名前が違うだけで、全部電気工さんで(笑)。
一同:(笑)。
中井:片田はいつもどおり元気いっぱいのバカな感じでありつつ、でも今回社長を諌めるシーンなどもあり、人間的に深みがあるところを見せられたのが、とてもうれしいなと思っています。前回は家族構成とかも明らかになりましたし、回を重ねるごとに、少しずつキャラクターや物語が厚みを増していっているのが実感できますし、またとんでもないぶっとんだ設定とかも出てくると楽しいなとも、思っております(笑)。次が楽しみです。
石田:本当に、あやかちゃんが無事に助かってよかったなと、胸を撫でおろしております。
こおろぎ:あざーす(笑)。
関:あざーす(笑)。
石田:本当にね。いたいけな少女に、もし万が一なにかあったらどうしようと、今回の台本をいただくまで、本当に夜も寝れなかったんですけれど……。
こおろぎ:どうしたの!?(笑)
石田:本当に……本当によかったなというふうに思いました(笑)。あと、今回作中で善川社長がムジナ電気さんを「お前のところは、いろいろなってない」ってなじるところがあるんですけれども。それを聞いていて「でも、善川製作所も結構なワンマン経営だよな」と僕は思ってしまいました。人の振り見て我が振り直すっていうのが、いいんじゃないでしょうかね~(笑)。
関:本人は全然分かってないから(笑)。
こおろぎ:あやかはですね、わりとこの作品においては、客観的にみんなの姿を見ることができる立ち位置ですね。本日も、みんなの後ろ姿を見ながらひとりで笑っておりました。絶対に、おじさんが魔法少女に変身すること自体ありえないだろうって思って聴いてるんですけど、中小企業の世知辛い実態とか、生まれた時から会社の御曹司な人生背景とか、そういうことを聴いていると、ありえなくもないかも……っていう部分も多々ありまして。ちょっとこれ油断できないなという印象を強く受けました(笑)。次回が非常に楽しみでございます。ありがとうございました。
古川:ゲストに呼んでいただいてうれしかったですね。あと、変身する役をやりたかったなあと思いました。
一同:(笑)。
古川:最初“電気工役”と事務所で聞いていたので、固有名のない役だったらそんなには出ないんだろうと思っていたのですが……。
関:しゃべりっぱなしだった(笑)。
古川:後ろでいっぱいセリフがあって。え、3行以上だめですが!? みたいな(笑)。非常に緊張してやりましたけれども。演技巧者のみなさんがそろっていらっしゃる現場なので、安心はしてましたけれども。この人たちでぜひですね、イベントやってほしいなって最初から思っておりまして。
一同:(笑)。
古川:このみなさんがコスプレしたら、集客力どんだけ爆発しちゃうんだろうっていうふうなね、ちょっとそういう期待と興味もありますね。ドラマCDって、今さまざまなものが出ているんでしょうけど、こういうものをお好きな方がいらして、聴いてくださる方々がいらっしゃるっていうのは、うれしいですね。サラリーマン社会の悲哀みたいなものを描いているようでいて、非常に基本コミカルに書かれている。最後はいい話にちゃんと持っていっているあたりが、脚本家の力ってすごいなって思いましたね。そういう意味で、これから先の話も楽しみだなあと思いました。
―――魔法少女になれるとしたらなりたいですか。
関:どんな質問ですか、それは(笑)。
一同:(笑)。
―――(笑)。何をしたいですか?
中田:誰だってなりたいと思いますよね(笑)。
一同:えぇ!?(笑)
中田:ヤダって言う人いるの? 魔法使えるんだよ?
石田・中井:魔法“少女”ですよ!?
こおろぎ:やっぱり譲治さんってそういう趣味だったんだ……(笑)。
古川:いや、僕もありますね。
中井:ある!?(笑)
古川:変身願望みたいなの。
中田:ありますよね?
こおろぎ:魔法“少女”ですよ、“少女”!!(笑)
古川:少女……いいですよ(笑)。いや、俺がいいって言ってもしょうがないか(笑)。コンベンションとかそういうイベントに行くと、結構コスプレの方がたくさんいらっしゃるじゃないですか。コミケとか。そういうの見るとね、やってみたくなるんですよ。
中田:へ~。
こおろぎ:見たい!(笑)
古川:それでついに自分のキャラのコスチュームを買って、うちでやってみまして。写真撮ってみましたけど。
関:ええ~!? すごい!!
