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2015年4月17日(金)

AC『ディシディア ファイナルファンタジー』からクラウドやヤ・シュトラを紹介! バトルやフィールド情報も

文:電撃オンライン

 スクウェア・エニックスは、現在開発中のアーケード用対戦アクションゲーム『ディシディア ファイナルファンタジー』について、新情報を公開した。

『ディシディア ファイナルファンタジー』

 『ディシディア ファイナルファンタジー』は、2008年に発売されたPSP用の同名タイトルをブラッシュアップしたもの。グラフィックが刷新されているのはもちろん、3vs3ルールの採用をはじめ、さまざまな面が進化した完全新作となっている。

 先日の発表会“Closed Conference 2015”では、コーエーテクモゲームスのTeam NINJAが開発を担当していることや筐体デザイン、ロケテストの実施期間、さらに『ファイナルファンタジー タクティクス』のラムザ・ベオルブの参戦が明らかになった。今回は基本のシステムや登場するキャラクター情報、フィールドなどの情報が明らかになった。

■画面の見方

『ディシディア ファイナルファンタジー』

 左上にある青と赤のゲージが“勢力HP”。自分や仲間が戦闘不能になることで減少する。先にゲージがなくなったチームが負けになる。その上下にあるのが召喚ゲージだ。溜めることで召喚獣を呼び出し、自分をサポートしてくれる。左側にあるのはプレイ時間があり、その下にはバトルログが表示される。

 青いターゲットラインは、敵からロックオンされている状態を指す。赤いターゲットラインは、敵が攻撃をしかけてきている合図だ。

 画面の右上にあるのは“ブレイクボーナス”。相手をブレイクすると、このポイントをすべて獲得できる。またその下には、敵や味方の位置関係やギミックを確認できるナビマップが見られる。

 左下には、仲間のステータス、プレイヤーキャラのステータスが表示されている。△ボタンに割り当てられているアイコンは、本作から実装されている新システムの“EXスキル”のアイコンだ。その世に描かれている数字はブレイブ値で、攻撃力に該当する。□ボタンでHP攻撃をヒットさせると、この値のダメージを与えられる。

 右下には、敵チームの情報が表示されている。またその下には、タッチパネル式のチャットアイコンが存在。仲間と意思の疎通をする時に活用してみては?

■バトルの基本とは!?

 ○ボタンのブレイブ攻撃と、□ボタンのHP攻撃という2種類の攻撃パターンが、バトルのベースになる。ブレイブとは攻撃力で、○ボタンで相手を攻撃すると相手のブレイブ値を削って、自分のものにできる。

『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲ブレイブ攻撃

 □ボタンのHP攻撃は、相手のHPに直接ダメージを与えられる。HPをゼロにしないと相手を倒せないので、ブレイブ攻撃とHP攻撃を活用していこう。

『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲HP攻撃

 ただし、HP攻撃後は注意が必要だ。HP攻撃をヒットさせると、自身のブレイブ値がゼロになる。この瞬間を狙われ、相手から攻撃を受けるとブレイクしてしまい、画面右上のボーナス値が敵に入ることになる。

 “EXスキル”は本作の新要素。使用することで、バフ・デバフ効果がつくアビリティをバトル前にセットしておくことができる。キャラ固有のものをデフォルトで1種類装備しており、残り2枠を自由にカスタマイズできる。

『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲EXスキル
『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲バトルセット画面

■キャラクター紹介

●ウォーリア・オブ・ライト 『ファイナルファンタジー』

『ディシディア ファイナルファンタジー』 『ディシディア ファイナルファンタジー』

「光あるかぎり、私は闘う」 (声優:関俊彦)

 近接よりではあるが、中距離からでも攻撃できるバランスがとれたキャラクター。攻防一体となった技が魅力だ。

 原作ではクリスタルに選ばれし“光の戦士”。過去の記憶を持たず、名も出生も謎に包まれている。

『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲シールドを利用した攻撃が多いウォーリア・オブ・ライト。リーチが長いので、地上、空中を選ばずに幅広く戦うことができる。
『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲シャイニングウェーブは健在。前作から技の性能が一新されているので、ブレイブ攻撃とHP攻撃では違いがはっきりと出るようだ。

●オニオンナイト 『ファイナルファンタジーIII』

『ディシディア ファイナルファンタジー』 『ディシディア ファイナルファンタジー』

「後悔したって知らないよ」 (声優:福山潤)

 原作では幼いながらも知恵と勇気を秘め、伝説の“オニオンナイト”の称号を得た少年騎士。

 すばやい身のこなしと手数の多さが特徴だ。ジョブを切り替え、さらにバトルに緩急をつけることができるトリックタイプとなっている。

『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲『FFIII』といえば、多段ヒットがおなじみだ。本作に多段ヒットはしっかりと収録されている。
『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲攻撃だけでなく、魔法もお手の物。物理、魔法と多彩な攻撃をしかけ、翻ろうしてくる。

●ティナ・ブランフォード 『ファイナルファンタジーVI』

『ディシディア ファイナルファンタジー』 『ディシディア ファイナルファンタジー』

「未来のために闘う」 (声優:福井裕佳梨)

 遠距離からの魔法攻撃が得意。移動しながら魔法を連射できる能力が魅力だ。

 原作での設定は、魔導の力を持っている少女。帝国に操られて自分を見失っていたが、ともに戦った仲間たちが育んだ“愛する気持ち”で世界を救った。

『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲魔法のスペシャリストであるティナは、ほとんどの魔法を移動しながら使うことができる。相手との距離をとりながら攻撃していこう。
『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲牽制で魔法からのHP攻撃。ブレイブ攻撃で魔法を散らして、HP攻撃のメルトンを混ぜながら攻撃している。

