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2015年3月31日(火)

『ラングリッサー(メガドライブ版)』と『魔道師ラルバ(MSX2版)』が“プロジェクトEGG”で配信開始

文:チョロ松

 D4エンタープライズは、同社が運営するレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”において、『ラングリッサー(メガドライブ版)』と『魔導師ラルバ(MSX2版・Windows8.1対応版)』の配信を開始した。“プロジェクトEGG”の配信タイトルをプレイするには、同サービスへの月額会員登録が必要となる。

『ラングリッサー』

●『ラングリッサー(メガドライブ版)』

 本作は、1991年にリリースされたターン性のSRPG。プレイヤーは古き英雄の血を受継ぐバルディア王国の王子・レディンとなって部隊を率い、皇帝ディゴスによる世界征服を阻止しなければならない。

 連続した20のシナリオが用意されており、国の崩壊、仲間の加入、ライバルの出現など、ドラマチックな展開が待っている。シミュレーションゲームとしてはしっかりと作りこまれており、多彩な職種、3段階のクラスチェンジ、地形効果、アイテムなど、さまざまな要素が戦略に影響を及ぼすことになる。

 ちなみに本作は、PCゲーマーにもよく知られる『ガイアの紋章』や『エルスリード』と世界観を共通にしていることでも知られている。

『ラングリッサー』
『ラングリッサー』

※価格は500円(税抜)。キャンペーン終了後は800円(税抜)での配信となる。

●『魔導師ラルバ(MSX2版・Windows8.1対応版)』

『魔導師ラルバ』

 本作は1988年~1989年にわたって『ディスクステーション』に連載されたコマンドアドベンチャーゲーム『魔導士ラルバ』の総集編。単にシナリオを集めただけではなく、グラフィックやサウンドの強化に加え、エピソードの追加なども盛り込まれており、スタッフの意気込みが感じられる内容となっている。

 バックストーリーはかなりシリアスだが、実際のゲームはコンパイルらしさ満載でユーモラス。光の剣を武器に、サイバーキャットがさまざまな冒険を繰り広げるという物語となっている。

 ちなみに本作は、のちに『魔導物語1-2-3』をディレクションした米光一成氏の作品であるため、人物やキーワードに『魔導物語』を感じさせるものもチラホラ登場。『魔導物語』ファンであればニヤリとさせられることだろう。

『魔導師ラルバ』
『魔導師ラルバ』

※価格は無料(3月31日から4月6日まで)。キャンペーン終了後は800円(税抜)での配信となる。

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