古川:いい感じでしたよ。
こおろぎ:ネットに流出してますか?
古川:するわけないでしょ!(笑) 顔だけ隠しました。被ったままのものは1回載せましたけど。
関:すごーい。
古川:楽しいですよね、変身願望。中井さんとか好きなはずですよ。年賀状いつもそうですもん。
中井:あれは意味が違います!!(笑)
関・こおろぎ:へぇ~。
古川:女装っていうのはないですけど、動物とかはね。
中井:ちがっ、そうですね。干支には変身してるんですけど。
関:すごーい。
中田:じゃあ今年は羊で。
中井:そうですね。
関:羊少女。
中井:少女じゃない!
関:少女じゃない?
中井:普通に羊ですね。
関:それはすごいなあ(笑)。
中井:そうか。でも、魔法で変身できたら便利ですね。毎年ハンズで買う手間が省ける(笑)。
中田:……時間を、24時間を48時間くらいにしてもらって、1週間14日くらいにしてくれるといろいろ使えていいかなと。
関:えっ、なんの話ですか!?
一同:(笑)。
中田:魔法を使えるとしたらなにをしたいか?
関:そういうこと! あぁ、それはすごい魔法ですねえ。
こおろぎ:めっちゃ疲れそうだねえ。
中田:いいですねえ。
関:ただ、社長スティック振ることさえままならなかったので……(笑)。
中田:もう克服しましたから! 飯田のおかげで。
関:でも、あれただ殴っただけでしたよね、今日のね(笑)。
一同:(笑)。
中田:どこが魔法なんだっていうのはありますけどね。
古川:こういう仕事選んでいる人はみんなありますよ、きっと。変身願望みたいなの。いろいろなキャラクターができるわけですから。
関:着ぐるみとかで、完全に自分を変えられて楽しいっていうのは、僕は体験したことありますけど。仕事で着ぐるみに入ったことがあって。そしたら小さい子がいっぱいついてきて。しゃべっちゃいけないっていう決まりだったのでしゃべらなかったんですけど。おもしろかったですね。ただ、羊のように顔だけ出ているっていうのはちょっと……。ハレンチじゃないかなと思ったんですが。
中井:どういうことですか(笑)。
中田:出てないと飽きそうな気もしますよね。
関:中田さんの場合は、いろいろこう……肌の露出が多い方がいいんですよね?
石田:(笑)。すごいなぁ(笑)。
中井:少女ですからね。中田さんは絶対に女装ですよね。
中田:他のみなさんは、女装じゃないんですね?
石田:いや、もし変身するときに、この顔・形・身体のまま、衣装だけが魔法少女だったらすごい嫌ですけど、完全に変身しちゃうんだったらいいのかなっていう。
中田:それはいいかも。
関:いや~それじゃつまらないんじゃないのかな(笑)。
石田:顔は出したいんですもんね?
中井:僕も顔出したいとか、そういうことではないんですけど!(笑)
関:本当の変身か単なるコスプレかっていうので、意味が違ってきますよね。
こおろぎ:私、透明人間がいいな。
関:それは、なにをしたいの透明人間になって。
こおろぎ:電車の中で、幅とって座っちゃってる人いるでしょ? その人をこう(押すしぐさ)したい(笑)。
石田:いや、こおろぎさんじゃ力が足りないじゃないですか。
こおろぎ:そうか。だめかな(笑)。
中田:男の子はね、だいたい透明人間って思いましたよね。思春期は。
一同:あ~……。
関:でも男の場合は割合エッチな方面に使いたいってことですよね。
関:こんな(こおろぎさんのような)かわいい理由は出てこないですよね。
中田:出てこないですね。
こおろぎ:かわいいか……?
―――もし自分が魔法少女で……
関:またその質問かい!(笑)
古川:なかなか好きなようだ(笑)。
―――変身しているところを、家族や友だちにみつかってしまったらどうしましょう?
