2015年3月28日(土)
MAGES.代表取締役の志倉千代丸氏による新作ゲーム発表キャスト“新作発表会 in ツイキャス”で、志倉氏の完全新作ゲーム『アノニマス・コード』が発表された。ジャンルはサイエンス・ビジュアルノベル。
本作の舞台は2037年の中野で、主人公はハッカー。志倉氏いわく、ひと言で説明するとループするゲーム。ループの方法は主人公の能力である“セーブ&ロード”で、神をハッキングすることによってループを可能にするという。そしてプレイヤーは“ハッキングトリガー”によって物語に介入できる。なお、科学ADVシリーズとの関係はない。
『シュタインズ・ゲート』は横に無限に広がる世界線がテーマだったが、本作では縦に無限に広がる“世界層”になる。上位存在は下の階層であればいくらでも介入でき、セーブ&ロードも可能になる。
●主人公・高岡歩論
●ヒロイン・愛咲モモ
●『アノニマス・コード』の世界観要約
2036年2月6日6時28分15秒に首都の重要な場所が消失してしまった。これは、2036年問題によってコンピュータが暴走したことが原因。
2038年にもっと大きな問題があることが予測されているため、スーパーコンピュータ“GAIA”の地球シミュレータによって、もう1つの地球を作成する。その地球で、2038年に何が起こるのかを確かめようとしていた。その中で人類は誕生しなかったが、アレシボメッセージを地球シミュレータにアップロードしてみると、無事、地球シミュレータの中にも人類が誕生する。
研究者たちは喜ぶが、地球シミュレータの中の人間も同じくスーパーコンピュータを作ってしまい、地球シミュレータの中に地球シミュレータが存在してしまった。では、今存在している自分たちは何者なのか? もしかして、自分たちも何者かに作られた存在なのか?