2015年4月25日(土)
バンダイナムコオンラインは、本日4月25日に開催された“ニコニコ超会議2015”にて、現在展開中のプロジェクト“ザクセスへブン”についての発表を行った。
“ザクセスヘブン”は、バンダイナムコオンラインとセガゲームス セガネットワークス カンパニーが共同で手掛けるプロジェクト。スタッフ・声優陣ともに強力な顔ぶれとなっており、各種メディアミックスも視野に入れているという。すでにiOS/Android用アプリ『ザクセスヘブン』の事前登録がスタートしている。
▲“ザクセスヘブン”のキービジュアル。 |
本日のイベントでは、iOS/Android用アプリに関するコンテンツの発表と、PCブラウザゲームの制作が決定したことが発表された。PCブラウザゲームのタイトル名は『ザクセスへブン リべリオン』。DMMゲームズが制作、バンダイナムコオンラインが企画・キャラクターおよびシナリオを担当するドラマティックRPGになるようだ。出演声優は総勢100人を超えるという。
2126年――再生首都・東京
秘密結社“組織”のエージェントだった少年は、ある日、すべての記憶を失っていた。
その忘却の果てにあるものを求め、少年は未だ見ぬ記憶を取り戻していく。
その終極にあるものは絶望か、それとも希望か……。
『ザクセスへブン リべリオン』は“シェアードワールド”をキーワードに、スマートフォン版と世界観・キャラクターを共有しながらまったく異なるストーリーが展開するという。スマートフォン版にあった私立翆嶺学園、紅蓮第壱商業高校、蒼鋼工業高校、しろつめくさ女学園、クロノス・ノワール・ハイスクールの5つの学校に加え、本作の主人公とヒロインが所属する秘密結社“組織”を新たに追加。さらに“桃色の学園”も追加する予定とのこと。
主人公 |
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▲東京の外にある秘密結社“組織”で育てられたエージェント。東京で目覚めた時、すべての記憶を失っていた。なくした記憶を取り戻すため、東京での諜報活動を始める。 |
月雫つむぎ(声:三森すずこ) |
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▲主人公とともに秘密結社“組織”で育てられたエージェント候補。ザクセス能力をかなり高いレベルで使いこなすことが出来る反面、暴走しやすい。記憶を失う前の主人公からもらった懐中時計を常に持ち歩いている。 |
室長(声:藤原啓治) |
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▲秘密結社“組織”の関東支部第八分室室長をしている猫のぬいぐるみ。常時ハイテンションだが、仕事に関しては真面目な面もある。無茶な命令をくだし、2人のエージェントを振り回す。 |
詳しくは本日オープンした公式サイトをチェックしてほしい。
【追記】
ここからは、本日“ザクセスヘブン”ブースで行われたステージイベントの模様をレポートしていこう。まずは、23日に事前登録が始まったiOS/Android用アプリ『ザクセスヘブン』の詳細を説明していくことに。
◆スタッフ(※敬略称)
【企画・原作】
古里尚丈(『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』企画プロデューサーなど)
【キャラクターデザイン】
久行宏和(『舞-HiME』キャラクターデザインなど)
佐々木洋平(『ファイ・ブレイン ~神のパズル~』キャラクターデザインなど)
松井章(『コードギアス 反逆のルルーシュ』作画監督など)
平井久司(『機動戦士ガンダムSEED』キャラクターデザインなど)
秋山由樹子(『ISUCA』キャラクターデザインなど)
◆参加声優(※敬略称)
【緑の学園】
前野智昭、志田友美、宮野真守、福山潤、遠藤綾
【紅の学園】
阿部敦、鳥部万里子、吉野裕行、緑川光、富樫かずみ
【蒼の学園】
古島清孝、原優子、諏訪部順一、杉田智和、沢城みゆき、沢城千春
【黒の学園】
國立幸
【白の学園】
芹澤優、茜屋日海夏、久保田未夢、若井友希、澁谷梓希、山北早紀
ステージには、バンダイナムコオンラインの近藤貴浩プロデューサー、セガゲームス セガネットワークス カンパニーの萱沼由晴プロデューサー、そして企画・原作を手掛けた古里尚丈氏が登壇した。
▲左から萱沼プロデューサー、古里氏、近藤プロデューサー。 |
なんといっても本作のウリとなるのが、20本を超えるアニメーション。アニメーションは、『ゲームの随所でシームレスに挿入され、ゲームを阻害しないような構成になっているという。