中田:さっき言ったみたいに、体も女の子になってるんだったらそれはそれで。コスプレだとちょっとねえ。
古川:もうでも、家族も誰も疑問持たない。
一同:(笑)。
古川:疑問を持たない。「あ、今日も?」ってなる。
中田:そうなったら、ヒーローを目指して、取材も受けて、ちゃんとした正義の味方としてヒーローになれればいいんじゃないかなと。
関:なぜか女性がそういう衣装なりスカートなりをつけている姿というのはとてもセクシーでいろっぽい感じがするんですけど、男がブラジャーとか着けてる姿ってあまりよろしくない気がするので、僕はちょっと恥ずかしいかな。
一同:(笑)。
石田:そうですね(笑)。
中田:でも、最近男性専用のブラジャーとかあって、たまに夏とかで男の人が汗かいてると、背中にブラジャーの線が……。
関:えっ!? なんでするんですか、男性が。
こおろぎ:はい質問! ふくらみはあるんですか、それは。
中田:いや、ふくらみはないですね。
こおろぎ:ないのー? ぺったんこなのー? じゃあなんのために?
中田:多少胸筋が張ったように見えるのかな。なんでか分からないけど。流行ってましたよね。一時期ね。
中井:なんかそういうのがあるっていうのは聞きますけど。僕見たこと無いですね。
―――引き締まるとか。
関:あっ、骨盤矯正?(笑)
こおろぎ:コルセット?(笑)
中田:そういうんでもないと思うんですけどね(笑)。
関:背骨強制じゃなくて?
―――締め付け感で気合が入るらしいです。
石田:締め付けられたい? じゃあさらし巻きゃいいじゃないかっていう話ですよね(笑)。
関:女性だってふんどしあるんだもんね。
こおろぎ:うん。締め付けるのがダメって。
関:そうか。締め付けないようのためのやつなんだ、ふんどしっていうのは。恥ずかしくないでしょ、中井さん?
中井:(笑)。
こおろぎ:今日もしてる?
中井:今日は、えっとですね……僕これどういうキャラクターになっているんですか(笑)。
一同:(笑)。
中田:仕事場で変身しちゃったらどうします?
中井:仕事場で!?(笑)それはちょっとまずいですよね。仕事の今後の方向性がいろいろと狭まりそうな。
石田:いや、新しい道が開けるかもしれない。広がる部分もありますよ。
―――家族や友人など、人に見られてしまったらどうしますか?
こおろぎ:脅す(笑)。
一同:(笑)。
古川:「今日の仕事はこれなんだよ」。
一同:(拍手)。
こおろぎ:素敵ー!
中田:お前のためにがんばってるんだよと。
中井:そういうことですよね。
古川:「いろんな仕事やってるからね」とか言って。
関:「そうなんだ大変だね」って言ってもらえたらそれでいいわけですね。
古川:「辞めて!」って言われそうですね、その仕事。
石田:僕は……不穏当な発言になりますけど、人に見られたら自殺しますね。もう死んでしまいます。
こおろぎ:そんなにいや?
中田:意外だねー。
石田:はい。いろいろネットとかに、“石田彰自殺。原因不明”とか出て、みんな人間関係じゃないかとか、仕事に行き詰ったんじゃないかとか。いろいろ詮索されるんですけど、本当の理由は、魔法少女の姿を見られたからなんですよ。
古川:おお。いいねぇ。ファンタジックじゃん、ある意味。
一同:(笑)。
こおろぎ:すごいポジティブ(笑)。
石田:なんかそう言われると、伊達直人みたいでいいですよね。自分の正体を知られるよりは死んでしまおうみたいな。
古川:なるほどなるほど。美学ですか。
関:正体か。じゃあこっちが本当の姿なんだ。
こおろぎ:見られると魔法がとけなくなっちゃうとかそういうことじゃないんですよね?
関:おお。新しい切り口だね(笑)。
古川:魔法少女もののアニメってなくならないもんね。いつでもあるもんね。やっぱり夢を与えるんだろうな。
―――見つかると変身とけなくなるとかできなくなるっていう設定の作品はよくありましたよね。
関:でもこの質問って、魔法少女に変身しているところを見られたっていうか、魔法少女に着替えているところを見られたら……っていうことですよね?