●クラウド・ストライフ 『ファイナルファンタジーVII』

『ディシディア ファイナルファンタジー』 『ディシディア ファイナルファンタジー』

「俺はもう、迷わない」 (声優:櫻井孝宏)

 原作では過去と対峙し苦悩を続けた青年。星をめぐる巨大な戦いの渦に巻き込まれ、自身を取り戻す旅となった。

 本作では、超接近戦タイプで多彩な剣技の使い手。技の1つ、1つに“溜め”が設定されているので一気にブレイブを削ることができる。

『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲クラウドの代名詞でもある“凶斬り”は、空中でも使えるように。この凶斬りも溜めが可能だ。
『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲バスターソードの剣圧から竜巻を起こして攻撃するブレイブ攻撃の“画竜点睛”。溜めることで削れるブレイブがさらに上昇し、相手をはじき飛ばすように。

●ライトニング 『ファイナルファンタジーXIII』

『ディシディア ファイナルファンタジー』 『ディシディア ファイナルファンタジー』

「前だけ見てろ」 (声優:坂本真綾)

 高い戦闘能力とスピードを武器に主に近接攻撃を得意としている。原作のオプティマチェンジのように、バトルスタイルを切り替え、攻撃範囲を広くとって戦うことができる。

『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲ブラスターでの遠距離攻撃が炸裂! ライトニングの魅力は、遠近問わずに多彩な攻撃できることと相手を圧倒するスピードだ。
『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲HP攻撃の“絶影”。すばやい突進から、斬鉄剣で斬りつける。技の出が早いので、ブラスターの魔法に絡めて出すのが有効的だ。

●ヤ・シュトラ 『ファイナルファンタジーXIV』

『ディシディア ファイナルファンタジー』 『ディシディア ファイナルファンタジー』

「ここで沈んでもらうわ」 (声優:茅野愛衣)

 遠距離からの魔法攻撃を得意とするキャラクターで、シリーズ初参戦となる。原作ではエオルゼアの秩序と均衡を守る“暁の血盟”の賢者の1人で、白魔法を得意とする幻術士。

『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲ホーリー:吸引効果があるため、ブレイブ攻撃で魔法をばらまいて、敵に近付いてホーリーを放つというややテクニカルなキャラクターだ。
『ディシディア ファイナルファンタジー』
▲ストーン、エアロなどの魔法を得意とする。ティナの魔法とはまた違った性能を持ち、ヤ・シュトラはバフ・デバフ効果が高い技を使用できる。

■召喚獣・イフリートが判明

『ディシディア ファイナルファンタジー』

 炎の化身。PSP版の召喚獣は“召喚石”を使用すると、ある効果が発動するというものだったが、本作ではフィールドに登場し、怒涛の攻撃をするという。一時的ではあるが4対3という状況を作り出せるため、有利にバトルを運ぶことができる。

『ディシディア ファイナルファンタジー』

 召喚獣は、手もとのコントロールパネル中央にあるクリスタルパッドを、押し続けることで召喚できる。召喚詠唱は、1人よりも3人で行うことで、よりすばやく達成できる。なお、場に召喚獣が出ている状態では、相手は召喚を行うことができない。

■2つのフィールドが判明

●“FF:コーネリア”

『ディシディア ファイナルファンタジー』

 草原の奥に、コーネリア城がたたずんでおり、まさに『ファイナルファンタジー』のオープニングを再現したステージ。当時はドット絵だったため、HD高画質になったこのエリアは、シリーズ初となる。

 バトルステージとしては、地形が複雑ではないため、比較的戦いやすい。奥に見えている森の付近もバトルエリアとして活用できるため、広い範囲で戦える。

●“FFVII:ミッドガル”

『ディシディア ファイナルファンタジー』

 『FFVII』のオープニングは、ミッドガルの全景からスタートする。このすべてがバトルエリアではないが、街を見下ろして戦える見晴らしのいい場所が戦いの舞台となる。

 先ほど紹介したコーネリアとは対照的に、障害物が多い。この障害物を利用することで優位に戦えるキャラもいる。

■ゲームモード“神々の闘争”を紹介

 “神々の闘争”は、本作の根幹にあるメインのゲームモード。2つの勢力のどちらかに参加して、所属勢力にポイントをため、ポイント数の合計値で競うことになる。チームでの参加、ソロでの参加、CPU戦のみの参加と大きく3種類が用意させている。

 3vs3のタイトルだが、必ずしも3人集まらないと楽しめないわけではない。ソロ出撃の場合は他の店舗でプレイしているユーザーとチームを組むことになるので、協力して勝利へと導こう。

■ロケテスト第1弾
【開催日】2015年4月17~19日
【営業時間】10:00~24:00(全店舗共通)
【開催店舗】
・Hey (東京)
・仙台レジャーランド一番町店 (宮城県)
・名古屋レジャーランドささしま店 (愛知県)

■ロケテスト第2弾
【開催日】2015年4月24~26日
【営業時間】10:00~24:00(全店舗共通)
【開催店舗】
・セガ池袋GiGO (東京)
・ラウンドワンスタジアム千日前店 (大阪)
・タイトーステーション 福岡天神店 (福岡)

※ゲーム画面は開発中のもの。
(C)2015 KOEI TECMO GAMES/SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA

データ

▼『ディシディア ファイナルファンタジー』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:AC
■ジャンル:対戦アクション

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