映像について聞かれた古里さんは、これまでに手掛けてきたTVアニメ作品などとは見せ方などが大きく違っており、そのギャップに苦労したそうだ。近藤プロデューサーとやり取りを重ねながら、新たなアニメの見せ方に挑戦したとのこと。
続いては、バトルシステムについて。本作のバトルでは、キャラクターたちの連携がカギになっており、爽快感あるバトルを楽しめるよう、演出にもこだわりを持って制作しているようだ。本日の発表では、6連携まであることが語られたが、達成するのはかなり難しいそうだ。
最後に発表されたのは、キャラクターについて。本作には150名以上のキャラクターが登場し、それぞれにきちんとしたストーリーが用意されているとのこと。また、イベント後半でメディアミックスについても触れられていたが、アプリのリリースと近いタイミングでスタート予定の無料配信コミックでも、キャラクターの掘り下げがなされていくようだ。
ここからは、本日発表されたPCブラウザ向けゲーム『ザクセスヘブン リベリオン』のコーナーへ。こちらについては速報でお伝えした通り。声優は20名以上出演するようだ。公開されたPVには、スマートフォン向けアプリ『ザクセスヘブン』に出演する声優の名前も見受けられた。
▲左からDMMゲームズの椿本桃代プロデューサー、花澤雄太エグゼクティブプロデューサー、バンダイナムコオンラインの中山哲郎プロデューサー、そしてスマホコーナーから引き続き近藤プロデューサーも登壇。 |
▲『ザクセスヘブン リベリオン』には、物語に華を添える存在として“桃色の学園”が登場する。『ザクセスヘブン』には登場しない予定だが、近藤Pは「人気が出るようであれば、ひょっとしたら……」と、登場の可能性をにおわせていた。 |
また、先にも述べたように“ザクセスヘブン”のコミック展開も決定。『コミックウォーカー』で初夏から、『コミック アース・スター』で夏頃から配信予定。メディアミックスは精力的に行っていくとのことで、ゲーム、コミックの他に小説、カードゲーム、フィギュアで展開予定とのこと。
ここからは、ゲストとして中村静香さんが登場。○×クイズで、本作の情報を復習していった。
▲中村静香さん。 |
クイズは全部で3問出題され、中には「“ザクセスヘブン”は、もうすでに映画の展開が予定されている?」というものも。答えは×なのだが、映画化は近藤プロデューサー&古里氏の“野望”のようで、近藤プロデューサーは「最終的な展開として映画化できれば……」とコメントしていた。
▲クイズには、このステージイベントのMCを務めていた百花繚乱さんも参戦! 中村さんと対戦する形になったが、3問すべてを正解した中村さんが勝利した。 |
クイズが終わったところでイベントも終了の時間に。イベント終了後の質問タイムでは、中村さんは「スタートしたばかりの“ザクセスヘブン”にかかわることができてうれしいです。ゲームとアニメの融合ということでどんなものになるのか楽しみです」と、ゲームの出来栄えに期待を寄せていた。また「ゲームに出演してみたいですか?」という質問には「図々しいかもしれませんが……もしも出ることができたらうれしいですね」と、笑顔を見せつつもはにかんだ様子で答えていた。
▲“ザクセスヘブン”ブースの模様もあわせてお届け。ブース正面には、ユリコ・タイガーさんが制服コスプレ姿を披露していた。 |
▲ユリコ・タイガーさんがお出迎えしてくれたアーチをくぐると、『ザクセスヘブン』のキャラクターデザインを担当する久行宏和氏たちの色紙が。 |
▲色紙が飾ってあるパネルの裏側には、登場人物たちの設定資料が飾られている。 |
▲マジックショーやおみくじ、クレーンゲームなど、“ザクセスヘブン”に登場する5つの学園をイメージしたアトラクションコーナーで遊ぶことも可能となっていた。 |
▲ブース内には、5つの学園の入学願書も配布されていた。より詳しく本作を知りたい人は、持ち帰って読んでみるといいだろう。 |
■“ニコニコ超会議2015”概要
【開催日】2015年4月25、26日
【時間】25日 10:00~18:00(最終入場17:30)/26日 10:00~17:00(最終入場16:30)
【場所】幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール
【入場券】
1日券:前売1,500円 当日2,000円
通し券:前売2,500円
優先入場券:1日券1,600円 通し券2,700円 ※先行販売のみ
※未就学児無料
※通し券は当日販売しない。
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