一同:(笑)。
関:そういう質問じゃないの?
古川:それ全然違うから(笑)。
関:本当に変身しているところっていう質問なんだ? なんだ。だったらかっこいいですよね、きっとね。キラキラするんだろうから。
―――着替え先が“おじまじょ”でも?
石田:そうですね、自殺しますね(笑)。
古川:「自殺しますね」がおもしろい(笑)。
―――最後にリスナーさんへのメッセージをお願いします。
中田:アニメ作品のCD化とかじゃなくて、本当に最初からCDとしてオリジナルでみんなで作ってやってきて、3巻目。みなさんが手にとって楽しんでくださるっていうのは、とってもありがたいし、うれしいと思います。メンバーの紹介とか変身に対する準備とかがひと通り終わったので、これからは、キャラクターひとりひとりの家庭の問題とか悩みとかの話が膨らんだり、またいろんな事件が起きてその犯人との戦いみたいなものを、今回みたいにまた膨らませたり。コミカルだけど、やっぱりどこか人の性みたいなのを感じさせながら、最後はうまく大団円で終わる。そんな話がまた描ければ楽しいんじゃないかと。たまにはエリザベスが誘拐されてもいいでしょうし(笑)。
石田:それ誘拐じゃなくて、保健所に連れられていってるのかもしれない(笑)。
一同:(笑)。
関:危機一髪じゃない!
中田:助けに行かない、っていうね(笑)。
こおろぎ:行かないんだ(笑)。
中田:そうして、またキャラクターも深まっていくとおもしろいんじゃないかなと。可能性があるんじゃないかなと思ってますんで。応援ぜひよろしくお願いいたします。
関:練習用のコスチュームを自分たちで発注して作ったりとか、そういう現実の、生々しいというか、まともに見たらちょっと寂しいようなところと、魔法っていうメルヘンチックなところの融合が、きっとおもしろいと思います。現実の自分たちが生きている生活を、ちょっとドキっとするくらいリアルに感じる上で、魔法少女というメルヘンな世界を感じられるっていうところがおもしろい話だと思うので。そういうところをグレードアップして、より現実的な面とよりメルヘンな面とを幅広く出していけたら、よりおもしろいんじゃないかと思いますね。あとは、まあ、古川さんが恐ろしいことを言ってますけど。イベントやりなさいって。
古川:期待してるんですけど。絶対お客さん集まるって。
関:でも、中田さんがおやりになったら僕らやらなきゃいけないもんね。
石田:僕は猫の着ぐるみ。
中田:えっ、石田さん被るだけ? ずるい(笑)。
関:さとみちゃんにも出てもらって。
こおろぎ:いや私お客さんで。
関:いやいやいや。なんかやってもらわないと。乳母車に乗るとか。
石田:そんなにちっちゃいんですか?(笑)
こおろぎ:どんだけちっちゃいんだ、私。5歳ですよ。
関:5歳か(笑)。じゃあ、イベントは、みなさんのご要望があればがんばりますんで、進めちゃっていいですよ。
石田:え~っ!? 大丈夫ですか? そんなこと言って……(笑)。
中田:キャラソンはどうした?
関:キャラソンって……(笑)。完全に進めるんですね。
こおろぎ:全員で歌う。
―――善川製作所社歌をぜひ。
こおろぎ:はい。社歌で。
関:あっ、社歌いいですね。社歌作りましょうか。ね、製作所のね(笑)。
中井:まだまだ日本の経済はうまいこといっていない部分が多いと思うので、切り込むべきところはたくさんあるんじゃないかと思います(笑)。社会派ドラマとしての今後も期待します。ぜひ、みなさんに応援して盛り上げてはいただけたいんですけれども。イベントだったりとか、やりすぎのところまでいかないように(笑)。ころあいのいい感じで応援を(笑)。
一同:(笑)。
こおろぎ:えー。いけるところまででいい(笑)。
古川:とことん行ったほうがいいと思う。
中井:え~!?(笑) 適度な応援をよろしくお願いします。
古川:どうしてもたくさんの集客欲しいイベンターの方、ぜひ声をかけてください(笑)。
関:すごい格好して、お客さん全然居なかったら笑えるね!(笑)
一同:(笑)。
関:これ、聴いてくれる方って女の人ですよね? 男の人買いませんよね?
