2015年4月14日(火)
アーケード用対戦アクションゲーム『ディシディア ファイナルファンタジー』の緊急特番“春の祭典スペシャル”で公開された情報をまとめてお届けする。
※画像は配信映像からキャプチャしたもの。
初めは、4月10日に開催された発表会の振り返りトークからスタート。コーエーテクモゲームスとのタッグで開発していること、PS4のコアシステムを使用していることが改めて紹介された。アーケード基盤との違いは、グラフィックの美しさだけでなく、作りやすさにもあるという。
本作の開発コード名“ディケイド”には、“ディシディアアーケードの略語”と“10年期”という2つの意味があるとのこと。10年間遊べるアーケードタイトルとして作る開発陣の熱意が込められており、PS4に移植後もアーケードと連動した仕掛けなどを用意するそうだ。
続いて、“『ディシディアFF』っておもしろいの?”と題し、シリーズの特徴やアーケードならではの要素が紹介された。バトルは“ブレイブ攻撃→HP攻撃”のサイクルが基本。ブレイブを多く持つ相手は危険である反面、こちらのブレイブを一気に増やすチャンスにもなり、ここから生まれる駆け引きが熱いポイントになるという。
▲ブレイブ攻撃で吹っ飛ばした相手は、他のプレイヤーが追撃することもできる。こうした連携攻撃を意識した立ち回りも重要になりそうだ。 |
召喚獣は“超必殺技”的な効果あり、召喚ゲージがたまると呼び出せる。詠唱には時間がかかり、いっしょに詠唱する仲間が多いほど早い。詠唱中に攻撃を食らうと中断させられるため、仲間を守るか、いっしょに詠唱するかの判断もポイントに。
▲使用する召喚獣は、パーティ内で投票して決める。バトル中は設定した召喚獣のオートアビリティも付くようで、すでに公開されているイフリートの他、オーディンのことも言及していた。 |
操作方法については、ダッシュ中の攻撃を新たに導入している以外、前作とほぼ同じ。駆け引きに専念できるよう、コマンドは全キャラでほぼ共通にしているという。なお、公式サイトではロケテストで使用できる6キャラのコマンドリストが公開されている。
ここで、先日の発表会“Closed Conference 2015”で使用キャラ数に誤解を招く表現があったとのことで、お詫びと訂正が。稼働当初は各ナンバリングタイトルから1キャラずつの14キャラになり、サービス後のアップデートを経て最終的にトータル50体を目指しているという。
▲前作のキャラは全員出す予定であることも補足していた。 |
その後は、4月17日から始まるロケーションテストの追加情報が公開。ロケテは店舗内対戦のみとなり、6人で同時に対戦して交代という流れになるようだ。また、ロケテストで使ったNESiCAのデータを正式版に引き継ぐことで、ちょっとした特典があるとのこと。
▲ロケテストでは6キャラを使用できる。 |
▲バトルセットはあらかじめ2種類が用意されている。 |
最後の解説を交えた実機プレイ(ロケテストVer.)では、立ち回りのヒントにもなる情報がいくつか公開された。まとめて掲載するので、ロケテストでぜひ役立ててほしい。
・自分と相手を結ぶラインは、敵にロックオンされている証拠。これが赤く光ったら敵が攻撃をした合図なので、回避や防御を意識する。
・ガードは“HP攻撃”を除く攻撃を360度防ぐが、これを続けていると気絶する。
・ステップは追尾性のある攻撃を避けるためのもので無敵時間がない。
・“HP攻撃”の数値が紫色に光ったら、ロックオンしている敵を一撃で倒せる合図。
・戦闘不能後は、敵から姿が見えない状態で任意に復帰する場所を選べる。相手の意表を突いた攻めを狙おう。
・召喚コアを攻撃すると召喚ゲージが一気に上昇する。
・召喚獣の攻撃には粒子状の予兆あり、そこから離れば攻撃を避けやすい。
■ロケテスト第1弾
【開催日】2015年4月17~19日
【営業時間】10:00~24:00(全店舗共通)
【開催店舗】
・Hey (東京)
・仙台レジャーランド一番町店 (宮城県)
・名古屋レジャーランドささしま店 (愛知県)
■ロケテスト第2弾
【開催日】2015年4月24~26日
【営業時間】10:00~24:00(全店舗共通)
【開催店舗】
・セガ池袋GiGO (東京)
・ラウンドワンスタジアム千日前店 (大阪)
・タイトーステーション 福岡天神店 (福岡)
※筐体やゲーム画面は開発中のもの。
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CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA
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