2015年4月22日(水)
岸田メル氏が描く美しき少女たちを堪能!! 『スクールファンファーレ』レビュー
サイバーエージェントが配信を予定しているiOS/Android用アプリ『スクールファンファーレ』。キャラクターデザインを岸田メル氏、ゲーム音楽に視聴覚ユニットのみみめめMIMI(みみめめみみ)氏、編曲に前山田健一(ヒャダイン)氏、シナリオ監修に吉田玲子さんといった豪華クリエイター陣が担当しています。
美麗なキャラクターと音楽をテーマにした世界観がマッチした魅力的な本作のレビューをお届けします。
■動画:『スクールファンファーレ』PV
■『スクールファンファーレ』の3つのポイント
1:“音楽”をコンセプトにした世界観がたまらなくグッド!
2:歌って戦うリアルタイムバトルが楽しい
3:魅力的な美少女たちから好きなキャラを選んで“楽団”を作れる
▲“音楽”をテーマとしたストーリーがコミック形式で展開していきます。 |
▲バトルはリアルタイムで進行。行動ゲージがたまったキャラクターに指示を出して、敵に攻撃していきましょう。 |
▲多くのキャラの中から、お気に入りメンバーで“楽団”を結成できます。楽団メンバーと仲よくなれば、特別なシナリオが解放されますよ。 |
■リュトムス音楽院で巻き起こる“シュピラー”たちの物語
歌で戦う力を持つ少女たちを通称“シュピラー”と呼びます。プレイヤーはシュピラーを先導する指揮者となって、敵を倒していくことに。正体不明の敵である“ディソナンス”を打ち倒し、世界を平和に導きましょう。
舞台となるのは音楽都市にある“リュトムス音楽院”。学院ではクラシックからロックなど多岐に渡る音楽を学ぶことができ、将来音楽家を目指す多くの生徒が通っています。
▲コミック形式でストーリーが楽しめるので、とても読みやすいものとなっています。 |
“音楽バトル科”という特殊な学科が存在し、武器を具現化する力を持った生徒が通っています。主人公であるプレイヤーもその生徒の1人。ディソナンスと戦うため“小楽団”と呼ばれるチームを結成したプレイヤーたちは、修行と戦いの日々の中で絆を深めあっていきます。
コマ割りされた画面の中にキャラクターと吹き出しによるセリフが書かれており、見た目はマンガそのもの。キャラクターの表情や雰囲気がダイレクトに伝わってくるため、すらすらと読み進められました。
シリアス路線でストーリーは展開しますが、思わずクスッとしてしまうユーモアなシーンも。ぐいぐい引き込まれるシナリオとなっており、先が気になる物語は必見です!
▲ボイスつきなので、イヤホンの使用を推奨します! マンガを一気読みする感じで、ゲームの物語を楽しめます。 |
■音楽を取り入れたバトルは思わずリズムにのっちゃう!?
ステージはマップ上の生徒を動かして進めていくことになります。マップ内の“BOSS(ボス)”を撃破するとクリアとなり、次のストーリーが解放されるのです。
▲マップはボードゲームのようになっており、ボスの他にも敵やアイテムが点在します。移動回数や制限時間などはないので、すべてのアイテムを取得してからクリアするといいでしょう。 |
敵のマスに入ると、バトルが発生します。リアルタイムバトルとなっており、行動ゲージが満タンになった生徒から攻撃ができます。
生徒は“特技”を使用して攻撃を仕掛けていきます。効果はダメージを与えるものや回復するものなどさまざまな種類があり、これを使いこなしてバトルを切り抜けましょう。
▲それぞれのキャラには属性が設定されており、バトル画面にある体力の左にある武器アイコンが属性になります。また、相互関係は画面左上にあるアイコンで表示されていますよ。 |
生徒の中には“歌”と呼ばれる強力な特技を使用できる者がいます。発動すると、敵全体へのダメージや、味方の攻撃力上昇など、特技よりも高い効果が発揮されるのです。
さらに、“歌”を発動すると実際に歌が流れちゃうんです! 歌っているのは、もちろん使用した生徒。ちゃんとその生徒をイメージした曲になっているので、プレイの際はぜひ音量を上げて楽しんでほしいポイントです!