―――なかには男性もいますよ。
関:なんで?
一同:(笑)。
石田:インタビューのなかで、自分が魔法少女になるとしたら、僕はやりたくない、見られたら死んじゃうみたいなことを言いましたけれども、でもそれはあくまで自分が、わが身がやるかどうかとなったらどう判断するかという話で。世の中でそういう趣味の方がいらしてもそれは全然問題ないと思っております(笑)。なので、『魔法☆中年 おじまじょ5』としては、おそらく公式の見解として、ジェンダーフリーを唱えていくと思いますので、そういうご趣味のある方も、ぜひ『魔法☆中年 おじまじょ5』のもとに集ってですね、魔法中年コスプレなりなんなり、好きに楽しんでいただけたらいいのではないかなと思います。がんばってください。
関:素晴らしい。
こおろぎ:「よい子は真似しないでね」って言おうと思ったんですけど……。
一同:(笑)。
こおろぎ:社会に切り込んでいる作品だったんですね。もしかして、そういう人がいて、影響を与えたのはこの作品っていってニュースになるのもおいしいんじゃないかなと、今ちょっと思ってきました。ので、みなさんよろしくお願いします。
関:社会派ドラマなんだよね(笑)。
古川:ドラマCDって、ラジオドラマもそうですけど、いわゆる音声だけの演技っていうのは、声優の演技としては絵とか動画の助けのない、もっとも、究極の声優演技だと思うんですよね。ですから、そういうところが問われるという意味では、非常におもしろい媒体だと思います。ラジオドラマとか、ドラマCDとか、こういうものはなくなってほしくないなと思います。ですから、メジャーな捉え方で聴いてくださるファンの方たちが増えることを願っています。
<キャスト>
副島亮太・カタルシス中途採用:浪川大輔さん
井上遼・ベンチャー井上:松本保典さん
―――収録のご感想をお願いします。
浪川:3回目という事で、落ち着いて収録できました。内容は、ちょっと斬新というか。普通はなかなかクローズアップしないところをクローズアップしている作品なので、非常に自分でも新鮮味がありました。あと、社長以外若干気の抜けた、きまりきってない感じが、とてもいいバランスで、そこに入れる心地よさみたいなのをとても感じた収録でした。
松本:もう3回目なんですね。もっと長く録っているような気がします(笑)。話の進み方が、着実にひとつひとつステップアップしている感じで、間をはしょらないでいっている感じがいいなと思います。昔、僕が中学の頃にタイムリーで見ていた、ある戦艦が放射能に侵された地球を救うために宇宙に飛び立っていくお話があったんですが、それが、1週間ごとに1日ずつ進んでいく話だったんですよ。えっ、これは365週かけてやるのか!? みたいな(笑)。なんだかそれに近いような。いい意味で、ちゃんと描いているっていうのを感じましたね。一見、ふざけているような話にも見えるんですけど(笑)、意外とちゃんとしてます。簡単に善だ悪だ言えない話みたいなものもあったりして。おもしろい領域に入ってきたかなっていう感じがしますね。今回、やっとチームワークめいたものがちょっと芽生えたりもして。もし今後もあるんであれば、どうなっていくんでしょうっていうのが、楽しみですね。
浪川:イスカンダルに行くんでしょうね(笑)。
松本:イスカンダル行くのか(笑)。大変だ(笑)。
―――魔法少女になれるとしたら、なりたいですか?
浪川:まあこの質問がどうかと思いますけどね(笑)。
松本:なぜ“少女”が必要なのか。
浪川:そうそう(笑)。“魔法おじさん”じゃないんですよね、魔法が使えたらとかではなく、少女にならないといけないんで、なりたいですか? と聞かれたら、特になりたいとは思わないです。僕は(笑)。
松本:俺もなりたいとは……(笑)。その“少女”がなければね。魔法が使えるようにとかだったら。劇中のセリフとして言っていますから。「こんな恰好で外に出たら捕まりますよ。おかしいと思われますよ!」って、ちゃんと言っているので(笑)。これはね、セリフじゃなくて本当に世の中に通じることだと思うんですよ。それをおいておいたとしても、特に少女にはなりたくはない(笑)。
浪川:まじめに答えてそうですよね(笑)。少女にはなりたくない(笑)。
―――そんななりたくない中、強制的に魔法少女になったら何がしたいですか?
