2015年5月2日(土)
5月2日~6日に、赤坂ACTシアターにて行われる舞台“ぷよぷよ オンステージ”。本公演のゲネプロ(通し稽古)が行われたので、その模様をお届けする。
“ぷよぷよ オンステージ”は、国民的パズルゲーム『ぷよぷよ』の24(ぷよ)周年を記念して企画されたもの。アルルやアミティ、りんごに加えて、シグやラフィーナ、クルークなど、ゲーム中に登場するさまざまなキャラが登場する。
物語は、願いをかなえてくれるという“ぷよぷよ”を中心に展開。その不思議なものを巡り、魔導学校の生徒やサタン、ルルーが入り乱れての“ぷよ勝負”が行われる。
『ぷよぷよ』の舞台化と聞いて、正直イメージできなかった筆者であったが、さまざまなキャラが登場する“漫才デモ”のような物語があり、その中で“ぷよ勝負”が行われるという雰囲気で、すごくわかりやすかった。また、“ぷよ勝負”では『ぷよぷよ』のゲーム画面を使った演出がふんだんに盛り込まれており、見応えもあった。
▲ゲーム中のキャラが登場。なお、アコール先生は語り部的な立ち位置だ。 |
▲ぷよ勝負では、連鎖による魔法ももちろん存在。「ばよえ~ん!」や「ファイヤーストーム」など、おなじみのセリフも聞ける。 |
▲スクリーン上では難度の高い連鎖を見ることができる。ゲームをやっていない人でも楽しめるが、プレイしているとより深く楽しめそうだ。 |
▲会場では“ぷよぷよ オンステージ”や『ぷよぷよ』グッズが販売されているので、購入してみては? |
▲さらに、“ぷよぷよ24周年記念”缶バッジや巨大なぷよと写真をとれるフォトコーナーも用意されている。 |
物語自体は、ドタバタのコメディ要素がふんだんにありつつ、努力や成長という要素もあり、予想以上にうまくまとまっているという印象。会期中は当日券も用意されるようなので、生で楽しみたいという人は足を運んでみては?
また、5月4日18:00からは舞台の模様がニコニコ生放送で有料配信される。視聴者には、『ぷよぷよ!!クエスト』ゲーム内で使えるアイテムコード(魔導石3個)が贈られる。
以下では、物語の中からいくつかの名(迷?)場面を紹介する。核心に迫るネタバレはないが、もし会場に足を運ぶ予定の人で新鮮な気持ちで見たいという人は、舞台を見てから読んでいただきたい。
▲ゲーム中でもおなじみのセリフは多数登場。シェゾは人気の「お前が欲しい!」だ。 |
▲立派な魔道師になるために、願いがかなうぷよを欲するアミティ。しかし本当にそれでいいの? |
▲アルルとサタンが一緒にダンス!? 一体何があったのか!? |
▲クルークがぷよぷよ探検隊に参加。ラフィーナはアミティの考えに不満があるよう……ですわ! |
▲シグのその独特な雰囲気に、ずっこけてしまうシェゾとりんご。やはり……ゆっくりしゃべるから……しょうがない? |
▲虫が好きなシグの性格は、舞台でも健在。どうやら特別な蝶を見つけたようだ。 |
▲舞台ならではの、キャラが一体となった演出も見どころの1つだ。 |
▲ルルーの希望で、サタンはバカンスすることに!? |
▲サングラスもかけて、すっかりその気のルルー。 |
▲格闘を得意とするルルーとラフィーナが激突!? いったいどうなってしまうのか? |
▲皆に指示を出すシェゾに対して、不満そうなクルーク。キャラの特長はこのようなところにも反映されている。 |
▲途中には、ミュージカルのように楽曲が挟まれることも。 |
▲マジメなシーンもあれば、ちょっとコミカルなシーンもあり、漫才デモが飛び出したかのようであった。 |
▲登場時にキャラの説明も入るため、シリーズを知らない人でもすんなり入れる“ぷよぷよ オンステージ”。興味がある人はチェックしてみては? |
■“ぷよぷよ オンステージ”概要
【開催日時】2015年5月2日~6日
【場所】赤坂ACTシアター 東京都港区赤坂5-3-2 赤坂サカス内
【チケット料金】S席 7,500円(税込)/A席 6,500円(税込)/ファミリー引換券(S席のみ) 大人7,500円(税込)、小人(※小学生以下)4,500円(税込)
【チケット取扱い】
・CNプレイガイド
・チケットぴあ(Pコード:443-483)
・イープラス
・ローソンチケット(Lコード:32003)
・ACTオンラインチケット
※ファミリー引換券は、CNプレイガイド、イープラス、ローソンチケットのみ取扱い
【スーパーバイザー】細山田水紀(『ぷよぷよ』シリーズ総合プロデューサー)、『ぷよぷよ』チーム
【プロデューサー】中山雅弘、麻田幹太
【脚本・演出】斎藤栄作
【主催】セガゲームス、ディー・バイ・エル・クリエイション
【制作】レイネット
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