今回のプレイでは、立科弓ちゃんの歌“I,ME,MINE”しか聴けませんでしたが、配信が開始されたらもっとたくさんの歌が聴けるはず! 早くみんなの歌が聴いてみたいですね。
▲“歌”を発動すると床がカラフルになる演出が入ります。また、この演出が継続している間は効果が継続します。 |
ステージを進めたり、バトルで攻撃したりすると“連携技”ゲージがたまっていきます。連携技は、楽団のメンバーが奏でる合体攻撃のようなもの。
“敵全体にダメージを与える”といったものや、“敵の行動を遅らせる”ものなどの効果があり、楽団メンバーの組み合わせによって効果が変わってきます。
筆者はボス戦まで連携技を発動させずにとっておき、ボスバトルの開始と同時に発動していました。かなり強力なため、一気に優勢な状態からバトルを始めることができますよ。
▲連携技を発動すると、連携に参加するメンバーのカットインが入ります。 |
また、リアルタイムで他のプレイヤーたちと最大4人で共闘できる“協力バトル”が楽しめます。協力バトルでは通常よりも強力な敵が出現し、他のプレイヤーとはチャット機能を使っての意思疎通も可能です。
プレイヤーはストーリーや協力バトルをクリアすると、経験値やゲーム内資金“メル”を得られます。経験値が一定までたまるとランクアップして、ストーリーを行うために必要な行動Pの最大値などが上昇するのです。
さらに、出撃した楽団メンバーも経験値を得られます。キャラクターの合成ではなく、ストーリーを進めていくことで成長するコンシューマのRPGのような流れです。
■楽団に入れられる生徒がどれも魅力的すぎる!!
本作に華を添えてくれる岸田メル氏がデザインした女生徒たち。優しいタッチで描かれる生徒は、どれも個性的でかわいい子ばかり! 生徒は、ガチャを回すことで入手できます。
▲“歌”を習得しているキャラは、後に説明する“仲良しシナリオ”の画面でいつでも歌を聴くことができます。 |
楽団にはメインで戦う4人と、メインがやられた際に出撃できるサブを2人まで入れることができます。特にコストといった制限がないのはうれしいところ。
生徒は、ストーリーなどで得られる武器を装備してパラメータを上げられます。また、武器には特技が備わっており、装備すればすぐにバトルで使用できますよ。
▲楽団メンバーに武器と、考える要素がたくさんあります。楽団の編成に慣れるまでは、“おすすめ編成”でパッと組むのも手。 |
出撃した生徒たちはクリア後に経験値だけでなく、プレイヤーとの親密度を示す“仲良し度”が上昇していきます。仲良し度が一定まで達すると、“仲良しシナリオ”という特別なシナリオが開放されるのです。
仲良しシナリオでは、その生徒の内面に迫ったストーリーを堪能できちゃいます。お気に入りの生徒は積極的に楽団に入れて、どんどん仲よくなっていきたいですね。
▲ストーリー同様、仲良しシナリオもマンガ風に展開。もちろんボイスつきで楽しめます。 |
バトルを円滑に進めるメンバーか、お気に入りの生徒との親密な関係を築くか……。どちらを優先して楽団を編成するのか悩ましいところ。
筆者は、仲良しシナリオを見るためにお気に入りの生徒だけでバトルを進めていきました。やはりキャラ愛に勝るものはありませんし、何よりも仲良しシナリオが見たいという想いでどんどん進めてしまいました!
■筆者が溺愛する生徒はこの子!
筆者がお気に入りの生徒はSSRの“倉林晴菜”ちゃんです! 注目したいところは相手に大ダメージを与えつつ、自身の攻撃力アップの効果も得られる特技。かなり使い勝手がよく、バトルでは第一線で活躍してくれました。
▲虚弱体質とはとても思えないアグレッシブな攻撃系の特技。このギャップが魅力的なんです! |
■事前登録で貴重な生徒を手に入れよう
事前登録を行うと、プレイ開始時に“白本かりん”ちゃんをゲットできます。夏川椎菜さんが声を演じるかりんちゃんをここで手に入れておけば、序盤を有利に進められますよ!
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※画面は開発中のものです。
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