浪川:こんなになりたくないって言ってるのにね(笑)。なってしまったら、それは魔法を使ってみたいですね。
―――どのような?
浪川:「この恰好がおかしくない」という魔法を世の中にかけたいのと(笑)、この『魔法☆中年 おじまじょ5』の成功が約束される魔法を。
松本:(笑)それはいい魔法だね。
浪川:現実味のある、ちょっといやらしい魔法をぜひ使ってみたいですね。
松本:今聞いていて思ったんだけど、「世の中でこの格好をしていてもおかしくないと思わせる」魔法に、もうひとつ踏み込んで「この恰好になればモテモテになる」っていう魔法とかね。だったら魔法少女になりましょうって。
浪川:前向きになれる(笑)。
松本:悪用しない範囲で(笑)。ただ、どういう魔法を使えているのかっていうのが本編でも定かではないところもあるので。
浪川:だって、ステッキで殴ってたりする(笑)。
―――もし魔法少女変身中に、うっかり家族や友人に見つかってしまったらどうしますか。
浪川:本当にどうでもいい質問(笑)。
松本:どうでもいい(笑)。
浪川:そうですね、見られてしまったらとりあえずは謝りますよね。
松本:謝るか!(笑)
浪川:まずは申し訳なかったと(笑)。もしくは、すごい普通に接するか。変にごまかしても、もうおかしいじゃないですか様子が。どう見ても。なので、堂々と、当たり前のように「何が?」と。「何かしてますか私は?」と。「とりあえず飯」みたいに、普通に会話をする(笑)。なんにもないよ、と。
松本:友だちに遭遇したとしたら、こっちが何か言おうかなって考えている間に向こうから、なんかちょっと間があってから「飲みに行くか」って言ってくれるかなと(笑)。
浪川:何かあったんだなと(笑)。まあ完全に様子がおかしいですからね。
松本:家族は家族で、たぶん、大変なんだなって思ってくれると。
浪川:察してもらえるんでしょうね。
松本:それこそ浪川君が言ってたように、なにごともなかったように普通に冷蔵庫開けながら「あっ今日納豆でいい?」とか、なんかそんな感じで(笑)。その恰好のままで納豆を混ぜて「魯山人は400回混ぜたそうだぞー」とか言いながら(笑)。
―――最後にリスナーさんへのメッセージをお願いします。
浪川:応援してくれる方がいるから続くんだなって思います。前作から期間が空いてますけど、いいペースで来てる気がします。今回もまたおもしろい話になりましたし、なんと言ってもですね、うちの社長は非常にやる気満々なので。このドラマCDが社長の元気の元になっています(笑)。我々もそうですけど。これを長く続けていきたいなと思いますので、変わらぬ応援のほど、どうぞよろしくお願いします。
松本:『おじまじょ』というと、一見キワモノ的な印象もあるんですけど。不思議なのはですね、ふと冷静になると、私たちおじさんがおじさんを演じてるんですね。
浪川:(笑)。まぁそうですね(笑)。
松本:なんか不思議な感覚だなあと思いながら(笑)。あえて演じるっていうスタンスなのかなんなのか、だんだんよく分からなくなってきてるんですけど(笑)。おじさんたちがイメージする、あえて創り上げたおじさんっていうのがおもしろいんですよね。十分おじさんなのに、それぞれにとってのおじさんっていうのはそういうイメージなんだなっていうのが分かって。それが個人的に楽しくて。そういう楽しさが、リアルなのか虚像なのかみたいなところが、うまいこと伝わっていたらいいなって思ってますね。ちょっと楽しい形になってるんじゃないかなっていう気がします。ぜひ、これからも応援してもらいたいなと思いますね。
(C)ぼへ・CROWN WORKS
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